古田敦也氏、現役時代にスイーパーを投げていた人物を告白「ちょっと横から…」

2024.08.21 16:00

提供：Sirabee

大きく曲がるスライダー、スイーパー。古田敦也氏と真中満氏の現役時代に「投げていた」投手は？

古田敦也

元東京ヤクルトスワローズ監督の古田敦也氏が、YouTubeチャンネル『フルタの方程式』で、自身が現役時代にスイーパーを投げていた投手を語った。

【動画】古田氏が変化球・スイーパーを語る

スイーパーを語る

古田氏と真中満氏、そして五十嵐亮太氏が移動中の車内でトークした今回の動画。

話題は「変化球の呼び方が増えていること」に。そのなかで真中氏が大きく曲がるスライダーを指すスイーパーについて「MLBがやりだしたんですよね。新しい用語で作ったみたいだけど、スライダーだろと思う」と指摘する。

MLB経験者の五十嵐氏は「それで注目されて、話題になっているからうまい」とポツリ。これに「真横に曲がるのがスイーパーというけど、スライダーとの区別がわからないもんな」と真中氏は苦笑いを浮かべた。

古田氏が現役時代にスイーパーを投げていた投手は？

その後、スタッフから「スイーパーを昔、投げている人はいなかったんですか？」という質問が寄せられる。

真中氏は「サイドスローのスライダーとかじゃないですか？　横で投げている人の」と指摘するが、古田氏が「真横じゃないからなあ」と否定。

すると五十嵐氏が「智さんのはスイーパーだと思う」と、東京ヤクルトスワローズの伊藤智仁投手コーチを挙げた。

斎藤雅樹氏のスライダーは？

伊藤コーチのスライダーを受けていた古田氏も同調すると「ちょっと横から大きめな。斎藤雅樹さんのスライダーはちょっと違う。斎藤さんは真横じゃないから。スリークォーターくらいで、よく曲がっていた。もうちょっと速ければ。そのへんの区別が難しい」と指摘。

五十嵐氏は「緩かったらダメ。斎藤さんはちょっと違います。あれでもうちょっと速かったらスイーパー」と持論を展開。

スタッフが「難しいから投げていないんですか？　昔の人は」と質問すると、「ある程度スピードがある人じゃないと投げられない。スイーパーを投げられる人は95マイルぐらいの人でないと、スイーパーは投げられないと思います」と解説した。

メカニズムが解明

また五十嵐氏は「今は、どういうふうにしたら、スイーパーが投げられるかというのが再現できるんです、映像で」「トラックマンとかホークアイとかで、自分でリリースポイントを調べられるじゃないですか。だからいいですよね」と語る。

一方で「実際わかっていても、できない人もいっぱいいますよ。押し込んでくださいと言われてもできないです、難しいです。ダルビッシュはすごいですよね。『こうやってください』で、できちゃうんですよ。すごいですよね」と話した。

史上最強のスライダーの声も

伊藤コーチは現役時代150キロ近い速球と、曲がりの大きなスライダーを武器に活躍。1年目は途中離脱したものの、防御率0.91で新人王に輝いている。

高速で曲がりの大きなスライダーのキレは凄まじく、「日本史上最高のスライダー」と語る人も多い。

古田氏が「スイーパー」を語る

https://www.youtube.com/watch?v=S8lyw78S26s

（文／Sirabee 編集部・佐藤俊治）

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