祝・ダルビッシュ雄投手、日米通算200勝の翌日に「ダルビッシュミュージアム」を訪問

乃木坂46・黒見明香、ダルビッシュ有・日米通算200勝の翌日に「ダルビッシュミュージアム」を訪問 “リアルダルビッシュ”と真剣対決!【MLB連載 9-6-3のファインプレー! #22】

2024.05.31 17:00

乃木坂46の4期生であり、野球好きと知られる黒見明香がメジャーリーグベースボール(以下、MLB)の魅力を伝える初冠企画MLB連載「9-6-3のファインプレー!」。今回は日本時間5月20日に日米通算200勝を達成したダルビッシュ有投手のルーツ＆“劇リアル”が体感できると評判の兵庫県神戸市にある「スペース11　ダルビッシュミュージアム」への取材を敢行！その模様をお届けします。

「ダルビッシュミュージアム」初訪問

皆さんこんにちは、乃木坂46の黒見明香です。日本時間5月20日に行われたアトランタ・ブレーブス戦で日米通算200勝を達成したダルビッシュ有投手。今年は圧倒的な投球を見せていますが、200勝達成翌日となる21日に、ダルビッシュ投手のルーツが堪能できる兵庫県神戸市にある「スペース11　ダルビッシュミュージアム」にお邪魔しちゃいました！ 20日は「ここで200勝を達成したら、すごくいいタイミングだな」と思ってドキドキしながらブレーブス戦を観戦していたので、完璧なピッチングで勝利を収めてくださった瞬間は「やったー」という声が出ちゃいました。

ダルビッシュさんの凄さを体感

「ダルビッシュミュージアム」はリアルを超えた“劇リアル”というコンセプトのもとダルビッシュ投手の名シーンのフィギュアが展示されている「FIGURE ZONE」、ダルビッシュ投手が世界に羽ばたくまでの歴史が垣間見える「HISTORY ZONE」、打者目線からダルビッシュ投手とバーチャル対決できる「ATTRACTION ZONE」、現在のダルビッシュ投手の現在地が分かる「VIEWING ZONE」の4つで構成されています。

まず驚くのが、「FIGURE ZONE」にあるダルビッシュ投手の等身大のフィギュア。全部で3体あるのですが、それぞれの時期によって違いがあり圧倒されます。196センチの身長、腕の太さなど、やっぱり「大きいな～」と思うのですが、私が一番驚いたのが、この身長の割に掌がそこまで大きくないこと！　もちろん普通の人と比べればすごく大きいのですが、2メートル近くある選手にしては、小さいのかなと。だからこそ、手首の使い方などを工夫しているんだなと感じました。

「HISTORY ZONE」では、ダルビッシュ投手がどんな学生時代を送ったのかが、分かりやすく知ることができます。ダルビッシュ投手が東北高校に通っていたのは、2002年ぐらいなんですよね。私が生まれたのが2004年なので、生まれる前から野球をしている選手が、現役でしかも一線級で活躍しているんだというのは、本当にすごいことだなと改めて実感しました。

そして「ATTRACTION ZONE」。ここでの私の雄姿はぜひ動画で見ていただきたいのですが、対戦してみて感じたのは、変化球の曲がり具合はもちろんなのですが、スピードがすごい。対戦前は「もしかしたら「ホームラン打てるのかも！」なんて思っていたのですが、甘かったです（泣）。何よりも感じたのが、同じ球種でも1球ごとにまったく感覚が違うんです。それが打者との間とか駆け引きなんでしょうね。バッティングセンターでボールを打つのとは全く違う体験です。スタッフさんにもお話を聞いたのですが「打って楽しむというよりは、どれだけダルビッシュ投手の球がすごいのかを体験する」というのが目的のようで……。まさにリアルを超えた“劇リアル”が味わえます。

「VIEWING ZONE」では、ダルビッシュ投手が、なぜMLBの第一線で活躍し続けることができるのかが実感できます。これまでも、ダルビッシュ投手がどれだけ他の日本人の若手選手にトレーニング方法やサプリの重要性などを説いていることは報道などで知っていましたが、改めて野球に対する分析力や球質など本当に研究熱心で、前向きなことが分かります。ベテランの領域に入っていて、油断をしようと思えばいくらでもできそうなのですが、常に前に進み続けているすごさを実感できました。