【PR】ケケン試験認証センター「JASTI」対応で繊維産業の物作りをサポート

2025.04.18 00:00

提供：繊研plus

ケケン試験認証センターは、経産省が策定する繊維産業の監査要求事項・評価基準「JASTI」（Japanese Audit Standard for Textile Industry）に対応する体制を整え、認証機関としての役割を発揮する。業界の第三者機関として、サポーターの立ち位置からサステイナブルな繊維・ファッション産業に貢献する。

体制整え、認証機関の役割を発揮

経済産業省は、24年に外国人技能実習制度の特定技能1号への繊維業の追加を決定した。これに伴い、受け入れの要件として通常の項目に加えて、実習生の人権確保や働きやすい環境の整備を求める繊維業向けの4要件が設定。経産省はその要件の中の「国際的な人権基準の適合」の基準の一つとして「JASTI」を策定した。この新しい情勢のなかで、特定技能実習生を受け入れるための認証制度として、テキスタイルエクスチェンジのGRS（グローバル・リサイクル・スタンダード）が注目されている。経済産業省の示す国際的な人権基準への対応については、労働における基本的原則と権利に関する国際労働機関宣言に掲げられた〝基本的権利に関する原則〟が含まれる。この具体的な内容は①結社の自由及び団体交渉権の効果的な承認②強制労働の禁止③児童労働の撤廃④雇用及び職業における差別の排除⑤安全で健康的な労働環境がある。そして、これらの認証基準については、GRSなどの適用が挙げられており。ケケン試験認証センターは、経産省が策定する繊維産業の監査要求事項・評価基準「JASTI」に対応する体制を整え、認証機関としての役割を発揮する構えだ。

この他、ケケン試験認証センターは、テキスタイルエクスチェンジの認証機関としてセミナーなど多様な活動を勢力的に行い、国際認証の普及を図っている。LCA（ライフサイクルアセスメント）を絡めた〝自己適合宣言〟のサポート業務を強化。BCI（ベター・コットン・イニシアチブ）の認証機関としての役割も発揮。企業のサステイナブル施策やスキーム構築のコンサルティングも担う。国内産地における国際認証制度の活用を促進し、海外市場拡大に向けた支援も積極的に展開する。ケケン試験認証センターはサステイナブルなファッション産業の発展に貢献する方針だ。