宮部みゆき「模倣犯」ドラマ化決定 中谷美紀主演で14年ぶりに映像化
2016.06.28 07:00
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女優の中谷美紀が、ドラマ「模倣犯」(テレビ東京系/2016年放送)で主演を務めることがわかった。原作は小説家・宮部みゆき氏の同名作。2002年に公開された映画「模倣犯」以来、14年ぶりの映像化となり、テレビドラマ化は今回が初めて。テレビ東京で主演を務めるのが初めてという中谷は、事件を追うルポライター、主人公・前畑滋子を演じる。前畑は連続誘拐殺人事件の第一発見者・塚田真一や、被害者家族の有馬義男と関わり、事件の全貌に迫ると同時に、自分にこの事件のルポを書く資格があるのか苦悩するといった役どころになる。
これまでに単行本と文庫本あわせて累計420万部を突破し“劇場型犯罪”を徹底的に描いた、現代ミステリーの金字塔とも言われる。未曽有の連続誘拐殺人事件をめぐり、被害者家族、加害者家族、警察 、マスコミ、そして犯人等々、多くの視点から重層的に見つめた、いまなおミステリーファンを魅了し続ける。
今年、テレビ東京が新本社へ移転することを記念した「六本木3丁目移転プロジェクト」のドラマスペシャル第一弾。いま注目の若手からベテランまで、豪華なキャストが集結し、これまでに無い規模で送る、大型スケールの特別番組となっている。
「宮部さんは、人間の美しい部分も醜い部分も見事に表現されるので、読んでいて、連続殺人事件の真相をのぞき見したくなるような自分の嫌な部分を突きつけられる気がします。虐げられた人間の心を徹底的に描いた原作が素晴らしいので、原作の世界観を大切にしつつ、松田秀知監督はじめ、素晴らしいスタッフの皆さん、キャストの皆さんと、より豊かな物語となるように、大切に演じていきたいと思っています」と意気込みを語った。
また「前畑滋子という役は、事件が起こったときのテレビの視聴者だったり、新聞や雑誌の読者の方々に一番目線が近い存在なのだと思います。滋子自身も、一流のライターではなくて、半ばアルバイト感覚でライターをしているのですが、一念発起して(映画化もされた)『エリン・ブロコビッチ』のように、いち主婦が何かを覆してみるというところが、視聴者の皆さんも共感しやすいキャラクターではないかと…。夫と共に婚家の工場に住んでいますし、思いっきり庶民派です」と演じるキャラクターを説明。
主演を務める中谷については「視聴者の目線に近い、事件にとっては第三者であるルポライターとして関わりながら、やがて追い詰められていく主人公を演じて頂きます」と期待を込めた。
なお、その他追加キャストは順次発表予定となっている。(modelpress編集部)
比類なき知能犯に挑むルポライター・前畑(中谷)、第一発見者の少年、そして、孫娘を殺された老人。皆がそれぞれに苦しみながら、必死に事件に関わってゆく。そしてそんな事態を楽しみながら、被害者宅やテレビの生放送に向け、不敵な挑発を続ける犯人。やがて事態は急転直下、交通事故死した男の自宅から、「殺人の記録」が発見される。男は本当に犯人なのか。女性ルポライターが、少年が、老人が、辿り着いた意外な結末とは。
前畑滋子という役は、事件が起こったときのテレビの視聴者だったり、新聞や雑誌の読者の方々に一番目線が近い存在なのだと思います。滋子自身も、一流のライターではなくて、半ばアルバイト感覚でライターをしているのですが、一念発起して(映画化もされた)「エリン・ブロコビッチ」のように、いち主婦が何かを覆してみるというところが、視聴者の皆さんも共感しやすいキャラクターではないかと...夫と共に婚家の工場に住んでいますし、思いっきり庶民派です。そして、この作品のもっとも愛すべきところは、凄惨な事件が繰り広げられるけれど、その一方で、市井のこつこつと生きている人々の日常をものすごくいとおしく描いているところ。そんな日常の尊さをお伝えできたらいいなと思っています。
壮大なスケールのミステリーであり、人の心に届く温かい物語でもあるので、スリルも味わっていただけると同時に犯罪に巻き込まれた人々のやりきれない思いに胸を打たれるのではないでしょうか。最後には心にじんわりとあたたかく、切ないものがこみあげてくるような作品になるはずです。ご覧になる視聴者の皆さまに、強く訴えかける極上のエンターテインメントになるのではないかと思います。ぜひご期待くださいませ。
今年、テレビ東京が新本社へ移転することを記念した「六本木3丁目移転プロジェクト」のドラマスペシャル第一弾。いま注目の若手からベテランまで、豪華なキャストが集結し、これまでに無い規模で送る、大型スケールの特別番組となっている。
中谷美紀「共感しやすいキャラクター」
宮部氏の作品に出演することについて中谷は「今回が初めてで、大変光栄に思っております。十数年前に読んだ作品で、一度映画化されていますが、意外にもテレビドラマ化がまだだったと…スケールの大きな物語なので、映像化は大変だろうなと思っていました。そこでこのお話をいただけたことを大変嬉しく思っています」と抜擢の心境をコメント。「宮部さんは、人間の美しい部分も醜い部分も見事に表現されるので、読んでいて、連続殺人事件の真相をのぞき見したくなるような自分の嫌な部分を突きつけられる気がします。虐げられた人間の心を徹底的に描いた原作が素晴らしいので、原作の世界観を大切にしつつ、松田秀知監督はじめ、素晴らしいスタッフの皆さん、キャストの皆さんと、より豊かな物語となるように、大切に演じていきたいと思っています」と意気込みを語った。
また「前畑滋子という役は、事件が起こったときのテレビの視聴者だったり、新聞や雑誌の読者の方々に一番目線が近い存在なのだと思います。滋子自身も、一流のライターではなくて、半ばアルバイト感覚でライターをしているのですが、一念発起して(映画化もされた)『エリン・ブロコビッチ』のように、いち主婦が何かを覆してみるというところが、視聴者の皆さんも共感しやすいキャラクターではないかと…。夫と共に婚家の工場に住んでいますし、思いっきり庶民派です」と演じるキャラクターを説明。
チーフプロデューサー・中川順平氏「SNSの発達した現代にアレンジします」
チーフプロデューサー・中川順平氏は、「日本の現代ミステリーの最高峰、宮部みゆきさんの『模倣犯』。本作を、テレビドラマとしてお届けできるのは、まさにプロデューサー冥利に尽きます。前代未聞の連続誘拐殺人事件を巡って、多くの人々が、それぞれの立場で向き合う姿を重層的に描く、そんな原作の巨大な世界観を極力活かすよう、今回はスペシャルドラマとしても大型の枠を持って挑みます。また時代設定も、ネットや携帯、SNSの発達した現代にアレンジします」と作品へ込める情熱を語った。主演を務める中谷については「視聴者の目線に近い、事件にとっては第三者であるルポライターとして関わりながら、やがて追い詰められていく主人公を演じて頂きます」と期待を込めた。
なお、その他追加キャストは順次発表予定となっている。(modelpress編集部)
模倣犯あらすじ
史上最悪の犯罪者によって仕組まれた連続誘拐殺人事件。比類なき知能犯に挑むルポライター・前畑(中谷)、第一発見者の少年、そして、孫娘を殺された老人。皆がそれぞれに苦しみながら、必死に事件に関わってゆく。そしてそんな事態を楽しみながら、被害者宅やテレビの生放送に向け、不敵な挑発を続ける犯人。やがて事態は急転直下、交通事故死した男の自宅から、「殺人の記録」が発見される。男は本当に犯人なのか。女性ルポライターが、少年が、老人が、辿り着いた意外な結末とは。
中谷美紀コメント
宮部みゆきさんの作品に出演することは今回が初めてで、大変光栄に思っております。十数年前に読んだ作品で、一度映画化されていますが、意外にもテレビドラマ化がまだだったと...スケールの大きな物語なので、映像化は大変だろうなと思っていました。そこでこのお話をいただけたことを大変嬉しく思っています。宮部さんは、人間の美しい部分も醜い部分も見事に表現されるので、読んでいて、連続殺人事件の真相をのぞき見したくなるような自分の嫌な部分を突きつけられる気がします。虐げられた人間の心を徹底的に描いた原作が素晴らしいので、原作の世界観を大切にしつつ、松田監督はじめ、素晴らしいスタッフの皆さん、キャストの皆さんと、より豊かな物語となるように、大切に演じていきたいと思っています。前畑滋子という役は、事件が起こったときのテレビの視聴者だったり、新聞や雑誌の読者の方々に一番目線が近い存在なのだと思います。滋子自身も、一流のライターではなくて、半ばアルバイト感覚でライターをしているのですが、一念発起して(映画化もされた)「エリン・ブロコビッチ」のように、いち主婦が何かを覆してみるというところが、視聴者の皆さんも共感しやすいキャラクターではないかと...夫と共に婚家の工場に住んでいますし、思いっきり庶民派です。そして、この作品のもっとも愛すべきところは、凄惨な事件が繰り広げられるけれど、その一方で、市井のこつこつと生きている人々の日常をものすごくいとおしく描いているところ。そんな日常の尊さをお伝えできたらいいなと思っています。
壮大なスケールのミステリーであり、人の心に届く温かい物語でもあるので、スリルも味わっていただけると同時に犯罪に巻き込まれた人々のやりきれない思いに胸を打たれるのではないでしょうか。最後には心にじんわりとあたたかく、切ないものがこみあげてくるような作品になるはずです。ご覧になる視聴者の皆さまに、強く訴えかける極上のエンターテインメントになるのではないかと思います。ぜひご期待くださいませ。
チーフプロデューサー・中川順平(テレビ東京・編成局ドラマ制作部)コメント
日本の現代ミステリーの最高峰、宮部みゆきさんの「模倣犯」。本作を、テレビドラマとしてお届けできるのは、まさにプロデューサー冥利に尽きます。前代未聞の連続誘拐殺人事件を巡って、多くの人々が、それぞれの立場で向き合う姿を重層的に描く…そんな原作の巨大な世界観を極力活かすよう、今回はスペシャルドラマとしても大型の枠を持って挑みます。また時代設定も、ネットや携帯、SNS の発達した現代にアレンジします。主演は、テレビ東京初にして、今、人気実力とも乗りに乗っているトップ女優中谷美紀さん。視聴者の目線に近い、事件にとっては第三者であるルポライターとして関わりながら、やがて追い詰められていく主人公を演じて頂きます。恐ろしい犯罪と立ち向かわざるを得なくなった時、人はいかにふるまい、どう、それを乗り越えていくのか。強烈なサスペンスはもちろん、何よりも、ごく普通の人々が持つ、勇気と希望の物語にしたいと考えます。ご期待下さい。
【Not Sponsored 記事】
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