

『ねるねるねるね』の魔女、本名が「魔女さん」と判明し話題 誕生経緯をクラシエに聞いた
ロングセラー知育菓子『ねるねるねるね』イメージキャラクターの魔女の本名に「知らなかった…」と驚きの声が続出。クラシエに詳しい話を聞いた。
この世には、日常的に目にするにも関わらず、正式名称を知らない存在が決して珍しくない。ちなみに、食パンの袋に付いているプラスチック製の留め具の名前は「(バッグ)クロージャー」である。
以前X上では、とあるイメージキャラクターの正式名称に「知らなかった...」と、驚きの声が続出していたのだ。
そこまでが「正しい呼び方」だったのか...
今回注目したいのは、「クラシエ フーズ公式」Xアカウントが投稿した1件のポスト。
「ご無沙汰しております、皆さん。ねるねるねるねの魔女さんです~!」という書き出しから始まる投稿には、知育菓子『ねるねるねるね』を象徴する存在とも言える魔女が、テレビCMでお馴染みのポーズをとった写真が添えられている。

続く文章では「『さん』も含めて正しい呼び方なんです。...ご存じでしたか?!」と、衝撃の事実が明かされたのだ。
「知らなかった...」とネット民驚愕
『ねるねるねるね』=魔女、というイメージが刷り込まれているユーザーの多くは、「魔女さん」が正式名であるという事実に衝撃を覚えている模様。
当該ポストには「そうだったの!?」「知りませんでした、魔女さんごめんなさい」「さかなクンや、なかやまきんに君みたいなもんか」「魔女さんさん、ってコト...?」など、驚きの声が多数寄せられている。

そこで今回は、改めて注目を集めた「魔女さん」の詳細について、『ねるねるねるね』を販売するクラシエに話を聞いてみることに。その結果、知られざる様々な事実が明らかになったのだ...。
『ねるねるねるね』誕生のヒントは「砂場」にあった
https://twitter.com/Kracie_foods/status/1952323638629200213
『ねるねるねるね』が発売されたのは今から40年ほど前、1986年(昭和61年)のこと。
開発の経緯について、クラシエ担当者は「当時粉末ジュースを発売していたことから、『粉を活用して子どもたちに喜ばれるお菓子ができないか』と振り返る。
そんな中、当時の開発担当者が砂場で泥遊びをする子どもたちを見て、「まぜる」や「ねる」という動作をお菓子に活かせないか、と考えたことが『ねるねるねるね』誕生のきっかけとなったのだ。

さらに、同商品の独自性について「トレーの中に遊びの場を作ることで体験価値を高めるため、専用トレーを付けました」「商品名はまるで魔法の呪文をかけるように、まぜながら口ずさんでもらえるような楽しく不思議なネーミングを考えました」とも説明している。
そんな「魔法の呪文」のような『ねるねるねるね』のイメージキャラクターに「魔女さん」が採用されたのは、自然な成り行きと言えるだろう。
「魔女さん」は、1986年の初代『ねるねるねるね』誕生と同時にテレビCMに登場し、一度見たら忘れないインパクトと、『ねるねるねるね』の世界に導いてくれる「誘導力」を存分に発揮。
クラシエ担当者も、「今では『ねるねるねるね』の象徴として、大きな存在感を放っています」と、頷いてみせる。
確かに記者も、『ねるねるねるね』と聞いたら、作った『ねるねるねるね』を一口食べ、「美味い!」と感動する魔女さんと「テーレッテレー!」というファンファーレが真っ先に思い浮かんでしまう。
なお、公式サイトによると、魔女さんの口グセは「テーレッテレー!」とのことで、完全にノリノリである。
小さな子供も作りやすいように進化
『ねるねるねるね』はご存知の通り、粉と水を混ぜると色が変わってふわふわふくらむ知育菓子で、手軽に変化を楽しみながら自分で作って食べられる点が非常にユニーク。
製品の魅力について、クラシエ担当者は「『色が変わってふくらむ』という変化とともに、様々なフレーバーを飽きずに楽しんで頂くために、定期的に新フレーバーの開発も行なっております。ターゲットの嗜好性や『ねるねるねるね』との相性を基に様々なフレーバーを検討し、これまでに約50種類ものフレーバーを発売しています」と、語る。

2026年には発売40周年を迎えることもあり、担当者は「より多くのお子さまの笑顔を作り、商品を好きになって頂けるよう、2025年春には保護者のお声にも応えた『小さなお子さまでも作りやすい工夫』を取り入れ、従来品よりも作りやすく・おいしく進化いたしました」とも説明していた。
なお、今回のポストが大きくバズった件については「世の中での『ねるねるねるね』の魔女さんに対する関心度の高さを改めて実感するとともに、『ねるねるねるね』の世界観には魔女さんの存在が重要であることも感じました」と、笑顔で頷いてみせる。
『ねるねるねるね』節目の年となる2026年春、果たして魔女さんはどんな大変身を遂げるのか。期待が高まるばかりである。

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執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。幼少期、スーパーでの買い物では母親に『ねるねるねるね』をねだりまくっていた過去を持つ。
(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)
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