「スカーレット」ヒロイン戸田恵梨香、「なつぞら」から得たもの明かす
2019.09.11 19:58
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女優の戸田恵梨香が11日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた2019年度後期NHK連続テレビ小説「スカーレット」(9月30日スタート)の第1週完成試写会に、内田ゆきチーフプロデューサーとともに出席した。
戸田恵梨香が朝ドラヒロイン「スカーレット」女性陶芸家の生涯描く
連続テレビ小説101作目となる本作の物語の舞台は、信楽焼で知られる滋賀県甲賀市。焼き物の里・信楽の女性陶芸家、川原喜美子役が主人公。結婚、子育て、さらに後継者の育成を通して、陶芸にかける情熱を描く。時代背景は戦後から高度経済成長期まで。戸田は15歳から50代までを演じる。脚本はフジテレビ系「みにくいアヒルの子」、日本テレビ系「ホタルノヒカリ」などのドラマを手掛けた水橋文美江氏が務める。戸田恵梨香『なつぞら』から得たものとは
朝ドラのイメージを尋ねられると「ヒロインの女性が国民の皆さんに元気と力を与える。それが朝ドラのイメージですね」と答えた戸田。現在放送中の『なつぞら』を本作の撮影に入るまで見ていたそうで、同じ“もの作り”を扱う作品として『なつぞら』から得たものと、それを本作へ落とし込みたいと思ったことを問う質問も。戸田は「今、描かれている時代(戦後)に、女性が前に立ってものを作っていくということ自体が難しかった男尊女卑の時代があって、そこから女性がどういう風に社会と旦那さまと向き合っていくのかということが描かれている部分があって、その中で女性もこれからは働いていく時代なんだというのを『なつぞら』さんでもやっていると思いますけど、この時代に生きた女性がいるからこそ、今、私たちはこうやって働けているんだなと実感するので、ちゃんとその時代の女性たちに敬意を払いながら、胸を張ってやっていきたいなと思っています。『スカーレット』に関してはCP(チーフプロデューサー)の内田さんをはじめ、監督、脚本、音楽のスタッフさんもみんな女性なので、“女でもここまでやっているぞ”というのを感じ取ってもらえたらいいなと思います」と熱く語った。(modelpress編集部)
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