柏木由紀がNG解禁のいきさつを告白「すっぴんを見せないことには伝わらないなって」
柏木由紀が、11月14日に都内で「メイクで見つける可愛いの法則」(宝島社)刊行記念イベントを開催した。
同書は、元AKB48のメンバーで、YouTubeチャンネル「ゆきりんワールド」で公開しているメーク動画が人気の柏木による初のメーク本。ベースメークからポイントメーク、コンプレックスを克服するために研究されたメークなど、初心者から上級者まで役に立つ1冊となっている。
17年間の研究の成果を1冊に「形として残せたのがうれしい」
登壇した柏木は「今まで写真集とかスタイルブックっていうのを出してはいたのですが、メーク本というのは今回が初めてで! 『いつかは出してみたいな』って思っていた中で、出版社の方から『一緒に出しませんか?』というお話を頂いて、『ぜひ!』ということで実現しました」と出版のきっかけを告白。
さらに、「元々、AKB48の時からお仕事の時にいつも自分でメークをしていたので、17年間でいっぱい自分で研究したいろんなメーク方法を1冊にギュッと詰め込みました。形として残せたのがすごくうれしいなと思います」と述懐した。
出来は最低100点「100点じゃないものを出しちゃいけないと思うので(笑)」
また、「出来の点数をつけるとしたら?」と聞かれた柏木は「100点です! これ、100点じゃないものを出しちゃいけないと思うので(笑)。最低ラインが100点。見る方によっては100点以上の受け取り方をしてもらえたらうれしいですね」と返答。
ほか、「これまでのメークでの失敗談は?」との質問には、「中学生でAKB48に入って、年を重ねるごとに、その時々の失敗がありました。中学のときはメークをしたことが全くなかったので、本当に知識がないまま、なんとなく母に教えてもらったメークをそのまましていて、『もっと勉強しとけばよかったな』って思いますし、20歳のころはグループにいたので『華やかに目立ちたい』という気持ちがあって、とにかくメークをどんどん重ねてすごく濃くなってしまった時期もありました」と明かした。
そんな中、「すっぴんを披露することへの抵抗はなかったのか?」と聞かれ、「YouTubeですっぴんを出すまでは、唯一NGだったのが『すっぴんを出すこと』だったんですけど、メークのおかげで自信が持てたり、コンプレックスを少しでも解消できたっていう経験から『これをもっと共有したい。伝えたい』っていう気持ちがあったので、どれだけメークで変われるかというのを伝えるためには、自分のビフォーのすっぴんを見せないことには伝わらないなって思って」とNGを解禁したいきさつを語った。
◆取材・文=原田健
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