乃木坂46白石麻衣、インタビューから振り返る“まいやん語録”「無駄な人生を過ごすのはもったいない」「メンバーは宝物」
2020.10.28 17:00
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28日に行われる配信コンサート「NOGIZAKA46 Mai Shiraishi Graduation Concert~Always beside you〜」をもって、乃木坂46から卒業する白石麻衣。モデルプレスでも、過去に何度もインタビューを行ってきた。今回は、そのインタビューの中での印象的な言葉を“まいやん語録”として紹介する。
目次
“まいやん語録”その1:常にグループの飛躍を意識
【まいやん語録1】
「乃木坂46を知って好きになっていただけたら、さらに嬉しい」
2013年、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催されたファッション&音楽イベント「GirlsAward 2013 AUTUMN/WINTER」のバックステージでのインタビュー。
同イベントでは、乃木坂46として3曲を披露した後、白石を含むメンバー数名がモデルとしてランウェイを歩いた。
「GirlsAward」に3回連続で出演していることへの心境を聞かれた白石は「毎回呼んでいただいて、すごく嬉しいです。今回をきっかけに、乃木坂46を知って好きになっていただけたら、さらに嬉しいですね」と答えた。
グループ結成から2年弱と、まだまだブレイクへの道半ばだった当時の乃木坂46。その中で中心メンバーとして活躍していた白石は、既に自分だけでなくグループに目を向けて活動していたことが分かる。
“まいやん語録”その2:失敗を恐れず進む
【まいやん語録2】
「失敗してもまた挑戦すればいいことだし、頑張っている姿は必ず誰かが見ているので」
2013年、専属モデルを務めていた雑誌「Ray」で初の単独表紙を飾った際のインタビュー。
専属モデルに抜擢されてから8ヶ月という異例の早さで表紙デビューを果たした白石に「夢を叶える秘訣」を聞くと「楽しく前向きに、何でも挑戦していくこと。失敗してもまた挑戦すればいいことだし、頑張っている姿は必ず誰かが見ているので」と答えた。
同インタビューでは、乃木坂46の6枚目シングル「ガールズルール」でセンターに抜擢された時の心境について「自分が楽しむ気持ちがなかったら、周りの子もついてきてくれないなと思ったんです」と語っていた。
グループの顔としてのプレッシャーに耐え乃木坂46を上へと導いていた当時の白石は、このような信念のもとに芸能界を力強く歩んでいたことが分かる。
“まいやん語録”その3:どんなに辛くてもチャレンジ
【まいやん語録3】「どんなに辛くてもそれを乗り越えたら絶対に楽しいことがあるって私は思っていて。だから例え体力的にも精神的にも辛くても頑張れる」
これは、2015年に“今、いちばんなりたい女の子”と呼ばれるまでになった白石の真髄に迫ったインタビューでの一言。
AKB48の“公式ライバル”として期待を寄せられながら誕生した乃木坂46は、デビュー当時は知名度向上のためにティッシュ配りをするなど苦労の連続だった。
そんな日々を乗り越え、当時「今、最も勢いのあるアイドルグループ」と評されるほどの地位を築くまでとなった乃木坂46で、中心メンバーとして活躍していた白石は「(夢を叶えるには)何でもチャレンジすることが大事だと思います。どんなに辛くてもそれを乗り越えたら絶対に楽しいことがあるって私は思っていて。だから例え体力的にも精神的にも辛くても頑張れる」と語った。
輝きの裏で、多くの苦難を乗り越えてきた白石だからこその、説得力のある言葉だった。
“まいやん語録”その4:無駄な人生を過ごすのはもったいない
【まいやん語録4】「無駄な人生を過ごすのはもったいないので、思っていることをどんどん相手に伝えて、そこから色んなチャンスをどんどん繋げていけるように、私はただただ頑張ろうと思っています」
2019年、ドラマ「俺のスカート、どこ行った?」(日本テレビ系)に出演し、初の教師役を演じた際に受けたインタビュー。演じた役柄に重ね、アイドルになった当初の葛藤について語った白石。
夢を叶える秘訣について尋ねると「明るく楽しく、何でもチャレンジすることはもちろん大事です」と、2015年のインタビューと変わらぬ強い思いを語りつつも「興味があることや、今自分がやってみたいことは、思っているだけではなくて、実際に口に出して伝えていくことが大事だと思いました。無駄な人生を過ごすのはもったいないので、思っていることをどんどん相手に伝えて、そこから色んなチャンスをどんどん繋げていけるように、私はただただ頑張ろうと思っています」と新たな“夢を叶える秘訣”を明かしていた。
アイドル、モデルとしてだけでなく、女優としても活動するようになっていた白石。「無駄な人生を過ごすのはもったいない」という思いを持ち、夢を語ることで自分から様々な道を切り拓いていったのだろう。
“まいやん語録”その5:メンバーは「宝物」
【まいやん語録5】「本当に今のメンバーに出会えたことは運命だと思います。長い間家族以上に一緒にいましたし『宝物』と言ったら重いかもしれないけれど、卒業生を含めそのくらいメンバーは大事ですね」
2020年、グループからの卒業を決めた白石が、映画「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」でヒロインを演じるにあたり受けたインタビュー。
グループでの活動を「第2の青春のような感じで楽しく過ごしてきました」と振り返り「1期生は特にみんな考え方や空気感が似ていて、よく『本当に出会えて良かったねぇ』と話しているのですが、本当に今のメンバーに出会えたことは運命だと思います。長い間家族以上に一緒にいましたし『宝物』と言ったら重いかもしれないけれど、卒業生を含めそのくらいメンバーは大事ですね。乃木坂46に入って良かったです」とメンバーへの思いを熱く語った。
9年間という長い時間をともに過ごしてきた1期生メンバー。どんな時も支え合い、切磋琢磨してきた関係は白石にとって「宝物」と言っても過言ではないほど大切なものであることが伺える。
“まいやん語録”その6:グループの一員として意識
【まいやん語録6】「私、芯強くないですよ!へにょへにょです(笑)。でも仕事では自分だけではなく、グループとしていろいろな人に見られるので、メンバーのことも視野に入れて、1人ひとりがちゃんとした姿勢で仕事現場に行かなきゃいけないという思いがあります」
これも、2020年、グループからの卒業を決めた白石が、映画「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」でヒロインを演じるにあたり受けたインタビューでの一言。
白石の芯の強さの秘訣を聞いたところ「私、芯強くないですよ!へにょへにょです」と自己評価をしたものの「でも仕事では自分だけではなく、グループとしていろいろな人に見られるので、メンバーのことも視野に入れて、1人ひとりがちゃんとした姿勢で仕事現場に行かなきゃいけないという思いがあります」と“仕事人”の一面を見せた。
そして「グループも大きくしたいし、自分も成長したいというように考え方が変わってきたので、より仕事に対する意志が強くなったことが芯の強さを感じてもらえる理由になっているのかな」と、年齢を重ねていく上での考えの変化を明かした。
乃木坂46を代表して、1人で仕事に挑むことも多かった白石。卒業を発表してもなお「グループの一員」としての意識のもと、モデルや女優としての活動にもさらに注力していたことが分かる。
“まいやん語録”その7:2期生は“仲間”で3・4期生は“守るもの”
【まいやん語録7】「2期生は1期生に近い感覚で、後輩というよりも一緒に頑張ってきた仲間なのですが、3期・4期は本当に後輩として入ってきてくれたので、守るものが増えた」
同じく、映画「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」でヒロインを演じるにあたって受けたインタビューでの言葉。
「仕事に対する意志」が強くなったきっかけとして「後輩が入ってきたこと」を挙げた白石は「2期生は1期生に近い感覚で、後輩というよりも一緒に頑張ってきた仲間なのですが、3期・4期は本当に後輩として入ってきてくれたので、守るものが増えたことで変わりました」と語っている。
2013年に加入した2期生を「後輩というよりも一緒に頑張ってきた仲間」と表現した白石。その一方で、2016年と2018年に加入した3期生、4期生は「守るもの」だと語り、先輩としての顔を見せた。
“仲間”である2期生の頼もしい姿と、“守るもの”であった3期生・4期生の成長が白石を安心させ、卒業を決めたひとつのきっかけとなったのかもしれない。
白石麻衣、10月28日に配信でのコンサートにて乃木坂46を卒業
2020年1月7日、公式サイトにて卒業を発表。本来であれば、5月5~7日に東京ドームにて卒業コンサートが行われる予定であったが、新型コロナウイルスの影響で延期に。白石の誕生日である8月20日、自身の公式YouTubeチャンネルで行った生配信内にて10月28日に配信で卒業コンサートを実施することを発表した。(modelpress編集部)
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