『豊臣兄弟!』築城の名手・藤堂高虎、才能を匂わせる“伏線”が話題 「片鱗が…」「熱かった」
一国一城の主となった秀吉(池松壮亮)らは家臣を募る。選抜試験には藤堂高虎(佳久創)ら個性的な若者達が集まって…。

10日放送の大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK)では、のちに「築城の名手」と称えられる藤堂高虎(佳久創)が本格的に登場。才能の片鱗を匂わせる伏線が大きな反響を呼んでいる。
18回あらすじ ※ネタバレあり
本作は、天下人・豊臣秀吉/藤吉郎(池松壮亮)を支えた弟・秀長/小一郎(仲野太賀)の目線で戦国時代を描く、強い絆で天下統一を成し遂げた「豊臣兄弟」の夢と希望の下剋上サクセスストーリー。
織田信長(小栗旬)に仕えて20年、藤吉郎は織田家家老に昇格し北近江を拝領、羽柴筑前守秀吉と名を改め城持ち大名となる。
小一郎も秀吉の家臣・羽柴小一郎長秀を名乗り、城下の統治を任された。
年貢や役(賦役)を免除したため、城下は多くの人で賑わい活気に溢れていたが、いざこざも絶えず頭を抱えていた小一郎。そこで盗人と疑われて追いかけられていた高虎と出会う。
橋を引き返した理由
高虎は盗人から財布を取り返し持ち主に返そうとしたところ、盗人に間違えられて追いかけられていた。城下を逃げ回り橋を渡ろうとした瞬間、高虎は突然踵を返し、財布の持ち主らと対峙する。
浅井・朝倉軍との戦で高虎と出会っていた小一郎は慌てて仲裁に入り、事情を確認。高虎が盗人を殺めて財布を取り返したとわかった持ち主は、汚れた銭だと捨てぜりふを吐いて、盗人の血がついた財布を残してその場を去った。
小一郎が「なぜ橋を引き返したのか」尋ねると、高虎は「足場がわずかに傾いておったからのう。橋脚が腐っておるのじゃろう、これではいつ壊れてもおかしくないわ」と回答。小一郎は、一瞬で橋の異常を見抜いた高虎に興味を覚える。
小一郎の初の家臣に
竹中半兵衛(菅田将暉)の助言で子飼いの家臣を増やすため、有能な家臣を求めて選抜試験を行うことに。そこには高虎をはじめ石田三成(松本怜生)ら個性的な若者が集まり、最終的に秀吉は三成ら3人を、小一郎は高虎をはじめての家臣として迎える。
短気でまっすぐな性格が災いしてか、これまで数多くの主君に仕え離れてきた高虎だが、他人を思いやる優しさと頭の回転の早さが、周りに理解されないだけだと小一郎は気づいていた。
高虎は、自分を理解・評価してくれた小一郎に、「この藤堂高虎、身命を賭してお仕えいたします」と涙ながらに頭を下げるのだった。
「片鱗が見えてる」と反響
小一郎の初の家臣として、物語に本格参戦した高虎。今治城、宇和島城など多くの城を手掛けた築城の名手として歴史に名を残す彼の「才能を匂わせる」エピソードに、視聴者も反応している。
「築城の名手、高虎を匂わせるオリジナルエピソードきてんね」「藤堂高虎が橋の痛み具合を見て追人たちを間接的に助けた辺りに、後に築城の名手になるのと優れた領主となる片鱗が見えているように思う」「後の築城名人の片鱗のエピソードを入れてきたのは熱かったですね」一瞬で橋の脆さに気づく高虎、すでに築城名人の片鱗が!!」といった声が殺到していた。
高虎のほかにも、三成、片桐且元(長友郁真)、平野長泰(西山潤)ら秀吉のもとで活躍する家臣達が登場した今回。間もなく信長の時代が終わり、秀吉が台頭していく。若き家臣達の活躍だけでなく、高虎のような伏線・エピソードが描かれるのか、そちらも期待したい。
(文/Sirabee 編集部・サバマサシ)
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