吉永小百合、スピーチ中に“息子”二宮和也接近「浜辺美波ぶりなんです」23年ぶり主演女優賞受賞<第66回ブルーリボン賞>
2024.02.08 17:00
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女優の吉永小百合が8日、都内にて開催された在京スポーツ新聞7社で構成される東京映画記者会が選考する映画賞「第66回ブルーリボン賞」の授賞式に出席。主演女優賞を受賞し、司会の二宮和也とのやり取りを見せる場面があった。
吉永小百合、スピーチ中に二宮和也接近
山田洋次監督最新作「こんにちは、母さん」で大泉洋演じる神崎昭夫の母であり、永野芽郁演じる舞の祖母である福江を演じた吉永。その瑞々しい演技を評価され、23年ぶりに「ブルーリボン賞」に輝いた。上品な黄色とすみれ色が印象的な着物姿で登壇した吉永は「ブルーリボン賞の受賞とびっきり嬉しゅうございます」と挨拶。司会の倍賞千恵子とは「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」(1974)で共演、二宮和也とは「母と暮せば」(2015)で親子役を演じていたことに触れ、二宮については「それ以来本当の息子のように思っていて…」と心情を明かした。
すると二宮は笑顔で司会の席を離れ、吉永にそろりそろりと接近。報道陣に「写真撮っておきましょうか!ありがとうございます」とユーモアたっぷりに呼びかけ、会場を盛り上げた。
さらに二宮は、2000年の「長崎ぶらぶら節」以来、23年ぶりの受賞だと伝え「23年ぶりなんですけど、そこで驚いたのが浜辺美波ぶりなんです」と現在23歳の浜辺美波が生まれた年以来の受賞だと言及。「生まれてから今日ぶりなんです。もう浜辺美波出来上がっています」と強調すると、吉永は「元気な限りは大好きな映画の世界でやらせていただきたい」と今後も女優業を続けたいと意気込みを語っていた。
ブルーリボン賞とは
ブルーリボン賞は、青空の下で取材するスポーツ紙記者が選考し、賞状に青いリボンを巻いて贈呈している。1950年に創設され、中断期間がありながら、今年で66回目を迎えた。受賞者への記念品は、記者の象徴として万年筆を贈呈。映画に取り組む姿勢や人柄も選考に含まれるのが特徴だ。授賞式は例年、前年度の主演賞受賞者の2人が司会を務めており、「ラーゲリより愛を込めて」「TANG タング」で主演男優賞を受賞した二宮、「PLAN 75」で主演女優賞を受賞した倍賞が登壇した。なお、今年度の授賞式はコロナ禍を経て4年ぶりの開催となった。(modelpress編集部)
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