

5月に新総合素材展「東京テキスタイルスコープ」 PVパリと連携、日本の技術を発信

日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW推進機構)は5月、新たな総合素材展「東京テキスタイルスコープ」(TTS)を開く。目指すのは、日本の繊維・ファッション産業の活性化や海外進出の支援。国内外83社による繊維製品の展示のほか、コンテンツ発信を充実する。仏GLイベンツ傘下の国際素材見本市プルミエール・ヴィジョン(PV)とパートナーシップを組み、日本の物作りやトレンドの発信にも力を入れる。
TTSは、プレミアム・テキスタイル・ジャパン(PTJ)とJFWジャパン・クリエーション(JFW-JC)を再編した展示会。JFW推進機構が設立20周年を迎え、「テキスタイルの商談会も時代に合わせてあるべき姿にしていこうと考えた」(古茂田博事務局長)。出展者数は昨年5月の25年春夏展に比べて約20%増え、国内や韓国、中国から9社が初めて参加する。
PTJやJFW‐JCで好評だったトレンドや出展者のイチ押し素材の紹介、次の売れ筋素材を来場者の投票で探る「ワッツネクスト・テキスタイル」は継続し、新たな企画展示も加える。注目は、産地に焦点を当てた「産地フォーカス」だ。業界関係者が産地の魅力を再発見し、来場を開放する学生が繊維産業への就職を志すきっかけにもしたいと考える。今回は「世界に誇る日本のデニム」を取り上げる。備中備後の8社と協力し、VR(仮想現実)ゴーグルを装備して生産現場を見学できる体験型のコーナーを設置する。
PVとの連携は、産地など日本の素材の強みを世界に発信し、繊維産業の発展に貢献しようというTTSの思いにPVのCEO(最高経営責任者)のフロランス・ルッソン氏が共鳴し、実現した。TTSではルッソン氏がディレクターを務めるGLイベンツのファッション展示会部門「クリエイティブ・ポール」(CP)がプロモーションを行うほか、本国からPVファッションディレクター補佐のアリアンヌ・ビゴ氏が来日し、26年春夏トレンドをセミナーで話す。
9月に開かれるPVパリでは、日本の素材に関する情報を伝える場所を新設する。「日本の繊維の素晴らしさを、より多くの海外の人に知ってもらいたい」(古茂田事務局長)とし、TTSで紹介した産地フォーカスのVR見学も行いたい考え。今後は、日本の素材を使う日本の若手デザイナーの発表もPVパリの会場でできればと構想する。
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