

弱気なピッチャーが仲間とともに甲子園を目指す…TVアニメ「おおきく振りかぶって」、BS松竹東急にて放送決定

BS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)にて、6月7日(金)よりTVアニメ「おおきく振りかぶって」(毎週金曜夜11:30-0:00)の放送がスタートする。2007年にTBS系列で放送された本作は、弱気で卑屈なピッチャー・三橋廉(CV:代永翼)が、高校で出会った頭脳派キャッチャーの阿部隆也(CV:中村悠一)や新たなメンバーとともに甲子園を目指す青春野球アニメだ。本記事では、「おおきく振りかぶって」のあらすじや魅力、見どころについて深掘りしていく。
自虐的で自己肯定感の低い三橋廉が野球を通して成長していく物語
野球を題材にした作品は数多く存在するが、本作のように自己肯定感の低いキャラクターが主人公の作品は珍しい。主人公の三橋簾は、祖父が理事長を務める三星学園野球部エース投手だった。しかし、チームメイトからは「“ひいき”でエースになった」と嫌われていた。自分のせいで勝てないと考えた三橋は罪悪感から野球を楽しむことができず、自信を失い人間不信に陥り、自虐的で暗い性格になってしまう。
三橋はそんな環境と決別するために、エスカレーター式の三星学園から出て、県外の県立高校・西浦高校へ進学する。“ひいき”されなければ自分はピッチャーに選ばれないだろうと考える三橋だったが、自然とグラウンドへ足を運んでいた。そこで出会ったのは、部員が“新入生10人だけ”という発足したばかりの野球部だった。若い女性監督率いる人材不足の野球部で、三橋は再びエースを任されることとなる――。
極度に自己肯定感が低い三橋は、常にオドオドして自信のない態度をとるが、マウンドに立つことに対しては強い執着を見せている。そんな三橋が、新たな環境下でどのような成長を見せていくのか、その過程こそが本作の最大の見どころと言ってもいいだろう。
三橋廉を取り巻く個性的な野球部メンバーと監督
三橋とともに甲子園を目指すチームメイトにも魅力的なキャラクターが勢揃い。三橋とバッテリーを組むキャッチャーの阿部は、冷静沈着な頭脳派で、三橋の尋常ではない制球力に気付きリードしていく。中学時代の経験から投手不信に陥っていた阿部だが、物語が進むにつれて、三橋と一歩ずつ信頼関係を築いていく様子が描かれる。
野球センスと卓越した身体能力から他チームからも注目される、誰もが認めるチームの4番バッターを務めるのは田島悠一郎(CV:下野紘)だ。“家が近いから”という理由で西浦高校を選んだ田島は天真爛漫な性格で、三橋とは妙にウマが合う。
また、西浦高校野球部でキャプテンを務めるのは花井梓(CV:谷山紀章)。頼りがいのある性格から、満場一致でキャプテンを任された人物で、中学時代は4番バッターだったこともあり、田島の実力を認めつつも彼の存在をとても意識している。
そして、西浦高校軟式野球部の監督・百枝まりあ(CV:早水リサ)は、軟式野球部を硬式野球部へ昇格させた立役者で、教師として務めるかたわら部費を稼ぐためアルバイトに精を出し、並々ならぬ情熱と人格で西浦ナインを束ねツワモノだ。難度の高いノックをこなし、素手で甘夏を搾るなど技術・体力ともに男子部員たちを唸らせる驚きの一面を持っている。
声優陣も豪華キャストが勢揃い
魅力的なキャラクターを演じる声優陣も豪華だ。主人公の三橋役を務めるのは、2007年当時、声優としてデビューしたばかりの代永翼だ。三橋の繊細な感情を見事に演じた代永は、「カードファイト!!ヴァンガード」の主人公・先導アイチ役をはじめ、「アイドリッシュセブン」の和泉三月役や、「弱虫ペダル」の真波山岳役といった様々な人気キャラを務めるなど幅広く活躍している。
キャッチャーの阿部役を務めるのは、「呪術廻戦」の五条悟役や「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」の比古清十郎役、「ハイキュー!!」の黒尾鉄朗役などで知られる中村悠一。普段は冷静な阿部だが、三橋に振り回されて感情を爆発させるシーンもあり、中村は感情の起伏が激しい阿部の心情を巧みに演じている。
また、西浦高校野球部の不動の4番・田島を演じるのは、「鬼滅の刃」の我妻善逸役や「僕のヒーローアカデミア」の荼毘役、「進撃の巨人」のコニー・スプリンガー役などを務める下野紘。表現力の振り幅の広さで、チームのムードメーカーでもある明るい性格の田島を見事に演じている。
そしてキャプテンの花井役は、「進撃の巨人」のジャン・キルシュタイン役や「文豪ストレイドッグス」の中原中也役、「うたの☆プリンスさまっ♪」の四ノ宮那月役などで知られる谷山紀章が担当。花井の葛藤や心情を声に乗せ、キャラクターの味を存分に引き出している。
「おおきく振りかぶって」第1話あらすじ
理事長の孫ということで、「“ひいき”でエースになった」とチームメイトに嫌われていた三橋。しかし、マウンドを譲ることはしなかった。そして自分のせいで野球部は負け続け、みんなも野球を楽しめなかったという罪悪感を抱えていた三橋は、中学卒業後、エスカレーター式の三星学園を出て、野球をやめる覚悟で西浦高校へ入学する。しかし、その足は自然とグラウンドへ。“実力のない自分はピッチャーにはなれないだろう”と思いながらも、三橋は野球部へと向かうのだった――。
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