<らんま1/2>小太刀 VS らんま、「これぞ高橋留美子ワールド」なカオスな試合展開が話題に
高橋留美子原作の完全新作テレビアニメ「らんま1/2」(毎週土曜深夜0:55-ほか、日本テレビ系/放送直後よりNetflixにて独占配信)の第7話が11月16日に放送された。あかねの代わりに格闘新体操の試合に出場することになったらんま。対戦相手である小太刀の卑怯な手口や良牙の邪魔に、らんまが翻弄されるカオスな試合展開が話題を集めた。(以降、ネタバレを含みます)
「らんま1/2」
原作は、1987年から1996年まで「週刊少年サンデー」(小学館)で連載されていた高橋留美子による同名漫画。水をかぶると女の子になってしまう呪いをかけられた早乙女乱馬と、その許婚・天道あかねが繰り広げるドタバタ格闘ラブコメディだ。
最初のTVアニメが1989年から1992年にかけて放送。劇場版アニメやOVAも制作されたほか、2011年に日本テレビで賀来賢人、新垣結衣、夏菜で実写ドラマ化された。そんな「らんま1/2」が約32年ぶりに完全新作アニメ化。「呪術廻戦」や「チェンソーマン」などの人気アニメを手がけたMAPPAが制作を務める。
まさかの小太刀とPちゃんが手を組む
新体操クラブの部員たちから助っ人を頼まれ、格闘新体操の試合に出場することになったあかね(CV:日高のり子)。だが、その前日に足をくじいてしまい、女らんま(CV:林原めぐみ)が代打を務めることに。
そこで良牙(CV:山寺宏一)はらんまのコーチを買って出るが、もちろん単なる善意じゃない。試合の対戦相手・小太刀(CV:佐倉綾音)は一方的に乱馬(CV:山口勝平)との交際を賭けて戦うつもり。Pちゃんの姿で可愛がってもらってすっかりあかねに惚れた良牙は、乱馬が小太刀と付き合ったら彼女との縁は切れると考え、試合前に足腰立たない状態にしようとしていたのだ。
しかし、朝まで決着はつかず、らんまは寝不足の状態で試合に参加することになる。一方、諦めずに試合を妨害しようとしていた良牙はPちゃんの姿で小太刀に遭遇。小太刀は試合に勝つため、Pちゃんを利用することに。乱馬が好きな小太刀と、あかねが好きな良牙。この二人がタッグを組んだことで、試合はカオスな状態となっていく。
「これぞ高橋留美子ワールド」なカオスな試合展開
新体操の道具と技で戦う格闘新体操。もちろん架空の競技だが、果たしてどんな試合が展開されるのか…と思いきや、リングに入るなり小太刀はPちゃんとらんまを鎖で結びつける。これによって、らんまはPちゃんに逐一邪魔されながら戦わなければならないというハンデを負った。
さらにはロープに見せかけた棒、トゲを自由に出し入れできるクラブ、カミソリを仕込んだフープなど、当たったら怪我不可避な道具を使う小太刀。卑怯すぎる。というより、シンプルに危ない。しかし、「全ては早乙女乱馬さまと交際するため! こんな自分を私はいじらしいと思います!」と本人は開き直っており、もはやあっぱれ。その一方で聖ヘベレケ女学院の新体操クラブの代表選手というだけあって動きは優雅で、卑怯な手口とのギャップにも笑ってしまう。
そんな小太刀に負けじと立ち向かっていくらんま。やがてはゴングや机など会場にあるものを片っ端から使って二人は激しい戦いを繰り広げていく。小太刀は兄である九能帯刀(CV:杉田智和)もリボンで釣って、らんまに投げ飛ばす。流石にルール違反かと思ったが、「実の兄、有効!」とのジャッジが。もはや審判など必要ないのでは…?と思うほど、何でもありの状態。でも、これぞ高橋留美子ワールドと言える型破りな試合展開に、お茶の間も「格闘新体操カオスすぎるw」「実の兄を武器として使う小太刀いつ見てもおもろい」「テンポ感が完全に漫画のままだわ!これこれ!」と大盛り上がりだった。
リングで変身した乱馬のピンチを救ったのは…
そんな中、小太刀が持ち出したやかんの熱湯がかかってしまうらんま。もしみんなの前で変身したら、男の姿でレオタードを着ているのが見られてしまう。その絶体絶命のピンチを救ったのは、試合を観戦していた父・玄馬(CV:チョー)とあかね。
湯気が上がっている間に二人がホースで水をかけてくれたおかげで、らんまは醜態を晒さずに済んだ。いつもは顔を合わせるたびに喧嘩をしているけど、こういういざという時は必ず助けてくれるあかねはやっぱり優しい女の子だ。
そんなあかねのサポートによりリングに戻ったらんま。最終的にはマットがなくなり、足場がロープとコーナーポストのみになった状態で戦う羽目に。しかし、空中戦は無差別格闘早乙女流の十八番でらんまにとっては大の得意。Pちゃんの邪魔や小太刀の攻撃に翻弄されながらも、見事にらんまが勝利を収めた。
すると、急にしおらしくなる小太刀。今までの乱馬への思いはすっぱりと諦めると泣く泣く約束する彼女を見たら、何だか可哀想になってくる。しかし、すぐに立ち直ったかと思いきや、「小太刀は明日から新しい乱馬さまへの思いに燃えます!」と宣言。ドレスに早着替えし、観客の歓声を浴びる小太刀は敗者なのに勝者の佇まいだった。おしとやかなお嬢様かと思いきや、卑怯で変態性も持ち合わせた強烈なキャラで、2週連続私たちを楽しませてくれた小太刀。視聴者からも「小太刀キャラ濃すぎて好き笑」「小太刀最高だった!」「小太刀がぶっ飛んでて面白いので、まだまだ優雅に暴れてほしい」と支持する声が多数上がっている。
※日高のり子の高は、正しくは「はしごだか」
■文/苫とり子
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