『ふたり、この夜と息をして』(北原一/ポプラ社)帯付き書影(提供写真)

神木隆之介撮影の写真、小説カバーに起用 世界観を美しく表現

2020.09.08 13:00

第9回ポプラ社小説新人賞の特別賞を受賞した小説『ふたり、この夜と息をして』(著・北原一/ポプラ社)が10月14日に刊行。カバーには俳優・神木隆之介が撮り下ろした写真を起用することがわかった。


神木隆之介が撮り下ろした写真を起用

同書は、第9回ポプラ社小説新人賞にて、その純粋な感性で選考委員をうならせ特別賞を受賞した北原氏のデビュー作であり、切なく胸に突き刺さる感動の青春小説で、神木撮り下ろしのカバー写真にも要注目の一冊。この度、その表紙が公開された。

この写真は、神木がカメラマンとしてこの作品のために撮り下ろした一枚。作中で少年少女が出会う重要な場所である「夜の公園」をモチーフに、作品の持つ瑞々しさとセンチメンタルな空気感を美しく表現した。

神木隆之介(提供写真)
神木隆之介(提供写真)
また、神木は「こんなにも、切ない秘密があるのだろうか」と作品へのコメントも寄せている。物語の内容はもちろん、表紙・帯にも注目だ。(modelpress編集部)

あらすじ

心に傷を負い、“秘密”を抱えて生きる少年少女。その出会いは、彼らを強く優しく変えていく――。

男子高校生・夕作(ゆさ)まことは、顔の痣をかくすために祖母から教えてもらった化粧をして生活している。それがばれることを恐れ、誰ともかかわらず平坦な日々を静かに過ごすことを望んでいた。

ある日、新聞配達のアルバイトの帰りに、公園でクラスメイトの女子生徒・槙野がタバコを吸っているところを目撃してしまう。不良でもない槙野がタバコを吸うのには、なにか理由があるらしい。偶然にも夕作が化粧をしていることを槙野に気づかれてしまい、互いに“秘密”を共有した二人は、徐々に距離が近づいていく――。

繊細な少年少女の心を丁寧に描き、2019年ポプラ社小説新人賞特別賞を受賞した感動の青春小説。
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