小3息子が壁に飾った大量のドラクエ、驚きの正体に衝撃走る 「素晴らしい家族」と話題に…
自宅の壁に設置された『ドラゴンクエスト』の壁時計。驚きの正体が「天才の発想」として、話題を呼んでいる。
14日、全国民待望のゲームタイトル『ドラゴンクエストIII そして伝説へ...』(以下、ドラクエ3)のHD-2Dリメイク版がついに発売。X上では日々、『ドラクエ3』に関する投稿が話題を呼んでいる。
そんな中、自宅の壁に設置された『ドラクエ』の時計に、驚きの声が多数寄せられているのをご存知だろうか。
お洒落なインテリアの正体に驚き...
注目を集めているのは、Xユーザー・ぷさんが16日に投稿したポスト。
「この時計の1から5までは親父から譲られた作品」という意味深な1文の綴られた投稿には、自宅内で撮影された壁の写真が添えられており、歴代の『ドラクエ』シリーズソフトの箱が円を描くように飾られている。
一見するとお洒落なインテリアに見えるが...じつは、こちらは各ソフトのナンバリングが数字を表した「自作の壁時計」なのだ。
「センスが良すぎる」と称賛の嵐
なお、2024年11月時点で『ドラクエ』シリーズの最新ナンバリング作は、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』(11)なので、「12時」のポジションには『ドラゴンクエストヒーローズ』シリーズの姿が。
まさに「アイデアの勝利」と呼ぶべき、『ドラクエ』の世界観のように壮大な時計は瞬く間に話題となり、投稿から2日足らずで2,000件以上ものリポストを記録。
Xユーザーからは「センスが良すぎる」「ソフトが全部リメイク版でなく、オリジナル版なところにこだわりを感じる」「この時計、本当に欲しい」「素晴らしい家族だと思う」など、称賛の声が多数寄せられている。
じつはこちらの時計、2022年にも一度投稿され、大きな話題になったことが。読者諸君は、驚きの製作背景をご存知だろうか...?
それにしてもこの親子、ノリノリである
https://twitter.com/DQaka_pupupusun/status/1857701462316560895
話題の時計は、ポスト投稿主・ぷさんの長男(当時、小学3年生)が、夏休みの自由課題として製作したもの。
ゲーマーなら誰しも経験がある「ケースの中に別のソフトが入っている問題」や、室内が散らかっていることを咎めたところ、長男からは「カッコよくしまえたら、ちゃんと片付けるのに」「時計の数字のところをドラクエにしてみたいな」といった反応が。
かくして、息子のアイデアと父親の見事なフォローのもと、件の「ドラクエ時計」が誕生したのだ。制作に当たっては、ソフトを設置する台座の角度を計算するなど、とことんまでこだわり抜いている。
「当時の父の気持ち」が理解できた瞬間
今回再投稿をした経緯は、やはり『ドラクエ3』HD-2Dリメイク版の発売が挙げられるという。ぷさんは、「1988年発売のファミコン版『ドラクエ3』は、私の父がリアルタイムでプレイしていた作品です」と説明する。
そして96年にスーパーファミコン版のリメイク作品が発売されると、ぷさんの父は発売日に買ってきてくれたそう。「『ああでもない、こうでもない』とアドバイスをもらいながら、プレイしていました」と、在りし日を振り返る。
そして今回HD-2Dリメイク版が発売されて、我が子がプレイする姿を見守りながら、ぷさんは「あの時、父もこんな気持ちだったのかな...」と、感じたのだ。
なお、『ドラクエ3』序盤にはいくつかの「鬼門」「初見殺し」と呼ぶべきポイントが存在する。とくにアッサラーム〜イシス周辺は「あばれざる」を筆頭に、厄介で強力なモンスターが出現するため、多くの勇者たちのトラウマゾーンと名高いスポットだ。
ぷさんもやはり、イシスの洗礼を受けた古参プレイヤーのようで、「『じごくのハサミ』に何度もやられて悔しくて大泣きし、父に『貸してみろ』とコントローラーを奪われた記憶があります」と、振り返る。
じごくのハサミは、周辺の他モンスターの3倍近い守備力を持つうえ、集団で現れて守備力を強化する呪文・スクルトを使用してくる。攻撃力も高いため、魔法使いや僧侶など呪文を使用できるキャラクターがいないと苦戦は必至。
さらに、素早い動きで先制して「呪文を封じる呪文」のマホトーンを使用する「キャットフライ」と共に出現する場合もあり、その名に恥じぬ「地獄」ぶりを多くの勇者たちに味わわせてきた。
ぷさんも、そんな地獄のような光景が頭をよぎったようで「子供がイシス周辺に来た辺りで、思わず心配してしまいました(笑)」と、親心を感じさせる微笑ましいコメントが得られたのだ。
ぷさんのように、親子三代に渡って『ドラクエ』シリーズを愛し、プレイし続けてきた家族は、その絆を何よりも大切にしてほしい。
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執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)
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