阿川佐和子、押切もえ(C)モデルプレス

押切もえ、肩書き質問に困惑 阿川佐和子氏が提案「1番お給料のいいものを肩書きに」

2018.09.11 19:45

モデルの押切もえが11日、都内で文芸誌デビュー作「永遠とは違う一日」(新潮社)の文庫化記念イベント『押切もえ×阿川佐和子「聞く力 in ラガク」』を開催。イベント前に阿川氏とともに囲み取材に応じた。

同書は、恋に仕事に、ふと立ち止まりそうになるあなたの背中をやわらかく押す連作短篇集。アイドル失格の高校生、スランプの続く画家、キラキラしたくない事務員、腐れ縁に悩むスタイリスト…、トップモデル押切もえが、女性たちの希望と挫折、夢と転機、そしてささやかだけれど確実な奇蹟を描いた。第29回山本周五郎賞にノミネートしたことでも話題となった。

押切もえ(C)モデルプレス
押切もえ(C)モデルプレス
改めて、文庫化された感想を聞かれた押切は「1度出した本なんですけど文庫になって、加筆修正をしたので、たくさんの方に読んでいただけたらいいなと思います」と語り、具体的な修正箇所を尋ねたれると「全体的に見直したら気持ちが変わった部分があって、テーマは変わらないんですけど、言葉の言い回しとかが気になったり、具体的に言うと、出産のシーンを書いていて、当時は想像で書いたのですが、ちょっと加えた部分もあります」と打ち明けた。続けて押切は「結婚する前に書いたものなのですが、今読み直しても、女性が感じる悩みとか、今でも自分が思うようなことがぎっしり描かれていて、このときこんな風に苦しんでいたなとかという思いも蘇りました」としみじみと語った。

阿川佐和子(C)モデルプレス
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そんな同書を読んだという阿川氏は「書き始めた頃に『どうやって書いたらいいか』って言われたときに、多少、書く先輩だったから『四の五の言わずに書き続けなさい』って言ったんですけど、まんまと抜かれました。“すごっ!”って思いました。立派な小説家です」と絶賛し、「彼女らしさが一行一行に出ていて、自分のテンポとかリズムとか表現の仕方を掴むまで時間がかかるし、特にもえちゃんはいろんな本を読むことが好きだから、そういう影響を受けやすいんだけど、影響を受けているところが本当になかったから、“負けた…”って」と吐露した。

押切もえ「今は肩書きがなくなっている世の中」

押切もえ(C)モデルプレス
押切もえ(C)モデルプレス
また、モデルのみならず、作家や画家など多分野で活躍中の押切は、自身の肩書きについて聞かれると「あまり気にしていないですけど、文筆業もやるモデルかな。今は肩書きがなくなっている世の中だなって思うので、いろんなことをやって行きたいと思います」とコメントし、阿川氏から「その月で1番お給料のいいものを肩書きにすればいい」と提案されると、押切は「いいアドバイスですねえ」とニッコリ。

阿川佐和子、押切もえ(C)モデルプレス
阿川佐和子、押切もえ(C)モデルプレス
続けて押切は、「阿川さん、今月は?」と追求すると、阿川氏は「今月は物書きかな。先月は原作料かな」と告白し、押切は「なるほど。憧れですね。阿川さんスタイルで生きていきたいです」と目を輝かせた。さらに報道陣から「押切さん、今月は?」と質問されると「今月?(笑)。今月は家事と育児ばかりですけど、原稿料が入ってきたらいいなあってくらいですね」と声を弾ませた。(modelpress編集部)

阿川佐和子、押切もえ(C)モデルプレス
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