「タオ」24~25年秋冬コレクション 白で描くエアリーなムード
2024.03.29 10:59
提供:繊研plus
「タオ」は、東京・南青山のコムデギャルソン本社でフロアショー形式で24~25年秋冬コレクションを披露した。白をメインカラーにしたコレクションは、ふんわりと膨らんだ素材感とコサージュやコード刺繍の立体感を生かしたスタイル。チュール刺繍にジャカード、わたを挟んだパフィーな風合いのレイヤードは、作りこみながらもエアリーで軽やかなムードを描く。
キルティングやブランケットタッチの優しい風合いのアイテムを重ねながら、そこにカットオフのディテールでエッジを利かせていく。ややフレアに流れるトップやボトムのシルエットとカットオフのむき出しのディテールが、このブランドがコムデギャルソンの物作りを継承していることを暗示する。コートを巻き付けたようにも見えるフレアスカートやスタイのような襟の飾りが、白のグラデーションのアクセントとなる。
ショーが暗転して白のスタイルが黒へと切り替わると、一瞬だけどこか厳かなムードを醸し出す。しかし、白でも黒でもタオの放つピュアなイメージは変わらない。それは、作りこみながら軽やかさを感じさせる栗原たおの物作りがあるからだ。その作りこみと軽やかさのバランスこそ、コムデギャルソンの中でのタオの独自のポジションといえる。テーマは「ハピネス」。
(小笠原拓郎)
関連記事
「その他」カテゴリーの最新記事
-
<僕のヒーローアカデミア>第7期開幕、朴璐美演じるアメリカNo.1ヒーロー・スターの登場に「“個性”かっこよすぎる」「チートすぎ!」と興奮の声WEBザテレビジョン
-
水原一平被告は「暴露本、書きますよ」「出版社は狙ってる」元TBS『国会王子』が指摘デイリースポーツ芸能
-
アーティスティックスイミング、パリ五輪代表が決定 16歳・比嘉もえ、吉田萌ら8人デイリースポーツ
-
【地方競馬】兵庫の広瀬航騎手が地方通算1000勝「こんなに勝つとは思ってなかった」デイリースポーツ
-
【武雄競輪・GⅢ大楠賞争奪戦】山田英明は同学年・平原康多のダービー優勝に心を突き動かされた東スポWeb
-
大鶴佐助 4日に死去した父・唐十郎さんに触れる 「生き様から学ばせていただきました」東スポWeb
-
5月11日(土)の運勢を発表!毎日12星座占いランキング♡Ray
-
「GPA」はなんの略?大学生の間で高頻出ワードです!【略語クイズ】Ray
-
吉田羊「ハムレット」で「お客さんと復讐の共犯関係を結びたい」デイリースポーツ芸能