福士蒼汰「THE HEAD」NGシーンが多発?オール海外ロケでの撮影裏話「仲良くなればなるほど…」
2022.07.29 08:00
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俳優の福士蒼汰が、2023年に世界同時放送&配信されるHuluオリジナル「THE HEAD」Season2の国際取材会に出席。オール海外ロケの撮影裏話を明かした。
福士蒼汰「THE HEAD」Season2メインキャストで出演


Season2では、新たな隔絶された場所=太平洋のど真ん中を航海する“ある科学ミッションを担った巨大貨物船”を舞台に、善と悪がぶつかり合う震撼の事件をスリリングに描写。前作で因縁のキーパーソンとなったジョン・リンチ演じる生物学者アーサーと、キャサリン・オドネリー演じる若き医師マギーが再登場することもあり、世界各地で期待の声は高まる一方で、メインキャストの一人として、日本から福士が出演することも発表され、日本国内でも大きな注目を集めている。
「THE HEAD」Season2撮影中の福士蒼汰、国際取材会に出席
そんな「THE HEAD」Season2には、今回10か国からキャストが集結し、鋭意撮影中だが、この度、現在撮影中のスペイン・マドリードにて、国際取材会を開催。取材会では、各国から集まった取材陣に、福士をはじめ、ジョン・リンチ、キャサリン・オドネリーら主要キャスト9人がインタビューに応じた他、舞台裏を収録した約2分のメイキング映像が公開された。物語において重要な役どころであるコンピューターエンジニアのYuto Nakamuraを演じる福士。劇中で全編英語のセリフに挑戦している彼は、通訳一切ナシの取材会でも英語で堂々と受け答えを披露し、国際色豊かなキャストやスタッフにも、すっかり馴染んだ様子を見せた。
福士蒼汰「THE HEAD」NGシーンが多発?オール海外ロケでの撮影裏話明かす
海外で長期滞在しながら全編英語での芝居が初めての福士は「日々の撮影で、悔しいことや、もう少しできたな、という反省、意外にここはできた、という喜びなどを感じながらやっているので、毎日が刺激的で楽しいです」と現在の様子を語った一方で、「言語の壁も大きい」と素直な心境も告白。「色んな国からきているので分かり合おうとしないと分かり合えない環境が、面白くもあり大変なところでもある」と“異文化が交錯する様子”を明かした。しかし「撮影はすごくのびのびやっています」と言い、「みんな、自分たちの世界を現場に持ってきて、セッションしているような感じで撮影するので、やりがいのある現場になっています」と、日々の手応えも報告。また、キャストとの距離も縮まってきているようで、撮影中に役名で呼ばれるところを「Hey,Sota!」と言われ、NGがでてしまったというエピソードも披露。「プライベートで仲良くなればなるほど役名ではなく、本名を呼んでしまいNGシーンが多発するようになってきました(笑)」と楽しそうに語った。
国際色豊かな実力派キャスト&一流クリエイターたちに囲まれ、俳優としてさらなる飛躍を目指す福士。はたして彼は「THE HEAD」でどんな一面を新開拓するのか。
また、THE MEDIAPRO STUDIOの国際コンテンツ開発部のディレクターで、製作総指揮も務めるラン・テレムは本作に関し、「創造性と製作の両方の観点から見て、Season2はさらに進歩しています。マリアーノ・バセルガとホルディ・ガルセラン、アイザック・サストレ、カウエ・ララッタが書いたプロットと、国際的なキャスト、監督のホルヘ・ドラドが組むことで前シーズンの要素を引き継ぎつつ、同時に新鮮でエキサイティングな視点がシリーズに付け加えられました―地球上で最も隔離された場所、太平洋のポイント・ネモが舞台なんです。公開が待ちきれません」とコメントした。
「THE HEAD」Season2、全長150メートルの本物の貨物船上で撮影
船内にある広大な研究室でジョン演じるアーサー・ワイルドが、気候変動を食い止めて地球を救うべく、困難なミッションに取り組んでいる、という設定の本作。この設定を踏まえ、Season2の撮影は様々な場所で行われている。アレクサンドリア号の屋外シーンは、テネリフェ島とその周辺に停泊させた全長150メートルの本物の貨物船上で約3週間にわたって撮影し、ドローンで多くの空撮も行なわれた。また、1200平米に及ぶ船内のセットはマドリードに設営され、様々な部屋が再現されているが、特にアーサー・ワイルドが研究を行う280センチ幅の水槽を備えた研究所は本格的かつ豪華なセットになっている。(modelpress編集部)
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