高橋克実“朱雀”、偶然耳にした“老害”の言葉に驚がく…一方、SNS宣伝活動を任された菜々緒“鷹野”はまたもやとんでもない奇跡を起こす<無能の鷹>
菜々緒主演の金曜ナイトドラマ「無能の鷹」(毎週金曜夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系)の第5話が、11月8日(金)に放送される。
菜々緒が圧倒的無能なヒロインに
同作は、女性コミック誌「Kiss」(講談社)で現在連載中のはんざき朝未による同名コミックを実写ドラマ化した、超・脱力系お仕事コメディ。
テレビ朝日ドラマ初主演を務める菜々緒が、スマートな身のこなしに落ち着いた声、自信に満ちあふれているのに謙虚な立ち振る舞い、どこからどう見ても中堅エース級の風格を備えていて、超有能そうな見た目なのに実は衝撃的に無能な主人公・鷹野ツメ子を演じ、「ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜」(2021年/日本テレビ系)をはじめ、「監察医 朝顔」(2019年/フジテレビ系)、「正直不動産」(2022年/NHK)など、数々の人気ドラマを手掛ける根本ノンジが脚本を担当する。
また、第1話の1週間での配信再生数が、金曜ナイトドラマ歴代最高の200万回超を記録したことが発表された。
共演に塩野瑛久、高橋克実、井浦新ら
共演には、塩野瑛久、工藤阿須加、さとうほなみ、高橋克実、井浦新ら豪華キャストが集結。
努力家で有能なサラリーマンながら第一印象が最弱、鷹野の珍“相棒”・鶸田道人(ひわだ・みちと)を塩野が、危機回避能力の高い根回しの鬼であり鶸田の指導係・雉谷耕太(きじやま・こうた)を工藤が、出世の武器として使おうと社内のありとあらゆる情報を収集する“社内CIA”鵜飼朱音(うかい・あかね)をさとうが演じる。
また、鷹野をうっかり採用してしまった戦犯である営業部部長・朱雀又一郎(すざく・またいちろう)役を高橋が、無能な鷹野の指導係に任命された心優しきベテラン社員・鳩山樹(はとやま・いつき)役を井浦が務め、物語を彩っている。
「無能の鷹」第5話あらすじ
第5話は――
圧倒的なデキるオーラを醸しながらも、衝撃的な無能ぶりで社内ニートとなっている鷹野(菜々緒)が、なぜか鶸田(塩野瑛久)がひっそりと更新している個人SNSをじっくりと読んでいる。そんな中、今日も「ありがとう」「ごめん」が言えない老害部長・朱雀(高橋克実)のフリーズしたパソコンの復旧に汗をかきながら勤しむ鳩山(井浦新)の姿が。無事にパソコンは直ったものの、案の定、感謝の言葉はなく、鶸田、鵜飼(さとうほなみ)、雉谷(工藤阿須加)らはグループチャットで、その朱雀の様子を見て愚痴るのだった。
社内チャットで解決する話でも顔を合わせて会議をやりたがる朱雀は、この日も部員を会議室に集めていた。そこでも、やりたい放題で会議を進める朱雀は、独断によりSNSでの宣伝活動を若手の鷹野と鶸田に一任。だが、その後なぜか鷹野は会社の愚痴を連ねる鶸田のSNSアカウントを自席で朗読していてーー。
そして、宣伝用SNSアカウントのアイコンとヘッダーをポーズキメキメの鷹野の写真に設定し、アカウントの運営も鷹野に任せたことで、またもやトンデモナイ奇跡が巻き起こることに。
やがて、いつもの居酒屋で酒を酌み交わす鳩山、鶸田、鵜飼、雉谷たち。鳩山からかつて朱雀がバリバリ働いていた現役時代の話を聞き、現在との振る舞いの違いに驚く。そして、「誰でも歳は取る。その結果、誰だって老害になる可能性はある」と鳩山は皆を諭すのだった。
一方の朱雀は、家庭でも傍若無人な態度で振る舞っており、妻・亜矢子(中島ひろ子)や娘、息子からはまったく相手にされない日常を過ごしていた。そんなある日、鵜飼らが自分のことを「完全なる老害」と話しているのを偶然聞いてしまった朱雀は、開発部・部長の鴫石(安藤玉恵)に八つ当たりした挙句、早退してしまう。
しかし、早く家に帰っても、そこに自分の居場所がないことも分かっていて…。いつからか、なりたくないと思っていた“部下に理解がない上司”に自分がなっていたのか、と愕然とした朱雀。落ち込んだまま帰宅すると、妻からも定年を前に離婚したいと離婚届を突き付けられてしまう。
後日、祝日にうっかり出社してしまった朱雀は、同じく間違えて会社に来た鷹野と2人きりに。そして、パソコンがまたもやフリーズした朱雀は、開発部・鵙尾(土居志央梨)の連絡先のメモらしき、「MOZU」と書かれた電話番号に電話するよう鷹野に指示をする。電話をかけてみると、そこは鳩山、鴫石がたまたま訪れていた昭和テイストたっぷりの純喫茶・MOZUで…。恋愛相談が得意なママ・百舌子(渡辺えり)と、鷹野との奇跡の会話が成立。そして、鴫石は、かつて朱雀と交わした約束を果たすべく、強い気持ちで朱雀にあることを進言する。
――という物語が描かれる。
「もし俺がそういう上司に変わっちまったら、必ず言ってくれ」
公式ホームページなどで見ることができる予告動画は、「私のパソコンも同じ状態です」とほほ笑む鷹野からスタート。
「すぐ壊れる!」とパソコンに文句を言う朱雀の隣で必死に直そうとする鳩山。偉そうに振る舞う朱雀の姿を見て、鳩山は「誰でも老害になる可能性はあるよね」と話す。そんな朱雀は「老害の傾向 老害じゃない人」と検索し「俺が老害!? そんなはずない」と戸惑う。
場面は変わり、「アカーン!!」と叫ぶ鷹野。そして「鶸田しゅーりょー」と泣きそうな表情を浮かべる様子も。そして「ダンディになりたくても髪の毛がない…」と窓に写る自分を見つめる朱雀。続いて「それが、愛よ」と話す百舌子ママ、「大変だね、営業部」と憐れむ鵙尾、「サインして」と離婚届を妻・亜矢子から突きつけられる朱雀、「考えただけでゾッとする」と吐き捨てる亜矢子の姿が映し出される。
最後には、営業部で働く昔の鳩山・鴫石の姿と共に「もし俺がそういう上司に変わっちまったら、必ず言ってくれ」と話す朱雀、「なんてすてきな思い出なんでしょう」とうっとりする鷹野、真剣に写真を撮る鷹野を「何やってんの?」と訝しむ鵙尾、そして鵙尾の質問に「カメです」と真剣に返す鷹野の姿が切り取られている。
予告動画には「どうなるのか気になる」「期待してます」「朱雀部長に髪の毛がある!!」といった声が寄せられている。
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