嵐・二宮和也「一日一日が非常に贅沢な時間」撮影を振り返る
2015.07.13 17:21
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嵐の二宮和也が撮影を振り返った。
二宮と女優の吉永小百合が初共演を果たす映画『母と暮せば』(12月12日公開)のクライマックスシーンの撮影が、舞台となる長崎にて行われた。長崎のカトリック教会を舞台に、母親の伸子(吉永)と息子の浩二(二宮)が、二人で寄り添って歩くラストシーン。クライマックスということもあり33度を超える暑さの中でも、山田洋次監督の演出もいつも以上に熱が入り、現場はピリリとした緊張感に包まれていた。
吉永は「山田監督のこの映画にかける熱い思いや情熱に応えられているかどうか、今はとても不安で不安で、もっともっとできたんじゃないかと自分では反省しているんですけど、素晴らしい共演者の方々と共演できてクランクアップを迎えられるということはとても嬉しいです」と心境を明かした。
二宮は「戦争と原爆、被爆したということもそうなんですけど、そこの思いは、僕たちは丁寧にやらせていただいたという印象があります。それに加えて、どこにでもあるひとつの家族の寂しさだったり苦しさだったり、また昔を振り返っての楽しい思い出だったり、長崎をはじめとした日本中どこにでもある日常を描くほうも丁寧にやらせていただいたと思います」とコメントした。
そんな2人について山田監督は「本当にお二人はあまーいんですよね。とても甘いトローンとした味が漂っていてね。時として恋人に見えるような甘さ、そういう独特の母子の物語になりえているのではないかと思います」と語った。(modelpress編集部)
二宮「非常に贅沢な時間」
そんな緊張感漂う撮影の合間に、山田監督、吉永、二宮、黒木華、浅野忠信、加藤健一らメインキャストが一堂に会し、本作への想いを語った。二宮は「僕は初めての山田作品への参加で、初めはとても緊張していたのですが、一日一日が非常に贅沢な時間だと感じることができました」と感無量の様子。山田監督も「この長崎の地で主な出演者がみんな集まって、クランクアップを迎えることができ、こういった形で作品を終えることができると思うと『よーい、はい』と言うのもなんだか胸がいっぱいになります」と話した。吉永は「山田監督のこの映画にかける熱い思いや情熱に応えられているかどうか、今はとても不安で不安で、もっともっとできたんじゃないかと自分では反省しているんですけど、素晴らしい共演者の方々と共演できてクランクアップを迎えられるということはとても嬉しいです」と心境を明かした。
吉永「日本中の人に知ってもらいたい」
今年で戦後70年、かつ長崎は被爆70年ということに関して山田監督は「この映画は長崎の人たちにとって特別な映画になるかもしれない。また、長崎の人たちに見てもらって、納得してもらえるような、満足してもらえるか大きなプレッシャーです。見ていただいた上で、色んな意見を聞いてみたいと思います」と真情を吐露。原爆をテーマにした作品に出演するのが3作目となる吉永は「長崎の方たちの思いを少しでも日本中の人に知ってもらいたいという思いです」と打ち明けた。二宮は「戦争と原爆、被爆したということもそうなんですけど、そこの思いは、僕たちは丁寧にやらせていただいたという印象があります。それに加えて、どこにでもあるひとつの家族の寂しさだったり苦しさだったり、また昔を振り返っての楽しい思い出だったり、長崎をはじめとした日本中どこにでもある日常を描くほうも丁寧にやらせていただいたと思います」とコメントした。
山田監督「お二人はあまーいんですよね」
また、「二宮さんとは初めて会ったその日から、もしかしたら本当に自分の息子なんじゃないかと思うくらい、寄り添って演じることができました。かわいい息子です。こういう息子に出会えて本当によかったと思います」と二宮を絶賛する吉永。二宮は「そう言っていただけただけで、この作品に出てよかったと思います。吉永さんから、僕の小さい頃の写真を見せてほしいと言われ、僕も久しぶりに自分の写真を見ました。そのことをきっかけに、実際には共有していない思い出などが想像できました。本当に、とても優しいお母さんで、撮影が終わる度に『よかったね、よかったね』と言ってくれて、一度撮影が終わった時に抱きしめてくださいました(笑)」と撮影を振り返った。そんな2人について山田監督は「本当にお二人はあまーいんですよね。とても甘いトローンとした味が漂っていてね。時として恋人に見えるような甘さ、そういう独特の母子の物語になりえているのではないかと思います」と語った。(modelpress編集部)
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