YOSHIKI、名曲「Anniversary」誕生秘話語る 活躍の裏での後悔、孤独も
2022.12.21 12:36
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20日放送のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」“YOSHIKIスペシャル”(19時30分~20時42分)では、X JAPANのYOSHIKIに1200日に渡り密着。現在の上皇が天皇としての即位10年を祝った式典のために作曲を依頼されていた際、断ろうと考えていたことを明かした。
hyde、X JAPANは「日本で唯一の存在」
1999年に行われた『天皇陛下御即位十年をお祝いする国民祭典』。奉祝曲としてYOSHIKIはピアノ協奏曲「Anniversary」を作曲・演奏を行い、現在ではYOSHIKIの代表曲のひとつとなっている。しかし依頼を受けた当時は、番組中でインタビューに答えたL'Arc-en-Cielのボーカルで、YOSHIKIがSUGIZOやMIYAVIとともに結成するバンド「THE LAST ROCKSTARS」のメンバーでもあるhydeが、「ヘヴィメタルを全員が知ってる音楽に変えた、日本でひょっとしたら唯一の存在」と表現するほどの唯一無比のバンドX JAPANが解散した直後。
「バンドを解散してステージを降りたわけじゃないですか。そんな状況でぼくがそのステージに上がる。そういった大役を引き受けて上がるっていうのがとても失礼にならないかなっていう…」と、かなり躊躇があったことを明かした。
名曲「Anniversary」は「希望に向かうイメージ」
そこでたった1人相談したのが、子どもの頃からYOSHIKIを応援し続けてくれた母・千恵子さんだったのだという。「佳樹なら、きっとできる」という言葉に背中を押され、生まれたのが名曲「Anniversary」であることが明かされた。折しも盟友・hideを失った後に作られたこの曲を「生きてるからにはきっと生かされてると思うので、だったら一生懸命生きる以外のチョイスって無い」という思いを込めた「いろんな悲しみ、苦しみを乗り越えて希望という前向きなものに向かうっていうイメージ」で作られた曲だと説明した。
YOSHIKIの後悔、そして孤独
残念ながら同番組での密着中に、YOSHIKIを支え続けてくれた母・千恵子さんは他界。「世界を取るんだっていうことがほぼ人生の全てになってしまって(母と)一緒に過ごしたりって時間がほとんどなくて…」と声を詰まらせたYOSHIKI。「親不孝な息子だっていうのはすごく思いましたね」と寂しそうに口にした。同番組ではhydeとレコーディングを行う様子も取材。明るい表情で、亡き母・千恵子さんの四十九日の際の逸話も明かしていたが、番組最後のインタビューでは、SNSで千恵子さんの他界について書き込んだことに触れると、自身を「きっと孤独なんだろうね」と分析。「いつかは孤独じゃなくなるときが来るのかな…」とつぶやくように口にする、日頃とは違った表情を見せる場面もあった。(modelpress編集部)
情報:NHK
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