関水渚演じる“クロミ”が引き起こすパニック・ホラードラマ「家政婦クロミは腐った家族を許さない」第1話がTVerで配信

2025.01.14 12:30

関水渚が主演を務めるドラマ24「家政婦クロミは腐った家族を許さない」(毎週金曜夜0:12-0:42ほか、テレ東系／Lemino・TVerほかにて配信)の第1話が1月10日に放送。民放公式テレビ配信サービス「TVer」では第1話の配信が開始された。

家政婦によるファミリー・パニックホラー

同ドラマは、きづきあきら＋サトウナンキの同名漫画が原作。「理想の家族」を追い求め、常識も倫理も超えた危険な手段も辞さない最恐家政婦・黒見白華(くろみきよか)＝クロミが引き起こすファミリー・パニックホラー。

関水演じるクロミが従事する灰原家として、美容機器メーカーを立ち上げた敏腕社長・翠を藤原紀香、その夫・蒼太を高橋光臣、長男・千翠を阿久津仁愛、長女・緋莉を大熊杏優が扮(ふん)する。

第1話放送後のSNS上では、「登場人物全員の闇が深い」「クロミは味方なのか、悪者なのか…」「怖いけどついつい見てしまう」といった反応や、クロミの予想できない行動に「想像を超えるヤバさ」「鳥肌が止まらない」などの声が上がっている。

第1話見どころ（以下、ネタバレ含む）

裕福で仲睦まじい家族たちが住む灰原家にて、一家全員が惨殺されるという事件が発生する。唯一生き残ったのは、家政婦を務めていた黒見白華“クロミ”(関水)。彼女は事件の3か月前に、灰原家の新しい家政婦として迎え入れられていた。

さかのぼる3ヶ月前、灰原家の一員は主人・翠(藤原)に、その夫・蒼太(高橋)、長男の千翠(阿久津)、そして長女の緋莉(大熊)。幸せで何の問題もないように見える“理想の家族”だったが、その実態は、翠は過去に秘密を抱えており、蒼太は翠の会社の名ばかりの役員、愛想のよい千翠には裏の顔がありそうで、緋莉は不登校という崩壊寸前の状態だった。「あなたたちには私が仕えるにふさわしい理想の家族になっていただきます」と、クロミは闇の中でそっと微笑む。

そんな中、翠主催のホームパーティーが開催される。そこで、翠の親友でありビジネスパートナーの須藤真希子(しゅはまはるみ)が、完璧なおもてなしをする家政婦のクロミに目を付ける。「倍の給料を払うからうちに来てくれない？」とクロミを引き抜こうとする真希子。その話を聞いてしまっていた翠に「あなた独身なんだから。家政婦さんなんて必要ないでしょ」と言われると、「私が結婚できない女だってバカにしてるの？」と怒りをあらわに。「世間にバレたら面白いだろうね。翠の秘密」と脅すようなことを言ってくるのだった。

それに対し、「奥様の会社に巣食う虫はあなたの方」と彼女が横領している証拠を突き付けたクロミ。そのことは翠も把握していたのだが、真希子を思ってずっと知らないふりをしてきていたのだった。この一件がきっかけで、これまで家庭や会社をひとりで守らなければならないと考えていた翠は、クロミに絶対的な信頼を寄せ始める。

後日、真希子を呼び出したクロミ。真希子は悪事がバレたにも関わらず「私はただ見たいだけ。翠の苦しむ顔、悲しむ顔を」とまだ翠への恨みを募らせていた。それを聞いたクロミは「仕方ないですね」と言って真希子を追い詰め、川へと突き落とす。