大河「光る君へ」初回 狂気の道兼(玉置玲央)、セリフの“字幕表記”に注目集まる「いつか知る日が…」
2024.01.08 18:03
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女優の吉高由里子が主演を務める大河ドラマ「光る君へ」(総合テレビ、毎週日曜午後8時~/BS・BSP4K、毎週日曜午後6時~/BSP4K、毎週日曜午後0時15分~)が2024年1月7日から放送開始。字幕の表記に注目が集まっている。<※以下ネタバレあり>
吉高由里子主演大河ドラマ「光る君へ」
平安時代を舞台に、壮大で精緻な恋愛長編「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)を吉高が演じ、「源氏物語」執筆に欠かせない1人の男性・藤原道長を柄本佑が演じる。ドラマでは紫式部が生涯心を寄せ、陰に陽に影響しあいながら人生をたどる生涯のソウルメイトとなる。「光る君へ」初回 まひろの母・ちやは(国仲涼子)が藤原道兼(玉置玲央)に殺される
1000年の時を超える長編小説「源氏物語」を生み出した女流作家・紫式部の波乱の一代記。平安中期、京に生を受けた少女まひろ(落井実結子)、のちの紫式部。父・藤原為時(岸谷五朗)の政治的な立場は低く、母・ちやは(国仲涼子)とともに慎ましい暮らしをしている。ある日まひろは、三郎(のちの道長/木村皐誠)という少年と出会い、互いに素性を隠しながらも打ち解けあう。初回のラストでは、まひろが道長の次兄・藤原道兼(玉置玲央)の前へ飛び出してしまい、落馬させてしまう。道兼はカッとなり、まひろを庇って謝罪したちやはを斬って殺害。母親の死に関与し、罪の意識を背負ったまひろだが、父・為時からは死の真相を口止めされた。
兄の道隆(井浦新)にすべてがかなわず、父の愛情に飢えていた道兼。三郎へも度々暴力を振るうほど気性が荒い性格であることが描写されており、日頃の苛立ちが積み重なった結果の行動だったことが窺えた。
「光る君へ」藤原道兼の字幕表記に注目集まる
ネット上で話題になったのがまひろが父に「ミチカネが殺したの!」と泣きじゃくりながら訴えるシーンの字幕表記。漢字の「道兼」ではなくカタカナの「ミチカネ」だったため、まだ幼いまひろは従者が呼んだ名前であるミチカネ=三郎/道長の兄と一致していないことを示しているとも考えられ、「まひろがいつか知る日が来るのか…」「これが道長に繋がるとは切ない…」と反響が。いつかまひろが道長の素性を知る日をどう描くか関心が寄せられ、「字幕でみると色々知れる」「秀逸な字幕の使い方」「これから字幕でみよう」と字幕での味わい方が広まっていた。
また、返り血で顔を汚した道兼を目撃した三郎、犯人=道兼と認識したかはっきりとは描かれなかったが、道兼・道長の父で右大臣の兼家(段田安則)に職を紹介してもらったため、今後も逆らうことは毛頭できないであろうまひろの父・為時、真実を知っている2人の胸中や今後の行動も気になるところ。道兼との悲劇のきっかけは、まひろが三郎に会おうと急いでいたためでもあり、長きにわたる道長家との宿命を予感させた。(modelpress編集部)
情報:NHK
【Not Sponsored 記事】
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