有末麻祐子、自身初のブランドへの思い&こだわり語る「ともにステップアップしていけたら」
2020.10.23 15:23
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モデルの有末麻祐子が23日、都内で自身がディレクションするブランド「MATURED」(マチュアード)の展示会『「MATURED」(マチュアード)20AW/1st EXHIBITION』を開催。イベント前に囲み取材に応じた。
有末麻祐子、初のブランド立ち上げ こだわり明かす
今回、初のブランド立ち上げとなった有末は、そのきっかけを聞かれると「モデルが14年目になるんですけど、20代前半のときに他者でブランドのディレクションを1年間やらせていただいて、そのときにお洋服を作る過程を知りまして、1着1着こんなに時間がかかっていて、たくさんの人が関わってできているんだなということに感動して、自分もいつか洋服を作りたいという思いが芽生えました」と回顧し、「1年くらい前にTOKYO BASEさんとSSとAWで2回コラボさせていただいたんですけど、もともとTOKYO BASEさんのお洋服が好きで、そこからブランドを立ち上げられるということで、信頼もありましたし、Made in Japanというこだわりも感じていたので、それがきっかけですね」と答えた。また、ブランドコンセプトについて有末は「MATUREDが“成熟した”という意味になるんですけど、自分自身が今29歳なので、30代に向けてステップアップしていけたらなという気持ちは、20代後半の女性は持っている方が多いと思うので、MATUREDの服を着てもらって、ブランドとともにステップアップしていけたらと思って、MATUREDという名前にしました」と説明し、こだわりを尋ねられると「本来であれば1年先のものを作るんですけど、私たちの場合は1~2ヶ月先のタイムリーなものを作っています。私自身が着たいものを詰め込んで、自分のクローゼットの中から飛び出たような感じで、大人っぽいアイテムがあったり、ストリートっぽいアイテムがあったり、ベーシックなカラーから色物まであって、いい意味でチグハグな感じになっています(笑)。背伸びしすぎていない感じにしたくて、トータルコーディネートでうまく引き算ができるような感じが、私自身ファッションで気を付けていることなので、トータルコーディネートでうまく足し算、引き算ができるようになればなと思って作っています」と胸の内を明かした。
初のブランドディレクションで苦労した点を聞かれると「1年生なので、プロの方に囲まれてやっているんですけど、アパレル用語も知らないカタカナが飛び交って『何それ?』ってところからやっているんですけど(笑)、とてもスピーディーなので、そのスピード感に慣れようと必死です」と吐露し、「パターンを起こしたり、絵が描けるわけではなく、口頭で伝えているので、それを形に起こすには数回、修正が必要なので、伝え方の表現の仕方とかも身につけなきゃなって思いました」と語った。加えて「ECサイトなので、写真でどうやってお客様にほしいと思ってもらえるかが勝負だなと思っているんですけど、難しいなって感じますね」と苦労を明かした。
有末麻祐子、注目のアイテムは?
注目のアイテムにポンチョコートを挙げた有末は「ポンチョコートは自分でも持っていなくて、着づらいというイメージがあったり、スナフキンみたいにほっこり見えちゃうという懸念があったんですけど(笑)、それを覆してくれるポンチョコートが作れて、手も自由に動きますし、ほっこりしていないですし、このコートはパリに飛んだみたいな気持ちで着ていただけたらなと思います」とオススメし、ニットにもこだわりがあるそうで「着ていてストレスがあるものがすごく嫌いなので、着心地が悪かったりチクチクすると私は着なくなっちゃうので、それだけは避けたかったので、チクチク問題はコラボのときから口うるさく言っています(笑)。なので、絶対にチクチクしません!」と強調した。今後、同ブランドで作りたいものを聞かれると「自分の目標としては、私生活で40代のアパレルの方とか、デザイナーの方とか、大人のお友だちの方も多いので、幅を広げて40代近くの方にもかわいいと思ってもらえるものを作りたいなと思います。そういった方たちに褒められると、自分的にも頑張ろうって思うので」と目を輝かせ、自身の今後については「モデルをブレずに14年間続けてきて、雑誌が好きで、お洋服が好きで、写真が好きというこだわりは生涯変わらないと思いますし、今はモデルのお仕事が1番しっくりきているのと、雑誌が常にある14年間を過ごしてきて、これからも雑誌とともに自分のキャリアもステップアップしていきたいとティーン誌の頃からやってきたので、自分のリアル世代の雑誌に出続けられた財産になっていますし、ここ最近、やっと『職業はモデルです』と言えるようになったので、そこはこれからもブレずにやっていきたいのと同じくらい、アパレルのディレクションも中途半端にならないように気を引き締めてやっていきたいです」と言葉に力を込めた。
加えて、ファンと同じ目線でいたいという有末は「中学校2年生のときは読者モデルで、そこからのスタートだったので、遠い存在になりたくないですし、今、自分と同じ年くらいの女の子たちがこれから結婚したり、次はインテリアに興味を持ったり、お皿に興味を持ったり、ライフスタイル的なところも自分自身から提案して形にできればなと思っています」と目を輝かせた。
自身のSNSで料理や食器を目にするという話題になると「この見た目で食器が好きって思われないので『意外だね』って言われるんですけどすごく好きで、お店をやっている友だちと一緒に益子に買い付けに行ったり、旅行に行った先の焼き物を必ず買うようにしていて、最近はレベルアップして工房にお邪魔させていただきました。ただ、作るセンスはないということに気付いたので、作ったりは多分しないです(笑)」と苦笑し、「ご飯も、世の中の働いている20代後半の子と同じように、作るときは作りし、作れないときは作れないですし、まだ子どももいないので、無理して作ったりはしていません。ただ、外食が続くとお家のご飯が食べたくなるのと、今はコロナで(外食できず)作りすぎているので、作りたくないモードに入っているんですけど(笑)、旦那さんにも外のものばかりではなくて、家の手作りのご飯を食べてもらいたいなと思うので、そういうときは仕事の日でも頑張って作っています」とコメント。
続けて、有末は「まだ子どもの予定は全然ないんですけど、数年後にできたら毎日作らないといけなくなるので、手慣らしじゃないですけど、キッチンに立つということを慣らしています」と笑顔交じりで話した。(modelpress編集部)
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