新海誠監督、3年ぶり最新作を発表「君の名は。」「天気の子」に続く作品に<すずめの戸締まり>
2021.12.15 17:50
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アニメーション監督の新海誠が15日、都内にて最新作の製作発表会見を行い、「すずめの戸締まり」を2022年秋に公開することを発表した。
ロードムービー「すずめの戸締まり」
同作は、日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描くロードムービー。見たこともない風景。人々との出会いと別れ。驚きと困難の数々。それでも前に進むすずめの物語は、不安や不自由さと隣り合わせの日常を生きる我々の旅路にも、一筋の光をもたらす。深海監督は、「公開は来年の秋でちょっと先で、お話できないことが結構多いんですけど」と言いつつ、3つのキーワードで説明。「1つ目は日本列島各地を巡るロードムービーにしたい。2つ目は扉を閉じていく物語を作りたい。3つ目は映画館に足を運ぶ理由になる映画を作りたい」と話した。
新海誠監督「すずめの戸締まり」3つのキーワードを説明
1つ目については「日本全国広くを舞台にした冒険映画です」といい、その理由として「これまで各地に舞台挨拶に伺うと、『次は僕の街を舞台に』と言われることが多く、嬉しいんですけど、全部は出せないし、どうしようかなと思って、今回はロードムービーにすることによって、各地を舞台にしました」と説明。2つ目について、「なにかを始めることよりも終わらせるこの方が難しい。映画作りもまさにそうで、仕事や恋愛など、生活の中で閉じることが難しい」という理由で“扉を閉じる物語”を目指しているという。「今は可能性を開くより、散らかった可能性をきちんと見つめて、あるべき手段できちんと閉じていく。本当に新しい場所を見つけるべきなんじゃないかなと思い、開くより、閉じていく物語にしたいと思いました」と話した。
3つ目について「劇場映画館は人間の持っている特別な能力を発揮させてくれる場所だと思います」といい、「能力というのは、感情移入する、物語に没入するとかあると思います。家でリラックスして見ても発揮するけど、映画館に足を運んで、暗闇で見るともっと強く発揮するので、そういうことができるような映画作り、音作りをやっていきたいし、すずめがいるから映画館に行きたいなと思ってもらえたら」と自身の思いも明かした。
新海誠監督、3年ぶり作品に
少年少女の物語を、美しい色彩と無二の音楽で紡ぎ出す“新海ワールド”は、国境や世代の垣根を超え多くの人々を魅了し、生み出してきた作品は高く評価されてきた。そして、『君の名は。』(2016年)、『天気の子』(2019年)に続き、3年ぶりとなる最新作が始動する。キャラクターデザインを務めるのは、『君の名は。』、『天気の子』と新海監督作品のみならず、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(2021年)の作画監督を務めるなど、今や日本を代表するアニメーターとなった、田中将賀。作画監督は、『星を追う子ども』、『言の葉の庭』、『君の名は。』と新海監督作品を多く手掛けてきた土屋堅一。美術監督には『君の名は。』『秒速5センチメートル』などで繊細かつドラマチックな背景を生み出した丹治匠と、日本最高峰のスタッフが新海監督の元に集結した。
なお、この日の会見には、「君の名は。」ヒロイン・宮水三葉役の上白石萌音、「天気の子」ヒロイン・天野陽菜役の森七菜も登壇した。(modelpress編集部)
「すずめの戸締まり」ストーリー
九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年に出会う。彼の後を追うすずめが山中の廃墟で見つけたのは、まるで、そこだけが崩壊から取り残されたようにぽつんとたたずむ、古ぼけた扉。なにか引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばすが…やがて、日本各地で次々に開き始める扉。その向こう側からは災いが訪れてしまうため、開いた扉は締めなければいけないのだという。
――星と、夕陽と、朝の空と。迷い込んだその場所には、すべての時間が溶けあったような、空があった――
不思議な扉に導かれ、すずめの“戸締まりの旅”がはじまる。
【Not Sponsored 記事】
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