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栗山千明が“複数恋愛”を貫くシングルマザー役に…伊藤健太郎&千賀健永&丸山智己と恋に落ち、娘を含め5人で同居生活を送る<彼女がそれも愛と呼ぶなら>
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栗山千明が、4月3日(木)スタートのプラチナイト木曜ドラマ「彼女がそれも愛と呼ぶなら」(毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ系)の主演を務めることが決定した。栗山は複数恋愛という愛を貫くシングルマザー・水野伊麻役を演じ、伊麻と恋に落ちる男性役には伊藤健太郎、千賀健永、丸山智己が共演する。
スパイシーでスウィートなラブストーリーが開幕
大学院生の氷雨(伊藤)が、恋に落ちたのは一回り年上の女性・伊麻(栗山)。年齢の差を超えて惹かれ合っていく中で、一歩踏み出そうとした氷雨に対して、伊麻が告げたのは「2人の恋人と暮らしている」という事実。
全員が同意し理解しあった上での“複数恋愛”という愛を貫く伊麻、そんな愛の形に戸惑う氷雨、さらに伊麻の恋人である到(丸山)と亜夫(千賀)4人の、常識では収まらない関係が行きつく先とは――。
それぞれの役どころを紹介
栗山が演じる主人公・伊麻(いま)は、小説の挿絵画家。浮気や不倫ではなく、複数の恋人と同意のもとで誠実に愛を紡いでいる。自由奔放で真っ直ぐ生きる姿が人を惹きつける、魅力あふれる女性。そんな彼女は、シングルマザーとして高校生の娘も育てている。
伊藤が演じる氷雨(ひさめ)は、真面目で恋愛に奥手な大学院生。これまで受け身の恋愛を続けてきたが、伊麻に強く惹かれて“複数恋愛”の世界に踏み入れ、葛藤と嫉妬を抱えながら彼女と向き合っていくことになる。
千賀が演じる亜夫(あお)は、伊麻の“二人目の恋人”で美容メーカーの営業マン。伊麻と交際する一方で、亜夫自身にも別の恋人がいる。お調子者な亜夫は、葛藤する氷雨をからかうようなそぶりも見せる。
そして、丸山が演じる到(いたる)は、伊麻の“一人目の恋人”でイタリアンバルの店長。いつも落ち着いていて、ときに氷雨たちの兄のように立ち振る舞うことも。
魅力的なキャラクターたちが繰り広げる、刺激的な恋模様から目が離せない。さらに、4人の恋模様に加えて、モラハラ夫との関係に悩む伊麻の友人・絹香、そして少し変わった家庭事情を友人に明かせないでいる娘・千夏たちの物語も絡まり、それぞれの愛の物語が展開されていく。
栗山千明コメント
この作品で、浮気や不倫とは異なる複数恋愛=ポリアモリーという愛の形を知りました。今までドラマであまり描かれてこなかったポリアモリーのラブストーリー。どのような日常を過ごし、どのような問題が起こるのか…主人公の伊麻を演じることで色々見えてくるものがあるのでは、と楽しみです。伊麻を取りまく登場人物も、とても魅力的ですので是非ご期待下さい。
伊藤健太郎コメント
このドラマのお話を頂いた時、まず今回のテーマでもある「複数恋愛」とは何なんだろうと理解する所から入りました。正直今も完全に理解できているかと言われるとそうではありません。しかし、氷雨を演じていく中で彼の心情と一緒に理解を深めていけたらなと思っています。そして実際にいらっしゃるポリアモリーの方々がもっと胸を張って恋愛ができるちょっとしたきっかけにもなれるようしっかりとこのドラマを作っていきたいと思っています。
千賀健永コメント
この度、ドラマ「彼女がそれも愛と呼ぶなら」に出演することが決まりました。主人公の伊麻に恋人が二人いて、そこにまだこの世界観を理解しきれていない氷雨という新たな学生が恋人になり、伊麻の娘の千夏と5人で同居するという稀な恋愛観を持つ人達の物語です。僕は伊麻の恋人の一人、亜夫を演じさせて頂きます。
性格は明るく、恋人の伊麻と恋愛観が似ているのが特徴です。美容男子でもあり、僕にもってこいの役を頂きました。千賀ん(洗顔)もするかもしれません。一つ言えることは、この恋愛観、共感できないと思われるかもしれませんが、このドラマを観てみてください。あれ、どこか共感できる。と思うでしょう。そしてその時に気づくんです。あれ、このドラマにハマってるかもと。是非、観てください。
丸山智己コメント
ポリアモリー(複数愛)というセンシティブで攻めたテーマの作品に参加させてもらえてとてもワクワ
クしております。複数恋愛がどういう感覚なのかなかなか理解できませんでしたが、子供達に対する気持ちに置き換えた時にスッと腑に落ちました。いろんな形の愛が存在する作品です。少しでも共感していただけるように丁寧かつ大胆に楽しんで演じたいと思います。ぜひオープンな気持ちで楽しんでいただけたら!
原作者・一木けいコメント
台本を拝読したとき、キャラクターやテーマを深く理解してくださった上で心揺さぶる構成になっていることに感動しました。栗山千明さん、伊藤健太郎さん、千賀健永さん、丸山智己さんをはじめとする役者さん。関係者の方々。そして視聴者さん、いつも応援してくださる読者さん。このドラマがみなさまの人生を豊かに彩る一助となりますように。
プロデューサー・伊藤愛コメント
さまざまな愛の形が映像作品においても描かれるようになってきた昨今。本作の主人公・伊麻とその恋人たちは「ポリアモリー(複数愛)」という、同意のうえで複数のパートナーを持つ恋愛スタイルを実践する人物です。ただ、この作品は彼女たちの恋愛を特殊なものとして取り上げるわけでもなければ、一方で賛美するわけでもない...ひとつの愛の在りかたとして、もっと直感的かつ根源的に「そもそも愛ってなんなんだっけ」という問いかけを与えてくれる、そんな作品だとはじめて原作を読んだときに感じました。
「普通、人間同士のパートナーは 1 対1の関係である」という“普通”を前提とした社会において、複数の人を同時に好きになってしまう自分自身の心を否定せず、自分らしい恋愛の仕方を選んだ伊麻。そんな彼女の生きる道にはさまざまな障壁もあるうえ、視聴者の多くの方にとって 100%共感しきれるものではないかもしれません。
しかし、そんな“普通”から離れた彼女の生き方は、「普通夫婦だったらそうするよね」「母親ならこうであるべき」「恋人同士ならこれくらい許される」という世の中にあふれる“普通”を一度疑って、自分自身が本当にやりたいことは何なのか、本当に望む関係はどんなものなのか、そしてそれが世の中の“普通”とは違った時に本当にあきらめていいものなのか。そんな問いかけを投げかけてくれるものであり、さまざまな世間とのしがらみの中で生きる大人たちにこそ、刺さるものだと思います。
主人公の恋愛のほかにも、関係の冷めきった夫婦、温度差を感じる高校生カップル、自由を求める彼女と束縛してしまう彼氏、価値観の違う親子、など...どこかにズレや理解しあえない部分といった「目盛りの違い」がある人間同士の関係性が出てきます。目盛りが完全に一致する人間は、たとえ恋人や家族でもきっといない中で、その目盛りのズレに対して、見て見ぬふりをするのか、我慢するのか、相手に合わせるのか、相手が合わせてくれることを望むのか、はたまた関係維持自体を諦めるのか...?
葛藤や問題を抱えながらも自分なりの愛、そして自分も相手も納得できる関係性を模索する彼女たち。彼女がそれも愛と呼ぶなら、それは愛だと言えるのか。それとも、たとえ彼女がそれを愛と呼んだとしても、愛とは言えないのか。その線引きはどこにあるのか、だれが決めるのか? ただ甘い恋愛だけではない、一風変わった刺激的な人間模様をぜひ見届けてください。
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