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ふらっと立ち寄れる「本格フレンチビストロ」が神楽坂に誕生! 名ソムリエ&実力シェフの『フロレゾン』
2019.07.09 17:03
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きちんとしたコースから深夜の一杯まで、使い勝手抜群なビストロが誕生
“プチフランス”と呼ばれる東京・神楽坂は、『ミシュランガイド東京』に掲載のレストランから気軽に一杯を楽しむワインバーまで多彩なスタイルのフレンチがそろう激戦区。
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席数は全部で24席。目の前でシェフの華麗な技を眺められるカウンター席は、まさにシェフズテーブル。通りを見下ろせる窓際のテーブルは親しい人との会食に、中央のテーブル席は友人同士のワイン会などに使えそう。営業は深夜2時30分までと遅く、21時以降はワイン一杯から楽しめるため、2軒目使いもできる。
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コスパ抜群の料理は細やかなフランス料理ならではの技法が生きる本格派
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コースは、アミューズ、冷前菜、温前菜、魚料理、肉料理、デザートという構成。内容は、旬をベースにその時々の仕入れにより変わる。アラカルトも前菜からメインまでそろうため、コースのように組み立てることも可能だ。
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なめらかな舌触りのパテ・ド・カンパーニュは、ジュッとグリエされることで香ばしさが増し、肉のうまみが一層濃く感じられる。添えられた無農薬のルッコラやからし菜は、シェフの出身地、青森県から取り寄せたもの。野菜そのもの味が力強く、パテの存在に負けていない。
クラシックをベースにシェフの個性が生きる食べ応え抜群のメイン料理
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デュグレレとは、魚を蒸し焼きにし、魚のだしや白ワイン、生クリーム、トマトを煮詰めたソースをかけたクラシックな料理。バターベースでありながら、トマトの酸味やハーブがきき、見た目より軽やかな味わいに仕上がっている。
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クセが全くなく、噛み心地がやわらかい。きめ細かな肉質と上品なうまみといった本州鹿の魅力を堪能できる。
上質な本州鹿のロースを鳴海シェフは最上の火入れで焼き上げた。ソースは鹿の出汁にブランデーで深みを加えたソース。リッチでコクのあるオトナの味わいだ。
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それぞれ個性が違うデザート。どちらを選ぶか迷うこと必須だろう。
お待ちかね! シニアソムリエによる至福のペアリング
オーナーである佐々木さんは、合格率10.3%(2016年)という難関資格、シニアソムリエの資格保持者。その佐々木さんが、鳴海シェフが作る料理に寄り添うバランスの良い味わいものを中心に、多彩なワインを厳選し、そろえている。
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「クラシックという基本を踏まえて、徐々に自分の料理を作って行きたいですね」と鳴海シェフ。
『フロレゾン』は「開花」という意味のフランス語。二人の個性が神楽坂の地で確実に大きな花を咲かせてくれそうだ。
【メニュー】
・コース料理(全6品、カフェ付) 6,500円~
・アラカルト
対馬、イサキのカルパッチョ 1,600円
長崎五島、黒むつのポワレ、デュグレレソース 2,800円
鳥取で捕れた本州鹿ロースのポワレ 3,500円
コニャック風味のテリーヌショコラとグラスパニーユ 700円
グラスワイン 800円~
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税別です
※アラカルトは別途500円のチャージあり
撮影:小野千明
Floraison(フロレゾン)
東京都新宿区神楽坂3-6-29 MIビル2F050-3477-8747(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
ランチ 12:00~15:00
(L.O.14:00)
ディナー 17:30~23:30
(L.O.21:30、ドリンクL.O.23:00)
月曜日
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この記事の筆者:小田中雅子(ライター)
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