小松菜奈、林遣都にあだ名つける「別人じゃんって笑っていた」<恋する寄生虫>
2021.09.29 20:36
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俳優の林遣都と女優の小松菜奈が29日、都内で行われたW主演映画「恋する寄生虫」(11月12日公開)の完成披露試写会に、メガホンをとった柿本ケンサク監督とともに登壇した。
本作は、新鋭作家・三秋縋の『恋する寄生虫』を原案に、孤独な2人が「虫」によって「恋」の病に落ちていく、臆病者たちの切なくも美しい“恋×虫”ラブストーリー。極度の潔癖症で人と関わることができずに生きてきた青年・高坂賢吾役を林が、視線恐怖症で不登校の高校生・佐藤ひじり役を小松が演じる。
また、自身の役を演じる上で意識した点を尋ねられると、林は「どういった生い立ちで、それくらいの期間、そういった風に過ごしてきたかというところを考えたときに、本当に人とずっと接触してこなかった人間同士が出会って、距離の詰め方とか、何を感じるかというところに気をつけながら演じました」と明かし、小松は「視線恐怖症の表現の仕方が難しくて、冒頭に高坂に対して『同じ匂いを感じた』というセリフがあるんですけど、最初は目を見られないけど、“この人だったら大丈夫かも”みたいな部分をヒントにしながらやっていました。でも他人に対しては縮こまっちゃう部分だったり、ヘッドホンがひじりにとっての鎧でもあって、それのさばき方とか、考えることがいろいろあって、“自分ではこう見せたい”ということもありながら、そこも相談しながらで難しい役でした」と回顧した。
一方、小松は「現場が始まる前に、ラブストーリーでもあるのでどうやって距離を縮めていこうかと考えたときに、あだ名をつけようと思って“ケント・デリカット”って最初に呼んだら『それはもう別人じゃん』って笑っていて、それでも“私は負けない”と思ってずっとそう呼んでいたら、『それクセになってきた』って言っていて(笑)。喜んでもらえていたのかなとかわからなかったんですけど、自分の距離の縮め方が小学生男子みたいでしたね(笑)」と笑い、「遣都さんはお芝居に対する姿勢やアプローチがすごく真面目な方なので、自分が戸惑ったり迷ったときに全部話せる人で、それを遣都さんが家に持ち帰ってくださって、それを『こう思うんだよね』って考えてきてくださったりして、本当に優しいなと思って現場で救われました」語った。
小松は「恋する塗り絵」と答え、「家で何をしようかなと思って、『大人の塗り絵』というのがあって、色を塗るのがすごく好きなので、世界の名画の塗り絵をしているんですけど、『大人の塗り絵』という響きがいいなと思って入って(笑)、そこからゴッホだったりモネの作品を自分の想像で塗り絵をすることにハマっていて、無心になれるので2時間とか3時間とかずっとやりながら、いい時間だなと思ってハマっています」と笑顔を見せ、「顔とか緑で塗ったりしているんですけど(笑)、自分が描いたみたいな優越感に嬉しくなるんですけど、集中力も上がるので、その時間が楽しいです」と声を弾ませた。(modelpress編集部)
林遣都&小松菜奈、演じる上で意識した点は?
本作を見ての感想を求められると、林は「撮影の中で虫のイメージ映像だったり、CGだったり、どういう仕上がりになるのかわからない部分がたくさんあって、出来上がった映像を見て柿本さんの腕というか、抜群のセンスだったり、いろんな演出に感動しました。ラブストーリーじゃない部分の映像美だったり、音楽だったり、いろんな面で楽しめる作品だなと感じました」と目を輝かせ、小松は「脚本の段階ではCGの部分はわからなかったので、どんな風に完成するのか楽しみだったんですけど、高坂は潔癖症で私は視線恐怖症という、言ったら見えないものとの苦しみを抱えていて、柿本さんの手によってそれが体感できるというか、CGの部分でその人の状況を感じられるので新しいなと思いました。冒頭の遣都さんとCGが美しくて、見ている私も見入ってしまう美しさがスクリーンの中で広がっていて、目の保養でした」と興奮気味に語った。また、自身の役を演じる上で意識した点を尋ねられると、林は「どういった生い立ちで、それくらいの期間、そういった風に過ごしてきたかというところを考えたときに、本当に人とずっと接触してこなかった人間同士が出会って、距離の詰め方とか、何を感じるかというところに気をつけながら演じました」と明かし、小松は「視線恐怖症の表現の仕方が難しくて、冒頭に高坂に対して『同じ匂いを感じた』というセリフがあるんですけど、最初は目を見られないけど、“この人だったら大丈夫かも”みたいな部分をヒントにしながらやっていました。でも他人に対しては縮こまっちゃう部分だったり、ヘッドホンがひじりにとっての鎧でもあって、それのさばき方とか、考えることがいろいろあって、“自分ではこう見せたい”ということもありながら、そこも相談しながらで難しい役でした」と回顧した。
小松菜奈、林遣都にあだ名つける
そんな2人は今作で初共演だったそうで、共演しての感想や印象を聞かれると、林は「お会いする前は勝手にクールなイメージを持っていたんですけど、すごく接しやすくて、周りの人に愛される方で、撮影中のことを思い出すと、いつもスタッフさんと談笑しているイメージで、ちょっと遠くから見るとどれが菜奈ちゃんかわからないくらい、今のお姿と現場で接するときの姿のギャップみたいなものがあって素敵だなと思っていました」と吐露し、「お芝居の部分では、そういった接しやすい方なので、お芝居のことに関してもなんの遠慮もなく相談をしながら、一緒に関係性を作っていくことができたなと思って、とても心強かったです」と感謝した。一方、小松は「現場が始まる前に、ラブストーリーでもあるのでどうやって距離を縮めていこうかと考えたときに、あだ名をつけようと思って“ケント・デリカット”って最初に呼んだら『それはもう別人じゃん』って笑っていて、それでも“私は負けない”と思ってずっとそう呼んでいたら、『それクセになってきた』って言っていて(笑)。喜んでもらえていたのかなとかわからなかったんですけど、自分の距離の縮め方が小学生男子みたいでしたね(笑)」と笑い、「遣都さんはお芝居に対する姿勢やアプローチがすごく真面目な方なので、自分が戸惑ったり迷ったときに全部話せる人で、それを遣都さんが家に持ち帰ってくださって、それを『こう思うんだよね』って考えてきてくださったりして、本当に優しいなと思って現場で救われました」語った。
林遣都&小松菜奈、今ハマっているものは?
さらに、本作のタイトルにちなみ、今、自身がハマっているもの『恋する○○』を聞かれると、林は「今は恋するストレッチ」と答え、「今、舞台をやっていて、階段の上り下りがあるんですけど、30歳にして初めて痛みが膝にきたんですよね。それで共演させていただいている演劇界の神様と呼ばれる浅野和之さんから神様のストレッチを教わりまして、それをやると痛みがなくなって、体の調子もすこぶる良くなりまして、あまりストレッチはやってこなかったので、“これはいいぞ!”と思って家に帰ってからもずっとやるようになってしまって、そうしたら逆に伸ばしすぎて痛くなったりしたんですけど(笑)。今はストレッチにハマっています」とコメント。小松は「恋する塗り絵」と答え、「家で何をしようかなと思って、『大人の塗り絵』というのがあって、色を塗るのがすごく好きなので、世界の名画の塗り絵をしているんですけど、『大人の塗り絵』という響きがいいなと思って入って(笑)、そこからゴッホだったりモネの作品を自分の想像で塗り絵をすることにハマっていて、無心になれるので2時間とか3時間とかずっとやりながら、いい時間だなと思ってハマっています」と笑顔を見せ、「顔とか緑で塗ったりしているんですけど(笑)、自分が描いたみたいな優越感に嬉しくなるんですけど、集中力も上がるので、その時間が楽しいです」と声を弾ませた。(modelpress編集部)
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