

【PR】我々が「Shopify」を選んだわけ。世界で選ばれるECプラットフォームが繋ぐ未来

イベントレポート:「Connect in Tokyo about Shopify vol.1」
ECプラットフォーム「Shopify」と、R6B(東京)がタッグを組んだイベント「Connect in Tokyo about Shopify vol.1」が都内で開催された。Shopifyの直近のアップデート情報の共有に始まり、ヘラルボニー、yutoriといった注目企業の基調講演や、TSI、ユナイテッドアローズの担当者らによるパネルディスカッションが行われた。
100人以上が集まった会場は、導入済みマーチャント(事業者)もそうでないところもShopifyを通じて繋がり、未来を拓く場として盛況のうちに終わった。
■店舗とEC結ぶ基調講演では、ヘラルボニー(岩手県盛岡市)とyutori(東京)の2社の担当者が、自社事業とShopifyについて語った。

障害のある作家のアート作品をIPビジネスとして展開し、障害のイメージ変容を目指すクリエイティブカンパニーヘラルボニー。国内外約250人の作家と契約し、その作品を使った自社プロダクトや企業との共創も。
東京と岩手の実店舗とECサイトの3つのショップで販売する。ECサイトはShopifyで構築、21年2月に立ち上げた。製品には作家紹介を掲載。「顧客は(ヘラルボニーを)自分の考えを更新させてくれるブランド、と捉えてくれている」と井上貴彦コーポレートブランディングディレクター。作家ファーストの姿勢が狙い通りの結果を生んでいる。

yutoriは、創業7年で売上がグループ全体で約80億円。運営ブランド数が約40、実店舗数も約40にまで増えた。当初からShopifyを導入しており、ブランド別にShopify運営をしていたが、当時運営していたブランドの多くがZ世代向けだったことから統合サイトの構築を決めた。代表自らR6BにSNSのDMで依頼したという。
約60人の本社従業員のうち、EC運営業務は4人のみ。様々なサービスを連携することで、少人数での運用を実現。
統合ECサイトをShopifyによって実現できた点については、「他ブランドも知ってもらえるようになった。会員プログラムの運用も実現し、店舗とオンラインの相互送客にも繋げる事が出来ている」と青嶋氏は語った。
◇
パネルディスカッションでは、TSI EC事業統括部副統括部長兼オペレーション部長の岸武洋氏とユナイテッドアローズOMO本部EC統括部の木下貴博氏、欠席者に代わってyutoriの青嶋剣士郎氏が登壇した。
■導入スピードと高コスパ
岸 ECのコストが重くなっていたこともあり、サイト統合を決めた。多サイト運用による組織の肥大化も含めて、効率化できると踏んでいた。
Shopifyを選んだ理由は、コスパの良さとアプリによる拡張性の高さ、機能アップデートの多さ。導入企業も増え、業界的に人材育成が進むと感じた。
木下 国内のメインサイトは導入していないが、原宿本店を改装する際に、越境ECサイトで取り入れた。すぐに立ち上げられ、成長を加速させられそうなプラットフォームはShopifyだと思っていた。
■ストレスのない買い物体験――サイト運営で大切にしていることは。
青嶋 とにかくストレスなく買い物を楽しめるようにしている。遷移する際にポップを出さないとか、ボタンが押せないみたいな事がないようにしてきた。
木下 2010年代にサイトの統合をした。最優先したのはユーザーを困惑させないということだ。統合によってユーザーは他ブランドも知ることが出来るわけだから、ストレスなく買い回れる環境作りを整備した。
――各社ともOMO(オンラインとオフラインの融合)戦略を進めている。

木下 OMOは手段に過ぎない。オンラインと、オフラインの販路もどんどん増やしていて顧客のタッチポイントもずいぶん広がった。後は、「どうぞ自由にお買い物を」では無責任。タッチポイントの拡大で裏側の仕組みは煩雑になるが、在庫連携や会員統合など一つひとつきちんと整えながら、顧客がポイント(マイル)などで損をする事なく、スムーズに買い物できるよう日々改善している。
岸 OMOは店舗オペレーションの整備と支援が全てだと思っている。店長会議にでも出て、EC側との健全なリレーションを整えてきた。大きな組織だと縦割りになりがちで、バトンを渡して「後はよろしく」だと実際には上手くいかない。その点では今回は上手くいったと思う。
青嶋 我々はゼロからShopifyで始めたので凄く助かっている。Shopifyをハブに色々なサービスや機能を簡単に連携出来ている。店舗との連携も大切なので、販売スタッフによるコーディネートをECに掲載するようにしている。販売スタッフは自分の発信がどのくらい参考にされたのか可視化できるので、有用性を実感できていると思う。
■外部パートナーの存在は不可欠――CRMについては。
岸 パーソナライズが行き過ぎないようにしている。絞り過ぎると他ブランドとの出会いがなくなる。それは本末転倒だ。
木下 2年前からCRMの考え方を見直し、ポイントからマイルに移行した。顧客の発するシグナルを全て把握できていないのではないか、というのが背景だ。購買だけでなく、顧客の行動でマイルが貯まる仕掛けだ。顧客の解像度を上げるため、今年2月にはアプリを作り直した。
――外部パートナーに期待する事は。
岸 社内だけで内製化を進めると、どこかで行き詰まる。外部パートナーは色んな事業会社と仕事をしているわけだから事例をたくさん持っている。それを共有してもらえるのは有用だ。デジタル施策の多くは、限られた時間で進めなければならない。その中でしっかりコミットしてくれるパートナーは心強い。我々にとってはR6Bさんがそうだ。
木下 常に拡張しているShopifyの動向を我々がキャッチアップし続けるのは難しい。そこを外部パートナーが“翻訳者”として「これで解決できますよ」と共有してくれるのは助かる。自分たちだけではShopifyのパフォーマンスを最大限活かすことは出来ない。
お問い合わせ先
株式会社R6B
https://r6b.jp/
contact@r6b.jp
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