斜視手術後“初の撮影” 再スタート直前の仮面女子・神谷えりなを直撃
2015.06.12 06:00
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モデルプレスは9日、5月28日に斜視の手術を行った地下アイドル「仮面女子」の神谷えりな(23)を直撃し、手術後初撮影を行った。
左の黒目が内側を向く内斜視を患っていた神谷だが、糸を使い眼球を外側に引っ張る手術を行い、無事成功。取材が始まる前に、「この日が、家族や医者以外の人と会うのは初めてなんです。ちょっと緊張しますね」ともらした神谷の表情は、晴れやかな笑顔だった。
もちろんこの日が手術後初となるスチール撮影。「少しドキドキする」と不安げな神谷にレンズを向けてみると、まだ多少血がにじんでいるものの、まっすぐこちらを見つめる彼女の瞳が。自身が映ったモニターをチェックした神谷は「すごい!カメラを真っ直ぐに見られてる」と嬉々とした様子。「撮影はなんだか緊張しました。慣れるまでもう少し時間がかかるかも」と笑顔もちらり。斜視が良くなった今、神谷の姿は清々しさでいっぱいだった。
次第に視界も良好となり、仕事のスケジュールも決まってくると、気持ちが前向きになっていった。12日に術後初めてファンと会えるソロ撮影会、13日に復帰ライブを控える神谷。再スタートを切る心境を「楽しみです!斜視がひどくなってから、大好きだった撮影会が苦手になって、斜視の写真が残るのが嫌でした。でも今、斜視も良くなったので、めちゃくちゃ楽しみです。ライブでも、ファンの方ひとりひとりの顔をちゃんと見られるのが本当に楽しみ」と上ずんだ声で話してくれた。
続けて「人と目を合わせずに、なんとなくごまかしていました。笑うときに下を向いたり、気持ち的な面でもよくなかったですね」と発病当時を振り返った。
仮面女子は、今年11月のさいたまスーパーアリーナでのワンマンライブ、2つの冠番組も持っており、グループとして露出も増えてきた。同時に、神谷の存在も多くの人に知れ渡り、「番組放送中にTwitterなどを見ると、『斜視の子がいるんだ、かわいそう』って書いてあったりするんですね。その方はきっとファンになってくれないんだろうなって思うと、ちょっぴり悲しくなることもありました」とうつむき加減にこぼした。
さらに「ファンの方やメンバーが、千羽鶴を折ってくれたんです。手術室にもそれを持って行きました。私は気持ちを伝えるのがあまり上手くないので、みんなに伝わってるかわからないけど、みなさん本当に温かくして下さり、心より感謝しています」と瞳を少し潤ませながら、感謝を述べた。
最後に夢を叶える秘訣を聞いてみると、「諦めずに自分を信じることです。自分が叶えたい夢なんだから、信念を負けずに自分がきめたことだから、自分を信じて突き進むしかないと思います」。晴れやかな笑顔を取り戻した神谷は、真っ直ぐ前を向いて、歩き出した。(modelpress編集部)
出身地:静岡県
身長:152cm
趣味・特技:リンパ流し、早口言葉、岩盤浴、サムウォーク
もちろんこの日が手術後初となるスチール撮影。「少しドキドキする」と不安げな神谷にレンズを向けてみると、まだ多少血がにじんでいるものの、まっすぐこちらを見つめる彼女の瞳が。自身が映ったモニターをチェックした神谷は「すごい!カメラを真っ直ぐに見られてる」と嬉々とした様子。「撮影はなんだか緊張しました。慣れるまでもう少し時間がかかるかも」と笑顔もちらり。斜視が良くなった今、神谷の姿は清々しさでいっぱいだった。
手術成功に「これからが楽しみ」
眼の手術は約1時間にわたって行われた。恐怖はなかったのだろうか。「部分麻酔だけなので、不安や恐怖はありましたが、なんだか不思議な感覚でした。レーザーみたいな音、目に何か入ってくる音、何をされているかわからない怖さはあったんですけど、あっという間に終わっていました」と神谷。術後は見え方がぼんやりとしていて「治った」という感覚はなかったそう。
次第に視界も良好となり、仕事のスケジュールも決まってくると、気持ちが前向きになっていった。12日に術後初めてファンと会えるソロ撮影会、13日に復帰ライブを控える神谷。再スタートを切る心境を「楽しみです!斜視がひどくなってから、大好きだった撮影会が苦手になって、斜視の写真が残るのが嫌でした。でも今、斜視も良くなったので、めちゃくちゃ楽しみです。ライブでも、ファンの方ひとりひとりの顔をちゃんと見られるのが本当に楽しみ」と上ずんだ声で話してくれた。
斜視発症の辛さ「目線早くちょうだい!」
高校時代に斜視を発症し、約2年前から症状がひどくなり、視界はぼやけ、時にはまっすぐ立てないこともあった。「ライブでも他のメンバーと立ち位置が重なったり、ぶつかったりして、メンバーにも迷惑かけていました。グラビア撮影の仕事でも『視線早くちょうだい!』って怒られたり…。事務所の方は、斜視が嫌なら目だけ修正してあげるよって言ってくださるんですけど、それは直したものだったからすごく嫌だったんです」と当時の苦しみを打ち明けた神谷。
続けて「人と目を合わせずに、なんとなくごまかしていました。笑うときに下を向いたり、気持ち的な面でもよくなかったですね」と発病当時を振り返った。
仮面女子は、今年11月のさいたまスーパーアリーナでのワンマンライブ、2つの冠番組も持っており、グループとして露出も増えてきた。同時に、神谷の存在も多くの人に知れ渡り、「番組放送中にTwitterなどを見ると、『斜視の子がいるんだ、かわいそう』って書いてあったりするんですね。その方はきっとファンになってくれないんだろうなって思うと、ちょっぴり悲しくなることもありました」とうつむき加減にこぼした。
手術を通して感じた温かさ
手術は地元・静岡県で行われた。今回の経験を通して周囲の温かさを知ったという神谷。「もし東京でひとりで手術を受けていたら、ずっと泣いていました。うまく歩けない私を親が助けてくれて、身の回りの世話もしてくれて、改めて感謝の気持でいっぱいです。斜視のことも私以上に調べてくれて、手術が終わると『よかったね、よかったね』っていいながら泣いていたんです」とその様子を振り返った。さらに「ファンの方やメンバーが、千羽鶴を折ってくれたんです。手術室にもそれを持って行きました。私は気持ちを伝えるのがあまり上手くないので、みんなに伝わってるかわからないけど、みなさん本当に温かくして下さり、心より感謝しています」と瞳を少し潤ませながら、感謝を述べた。
「自分を信じて突き進む」
自身のコンプレックスとなっていた斜視も治り、あらゆることに前向きになれたという。現在の目標に「さいたまスーパーアリーナのワンマンを成功させること。あとグラビアも頑張ってもっと色んな人に名前を知ってもらいたいです。私は夢が多いんですよね」と笑ってみせた。
最後に夢を叶える秘訣を聞いてみると、「諦めずに自分を信じることです。自分が叶えたい夢なんだから、信念を負けずに自分がきめたことだから、自分を信じて突き進むしかないと思います」。晴れやかな笑顔を取り戻した神谷は、真っ直ぐ前を向いて、歩き出した。(modelpress編集部)
神谷えりな(かみや・えりな)プロフィール
生年月日:1991年10月15日
出身地:静岡県
身長:152cm
趣味・特技:リンパ流し、早口言葉、岩盤浴、サムウォーク
仮面女子(かめんじょし)
地下アイドルの「アリス十番」「スチームガールズ」「アーマーガールズ」の3つのグループが合体した大型仮面アイドルユニット。ダイブ・モッシュありと、今までのアイドルの概念を覆すパフォーマンスで、ファンと一体感を持つライブが特徴的。劇場動員数は年間30万人を突破。2014年4月に6人のメンバーが昇格・加入し、新生・仮面女子としてスタート。2015年11月23日には、さいたまスーパーアリーナでのワンマンライブを予定。
【Not Sponsored 記事】
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