世界中がハマる“ケーキ投げ”ライブ…スーパーセレブDJスティーヴ・アオキの魅力とは モデルプレスインタビュー
2015.10.30 15:43
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世界的に活躍するスーパーセレブDJ・STEVE AOKI(スティーヴ・アオキ、37)がモデルプレスのインタビューに応じた。
マイアミ生まれカリフォルニア育ちで、音楽プロデューサー、レーベルオーナー、自身のレーベルからアパレルラインも発表するなど多岐にわたり活躍し、EDMというジャンルを超えて、ダンス、ロック、パーティ全てのファンを飲み込んだSTEVE AOKI(スティーヴ・アオキ)。
ULTRA、TOMORROWLANDなどのマンモスフェスのヘッドライナーに名を連ね、米国の経済誌「フォーブス」では世界DJ長者番付で2年連続TOP5入り、イギリスの人気クラブ・DJ専門誌「DJ Mag(ディージェー・マグ)」では世界の人気DJランキングで2年連続No.10だった。
そんな彼は世界でも唯一無二として知られるステージからケーキを投げ込むパフォーマンスがライブにて行われる。これまで、世界中のギャルたちが「CAKE ME」というプラカードを持ってライブに集合するという現象が起きていた。
先日、東京と福岡にてスーパー・プレミアム・ワンマン・パーティ「STEVE AOKI LIVE “CAKE ME CRAZY”」を開催。そこで、モデルプレスでは東京公演前にインタビューを敢行し、世界中がハマる彼の魅力に迫った。
― 日本でもケーキまみれになりたいと思うファンが多いです。そもそもなぜ、ケーキを投げようと思ったのですか?
アオキ:2011年に僕のレーベルに所属しているアーティストの楽曲をプロモーションするためのアイデアだったんだ。曲をDJプレイしている間にケーキを投げて、みんながそれを見て広げていってくれて…。そしてたらみんな“CAKE ME”というサインボードを持ってくるようになったんだ。今から4年前の出来事になる。だから8000~10000回くらい、これまで人の顔にケーキを投げていると思う。
― アオキさんと言えばパフォーマンス中はいつもテンションが高いイメージがあります。どんなことを考えながらDJプレイをしているんですか?
アオキ:プレイ中、頭の中にあることは、今ここにいると感じること。そしてその瞬間に何が起きているのか明確でいること。今みたいにね!これって生きている中ですごく大切なことだと思うんだ。僕はみんなの顔を見ながらどんな表情をしているのか、知っている歌を一緒に歌ってくれているのかを見て、みんなとの繋がりを探そうとしている。そして心が繋がる瞬間があるんだ。それは本当に特別なものだけど、いつも起きてくれるし、エナジーをもらえているんだ。
― そうなんですね。ケーキ投げ以外にも、ボートで客席にダイビングしたりと、クレイジーなパフォーマンスが話題となりますが、どんなときにそのような演出が思い浮かぶのですか?
アオキ:ボートでのクラウドサーフィンは実はケーキ投げよりも前からあったアイデアなんだ。初めてやってみたのは、2009年のコーチェラ・フェスティバルのとき。ボートに乗ってみんなの上を流れる姿を気に入ってくれたんだ。これって本当に面白いし、盛り上がるし、ショーの中で触れ合いができるんだ。通念にとらわれず、自分の好きなように生きたいでしょ。そういう物事にとらわれない気持ちが何か新しいことにトライするときには必要不可欠なんだ。
― なるほど!では、次にやってみたい新しいパフォーマンスはありますか?
アオキ:いつも新しいことを考えるようにしている。最近は“ネオン・フューチャー・テクノロジー”と呼ばれているショーをやっているんだ。何かと言うとロボットがステージに登場する。でも、本物のロボットってどこにでも持って行けるわけではない。大きな労働力や技術も必要となる…。大変だけど、ショーにスパイスを加える新しい方法をいつも考えているんだ。
― これまで日本でも数々のショーをやってきましたが、他の国と比べて日本のファンの反応はいかがでしたか?
アオキ:日本のオーディエンスは曲に合わせて歌ってくれたりして、正直本当に素晴らしい。僕の言語が英語だからこそ、みんなが一緒に歌ってくれるのはより一層特別なんだ。日本のみんなが英語で歌ってくれるのは本当に嬉しい。正直言うと世界の中でも好きなお客さんの1つなんだ。日本人最高!
― 「ULTRA」や「SENSATION」など、世界各国で行われている大型フェスが日本でも開催されるようになり、EDMシーンに触れる機会が多くなりました。アオキさんのファンも確実に増えていると思うのですが、実感していることはありますか?
アオキ:間違いなく日本のファンとの交流はSNSを通じて増えたね。お客さんも僕のショーにたくさん来るようになったし、みんなももっと音楽のカルチャーを知りたいと思って来ている。みんなはこういう音楽カルチャーを聞きたいし、カルチャーの一部になりたいと思ってくれている。とっても美しいカルチャーだし、もしみんなが音楽を好きだと思ってくれているなら、規模が大きいフェスだったとしても、密接なものであり続けられるんだ。
― これまで幾度と無く来日していますが、日本ではどう過ごしていますか?
アオキ:食べ物以外に日本で好きなものと言えばファッション!世界のどこにいてもファッションが1番気になる。だから今回もたくさん買い物をするつもりだよ。
― 「DJ Mag」では昨年に続き世界のDJランキング10位でしたね。おめでとうございます。心境を教えてください。
アオキ:このランキングはトップ10・20・30…とどこを見ても戦いはものすごく厳しいんだ。世界的に影響力のあるDJばかり。だから、トップ10の場に立ったとき、本当に感謝の気持ちでいっぱいだったよ。“スティーヴ・アオキ”という名前を書いてくれた票をみんなが入れてくれたんだ。本当に感謝しているよ。だから、このトップ10について考えるとき、僕に投票してくれた全ての人のことを考えているんだ。とはいえ、これはコンテスト。これがなかったとしても、一生懸命音楽を作り続けるし、次の年、150位になったとしても、自分のやっていることを好きでい続けるよ。今より2倍ハードには働いて、この音楽カルチャーにもっとたくさんの人を巻き込むために、新しい方法を考えて、壁を越えて…と、チャレンジし続けるんだ。
― 最後に夢を追いかけているモデルプレス読者に夢を叶える秘訣を教えてください。
アオキ:君たちの夢に限界はないんだ。常に夢は大きく、でも小さなことからスタートする。そしてどんな勝利にも祝杯を上げるんだ。そうすれば、1つステップアップするたびに、立ち止まって感謝することができる。それが人生の中で君を前進させてくれる。なぜなら、立ち止まってどのくらい来たのか振り返らず突き進むと、失ってしまうこともあるし、全く違うゴールに変わってしまうこともある。つまり大事なことは、何かが起こったときに感謝をすることなんだ。
― ありがとうございました。
ステージでは予告通り、シャンパンや水をぶちまけたり、DJブースの上に立ったりとクレイジーなパフォーマンスを披露。ケーキ投げでは、「CAKE ME」コールが響き渡る中、次々と観客に投げつけ、会場をケーキまみれにした。
スーパー・プレミアム・ワンマン・パーティ「STEVE AOKI LIVE “CAKE ME CRAZY”」は福岡公演の翌日に東京公演を実施。インタビューは東京公演前に行ったが、前日の福岡公演について「小さな箱(会場)だったが、すごく温かいエナジーに溢れていて1人1人の顔がよく見えたんだ。とてもファミリースタイルのパーティだった」と振り返っていた。(modelpress編集部)
ULTRA、TOMORROWLANDなどのマンモスフェスのヘッドライナーに名を連ね、米国の経済誌「フォーブス」では世界DJ長者番付で2年連続TOP5入り、イギリスの人気クラブ・DJ専門誌「DJ Mag(ディージェー・マグ)」では世界の人気DJランキングで2年連続No.10だった。
そんな彼は世界でも唯一無二として知られるステージからケーキを投げ込むパフォーマンスがライブにて行われる。これまで、世界中のギャルたちが「CAKE ME」というプラカードを持ってライブに集合するという現象が起きていた。
先日、東京と福岡にてスーパー・プレミアム・ワンマン・パーティ「STEVE AOKI LIVE “CAKE ME CRAZY”」を開催。そこで、モデルプレスでは東京公演前にインタビューを敢行し、世界中がハマる彼の魅力に迫った。
― 日本でもケーキまみれになりたいと思うファンが多いです。そもそもなぜ、ケーキを投げようと思ったのですか?
アオキ:2011年に僕のレーベルに所属しているアーティストの楽曲をプロモーションするためのアイデアだったんだ。曲をDJプレイしている間にケーキを投げて、みんながそれを見て広げていってくれて…。そしてたらみんな“CAKE ME”というサインボードを持ってくるようになったんだ。今から4年前の出来事になる。だから8000~10000回くらい、これまで人の顔にケーキを投げていると思う。
― アオキさんと言えばパフォーマンス中はいつもテンションが高いイメージがあります。どんなことを考えながらDJプレイをしているんですか?
アオキ:プレイ中、頭の中にあることは、今ここにいると感じること。そしてその瞬間に何が起きているのか明確でいること。今みたいにね!これって生きている中ですごく大切なことだと思うんだ。僕はみんなの顔を見ながらどんな表情をしているのか、知っている歌を一緒に歌ってくれているのかを見て、みんなとの繋がりを探そうとしている。そして心が繋がる瞬間があるんだ。それは本当に特別なものだけど、いつも起きてくれるし、エナジーをもらえているんだ。
― そうなんですね。ケーキ投げ以外にも、ボートで客席にダイビングしたりと、クレイジーなパフォーマンスが話題となりますが、どんなときにそのような演出が思い浮かぶのですか?
アオキ:ボートでのクラウドサーフィンは実はケーキ投げよりも前からあったアイデアなんだ。初めてやってみたのは、2009年のコーチェラ・フェスティバルのとき。ボートに乗ってみんなの上を流れる姿を気に入ってくれたんだ。これって本当に面白いし、盛り上がるし、ショーの中で触れ合いができるんだ。通念にとらわれず、自分の好きなように生きたいでしょ。そういう物事にとらわれない気持ちが何か新しいことにトライするときには必要不可欠なんだ。
― なるほど!では、次にやってみたい新しいパフォーマンスはありますか?
アオキ:いつも新しいことを考えるようにしている。最近は“ネオン・フューチャー・テクノロジー”と呼ばれているショーをやっているんだ。何かと言うとロボットがステージに登場する。でも、本物のロボットってどこにでも持って行けるわけではない。大きな労働力や技術も必要となる…。大変だけど、ショーにスパイスを加える新しい方法をいつも考えているんだ。
― これまで日本でも数々のショーをやってきましたが、他の国と比べて日本のファンの反応はいかがでしたか?
アオキ:日本のオーディエンスは曲に合わせて歌ってくれたりして、正直本当に素晴らしい。僕の言語が英語だからこそ、みんなが一緒に歌ってくれるのはより一層特別なんだ。日本のみんなが英語で歌ってくれるのは本当に嬉しい。正直言うと世界の中でも好きなお客さんの1つなんだ。日本人最高!
― 「ULTRA」や「SENSATION」など、世界各国で行われている大型フェスが日本でも開催されるようになり、EDMシーンに触れる機会が多くなりました。アオキさんのファンも確実に増えていると思うのですが、実感していることはありますか?
アオキ:間違いなく日本のファンとの交流はSNSを通じて増えたね。お客さんも僕のショーにたくさん来るようになったし、みんなももっと音楽のカルチャーを知りたいと思って来ている。みんなはこういう音楽カルチャーを聞きたいし、カルチャーの一部になりたいと思ってくれている。とっても美しいカルチャーだし、もしみんなが音楽を好きだと思ってくれているなら、規模が大きいフェスだったとしても、密接なものであり続けられるんだ。
― これまで幾度と無く来日していますが、日本ではどう過ごしていますか?
アオキ:食べ物以外に日本で好きなものと言えばファッション!世界のどこにいてもファッションが1番気になる。だから今回もたくさん買い物をするつもりだよ。
― 「DJ Mag」では昨年に続き世界のDJランキング10位でしたね。おめでとうございます。心境を教えてください。
アオキ:このランキングはトップ10・20・30…とどこを見ても戦いはものすごく厳しいんだ。世界的に影響力のあるDJばかり。だから、トップ10の場に立ったとき、本当に感謝の気持ちでいっぱいだったよ。“スティーヴ・アオキ”という名前を書いてくれた票をみんなが入れてくれたんだ。本当に感謝しているよ。だから、このトップ10について考えるとき、僕に投票してくれた全ての人のことを考えているんだ。とはいえ、これはコンテスト。これがなかったとしても、一生懸命音楽を作り続けるし、次の年、150位になったとしても、自分のやっていることを好きでい続けるよ。今より2倍ハードには働いて、この音楽カルチャーにもっとたくさんの人を巻き込むために、新しい方法を考えて、壁を越えて…と、チャレンジし続けるんだ。
― 最後に夢を追いかけているモデルプレス読者に夢を叶える秘訣を教えてください。
アオキ:君たちの夢に限界はないんだ。常に夢は大きく、でも小さなことからスタートする。そしてどんな勝利にも祝杯を上げるんだ。そうすれば、1つステップアップするたびに、立ち止まって感謝することができる。それが人生の中で君を前進させてくれる。なぜなら、立ち止まってどのくらい来たのか振り返らず突き進むと、失ってしまうこともあるし、全く違うゴールに変わってしまうこともある。つまり大事なことは、何かが起こったときに感謝をすることなんだ。
― ありがとうございました。
ステージでは予告通り、シャンパンや水をぶちまけたり、DJブースの上に立ったりとクレイジーなパフォーマンスを披露。ケーキ投げでは、「CAKE ME」コールが響き渡る中、次々と観客に投げつけ、会場をケーキまみれにした。
スーパー・プレミアム・ワンマン・パーティ「STEVE AOKI LIVE “CAKE ME CRAZY”」は福岡公演の翌日に東京公演を実施。インタビューは東京公演前に行ったが、前日の福岡公演について「小さな箱(会場)だったが、すごく温かいエナジーに溢れていて1人1人の顔がよく見えたんだ。とてもファミリースタイルのパーティだった」と振り返っていた。(modelpress編集部)
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