草なぎ剛「すごく泣いてしまいました」 トランスジェンダー役で母性を感じたエピソード明かす<ミッドナイトスワン>
2020.10.09 16:18
views
草なぎ剛が9日、都内で行われた主演映画『ミッドナイトスワン』(公開中)の日本外国特派員協会記者会見に、内田英治監督とともに出席した。
同作は、Netflix「全裸監督」が話題となっている内田監督による完全オリジナル脚本作品。心身の葛藤を抱えて生きてきた凪沙(草なぎ)と、親から愛を注がれることなく生きてきた少女・一果(服部樹咲)の姿を通して“切なくも美しい現代の愛の形”を描く。
役作りに関しては、「僕は実際に初めて脚本を読んだときにすごく泣いてしまいました。自分の涙は何の涙だか分からなかったのですが、『素敵な涙だな』と自分自身、感じられたので、その自分が流した涙のエネルギーみたいなものを役に乗せることが、僕の一番の役作りだなと思い、それを意識して演じました」とコメント。
また、「凪沙というキャラクターは徐々に母性が目覚めていかなければいけなく、そこがすごく難しいところではあったのですが」としたうえで、「何かを育てる気持ちといいますか、それはジェンダーレスの世界といいますか、男性も女性も変わらないのではないかなと思いました。植物を育てたり、自分の好きな工作とか、図工でもそうですけど、何かを育てて行ったり、育んでいくというような気持ちで演じていくうちに、自分の中で本当に『もしかしたら、これが母性なのかな』というものが目覚めてきた感じでした」と振り返った。(modelpress編集部)
草なぎ剛、トランスジェンダー役を振り返る 役作りで涙も
公開3週目の同作。今回の会見は、欧米・中東・アジアなどの海外メディアからの強いリクエストを受け、実現した。トランスジェンダーとして生きる主人公・凪沙を演じた草なぎは、「(脚本を)読んだときに、『トランスジェンダーの役で難しい』とは思ったのですが、それ以上に、脚本に感じたことのないような温かい感じなどが込められていることを実感できました。難しい役とは思ったのですが、それ以上に、この素晴らしい作品に参加したいという気持ちの方が勝ってしまい、すぐこの作品に触れてみたいという気持ちが起きました」と同作に出演することになった際のエピソードを明かした。役作りに関しては、「僕は実際に初めて脚本を読んだときにすごく泣いてしまいました。自分の涙は何の涙だか分からなかったのですが、『素敵な涙だな』と自分自身、感じられたので、その自分が流した涙のエネルギーみたいなものを役に乗せることが、僕の一番の役作りだなと思い、それを意識して演じました」とコメント。
また、「凪沙というキャラクターは徐々に母性が目覚めていかなければいけなく、そこがすごく難しいところではあったのですが」としたうえで、「何かを育てる気持ちといいますか、それはジェンダーレスの世界といいますか、男性も女性も変わらないのではないかなと思いました。植物を育てたり、自分の好きな工作とか、図工でもそうですけど、何かを育てて行ったり、育んでいくというような気持ちで演じていくうちに、自分の中で本当に『もしかしたら、これが母性なのかな』というものが目覚めてきた感じでした」と振り返った。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「映画」カテゴリーの最新記事
-
二宮和也、ラストシーンは3パターン撮影 岡田准一の“強さ”も実感「CGみたいに見えるけど…」【8番出口】モデルプレス
-
二宮和也、SUPER EIGHT横山裕の「横山万博」欠席受け“危機感”「僕の場合は本当にファンだけミーティングみたいに」【8番出口】モデルプレス
-
福山雅治「キャリア史上最も多くNGが出た」20テイクに及んだシーン明かす「本当にプレッシャーでした」【ブラック・ショーマン】モデルプレス
-
有村架純、タクシーで「タレントさんか何かですか」と聞かれて思わずついた“嘘”【ブラック・ショーマン】モデルプレス
-
JO1與那城奨「ロマンティック・キラー」出演決定 主人公の1人・INI木村柾哉の魅力もアピール「柾哉の笑顔が沢山見られる作品」モデルプレス
-
水上恒司・山下美月・Snow Man宮舘涼太らが互いを撮影「火喰鳥を、喰う」オフショット一挙公開モデルプレス
-
人気ホラーゲーム「夜勤事件」実写映画化決定 不穏な雰囲気包まれる特別映像公開モデルプレス
-
金ロー「E.T.」10月10日放送決定 スティーヴン・スピルバーグ監督不朽の名作モデルプレス
-
Aぇ! group&西村拓哉「おそ松さん」公開日&タイトル決定 “6つ子”ビジュアル初披露【おそ松さん 人類クズ化計画!!!!!?】モデルプレス