m-flo、倖田來未、松平健ら豪華ゲストが集結!2024年を締めくくるLDH年末スペシャル公演ファイナル【レポート】

m-flo、倖田來未、松平健ら豪華ゲストが集結!2024年を締めくくるLDH年末スペシャル公演ファイナル【レポート】

2025.01.05 20:15
提供:WWS channel

 2024年12月30日、31日の2日間、東京・有明アリーナにて「GENERATIONS LIVE TOUR 2024 GENERATIONS 2.0 BONUS STAGE COUNTDOWN PARTY」が行なわれた。2日間でセットリストやゲストが大幅に異なった本公演。その両公演についてレポートする。

 2024年6月にはメンバーの退所と、グループとして大きな転換期を経て、11月にはメジャーデビュー12周年を迎えたGENERATIONS。彼らは2024年、最後の最後までファンと共に過ごすことを決めた。

 そんな本公演は「EVERGREEN 2.0」にて幕をあける。ツアーセットの象徴となる大きなLED画面を背負い、白を基調とした衣装で登場した6人。ツインボーカルを務める片寄涼太と数原龍友の歌声が幻想的に響く中、曲の大サビ前にはスモークの中でパフォーマー4人が息を合わせてダンス。観客からは大きな声援が送られていた。さらに大サビでは、6人で円陣を組んだタイミングで銀テープが勢いよく発射。その光景に、ファンのボルテージはさらに1段階上がったように思えた。

 2曲目「Diamonds」では、「行くぜ、アリーナ!」と数原が呼びかけると、それに応えるかのような大きな歓声が。「Hard Knock Days」では、メンバーがクラップをするように呼びかけ。これを聞いた観客は、メンバーに合わせる形でクラップ。大盛り上がりの中、ファイヤーボールもどんどんと高さを増していき、熱いステージで魅せた。

 どこかアジアの都市を思い出させるような提灯とネオンが光るLED画面の前で歌唱したのは「ヒラヒラ」。先ほどまでとは表情を変えた曲調の中、白濱亜嵐、小森隼、数原の3人と、中務裕太、佐野玲於、片寄の3人で二手に分かれて、ステージの両端にある小高くなったセットに向かう。そこで、2階席よりも上にいるファンにもアピールする姿が印象的だった。そして、6人で花道へと走り出すと、今度はアリーナの観客から大歓声が。センターステージから一人一人と目を合わせようと広く会場を見渡すメンバーの姿が印象的だった。

 爽やかなナンバー「ワンダーラスト」では6人が1列となり、大きく手を振る一幕も。かと思えば、続く「ミンナノウタ」では、冒頭懐中電灯を使った演出から、スタートし、曲中には目や口がどアップになった奇妙な映像が。赤い照明で同曲が主題歌として起用された映画『ミンナのウタ』を彷彿とさせるような空気へと一変させた。

 そこから、今度はチルな雰囲気が漂う「Brand New You」へ。スポットライトがメンバー1人1人を照らす演出が、この曲のおしゃれな世界観を演出する。

 ここまで、ほぼノンストップで披露してきたメンバー。その熱量を受け継いで、 CyberAgent Legitと共に魅せたのは中務。スタンドマイクを使ってパフォーマンスする楽曲「Need Is Your Love」へと繋げた。

 「Control Myself」では、再びパフォーマーが花道へ。曲の持つ切ない世界観を表現した姿に観客が見惚れている表情が見て取れた。センターステージから始まった「My Turn」では佐野がラップを披露。佐野が「2024年、これで終われんのかよ!」と勢いよく煽ると、観客もステージ上のメンバーもギアを1段階アップ。映画「サラリーマン金太郎 魁編」主題歌である「Cozy」では、6人だけでステージを支配。ベース音のアクセントに合わせてポイントを打ち、ラストは星空の中で締めた。

 続けて小森がステージのセンターに立ち、SEGA SAMMY LUXと共に息の合ったダンスを披露。片寄が出てくると、彼のソロ曲「今夜はブギーバック」を披露。ミラーボウルが光るセンターステージで小森らと共に踊ると、会場はクラブのフロアに変わったかのよう。観客も体を揺らし、音を楽しんでいた。

 数原のソロ曲「Hush hush」では、スタンドマイク1本で3人のダンサーを引き連れて踊る姿も。夢の中に誘うかのような雰囲気のまま、1日目にはなんと中西保志と共に「最後の雨」を歌唱した数原。雨が降り注ぐモニターの前で中西と数原は時折顔を見合わせたり、笑顔を見せたりと楽しそうな印象。最後には2人で握手とハグをし、曲を締め括った。一方の2日目には、片寄、そしてツアーに帯同しているWOLF HOWL HARMONYを引き連れて「少し遅いクリスマスプレゼントです」という前振りの後、冬のバラード「Winter Wish」を披露した。

 そして、ピンクと赤のレーザー光が走る中、登場したのは佐野。FULLCAST RAISERZ、RAG POUNDと共に大所帯でダンスをし、魅せた。

 ここからはBONUS STAGEの名に相応しくさまざまな界隈のゲストが登場。1日目は「千鳥のクセスゴ」でお馴染みの原口あきまさ、おばたのお兄さん、レッツゴーよしあきが続々と登場。それぞれが持ちネタを披露するだけでなく「Love You More 」「空」をメンバーと共にコラボするという、この日しか見れないステージを見せた。「千鳥のクセスゴ」のステージが終わると、この日初めてのMCへ。ヘリコプターの音が聞こえるとなんと登場したのはキンタロー。ネタを披露すると共に、最後には昔AKB48のファンだったという小森と共に「フライングゲット」でコラボした。

 続いて登場したのは、PKCZ®。白濱がMAKIDAI、DJ DARUMAと共に「Put Your Hearts Up」で大盛り上げ。途中からはGENERATIONSのメンバーも加わり、クラブミュージックのようにアレンジされた「AGEHA」などで会場の熱量をさらに高めた。1日目には、佐野が「みんな全然盛り上がってなくないですか?」「やる気あんのかって聞いてんだよ!」と会場を煽った後でBALLISTIK BOYZの面々が登場。「PASION」や「Drop Dead」などを披露すると、フロアは大きく揺れていた。「SUMMER HYPE 」ではセンターステージで会場全体に大きく手を振ったり、ファンからのリクエストに応えるかのような表情も。サビでは、タオルを大きく振り回し、会場全体が1つになっていた。

 そして、2日目には佐野が「大晦日ですよ?来年からぶち上げていくために、2階も3階も置いていかないし、ついてきてください!」と言い、握り拳を作るように呼びかけ。観客の拳が天高く上がったのを合図にTHE RAMPAGEが登場。「1番おもしれぇライブが来たぞ!」と川村壱馬。「THROW YA FIST」「100degrees」などを披露。ステージ上でダンス、そして歌唱でコラボレーション。「PLAY THAT」では「世界で1番熱いダンスフロアにしようぜ!」と呼びかけ。大所帯で埋め尽くされたフロアはこの日1番の盛り上がりを見せた。

 そして、本編最後に披露されたのは「エンドレス・ジャーニー」。片寄が曲振りをした後で、花道を全力疾走し、歌唱し始めるという2024年お決まりのルーティンからスタートした。本編ラストに相応しく、数原が「来年も皆さんの夢が叶いますように」と祈るように語りかけ、ステージは幕を閉じた。

 アンコールでは、メンバー1人1人がプロデュースするプロジェクト「PRODUCE 6IX COLORS」より、第1弾の中務裕太プロデュース楽曲「True or Doubt」が披露。Da-iCE 花村想太が作詞・作曲を務めたという同楽曲では、ボーカル2人を交えて6人で踊るシーンもあり。パフォーマー中務らしい1曲に仕上がっていた。WOLF HOWL HARMONYの煽りを受け、続いたのは「Y.M.C.A.」世代を問わず会場が一体となり振り付けを披露。黄色のライティングが光る中、全体的にポジティブな空気感が漂っていた。

 そして、アンコールにもゲストが。1日目に登場したのはm-floからVERBAL、Taku、そしてLISA。「銀河鉄道999」や「Lotta Love」のGENERATIONSコラボバージョンなどを披露した。

 2日目のアンコールでは「Y.M.C.A.」が途中でストップ。すると、ステージの雰囲気は一変し、スペシャルゲストの倖田來未がサプライズ登場。往年のヒットナンバー「恋のつぼみ」を披露した後、「WON'T BE LONG」では急遽EXILEとしてコラボした経験のあるMAKIDAIが登場。ステージに華を添えた。

 そして、最後には6人が挨拶をし「NEXT」で締め。しかし、2日目はこちらも曲が途中でストップ。なんと「マツケンサンバⅡ」のイントロが流れ出した。しかし、これには「いや、まさかね、本人なわけないもんね」と片寄。その期待を裏切るように、まさかのお馴染みのゴールドの衣装に身を包んだ松平健本人が登場。最後には、THE RAMPAGEらも再び登場し、この2日間で1番の大人数で「マツケンサンバⅡ」をパフォーマンス。年末に開催したBONUS STAGEの名に相応しく、豪華絢爛なステージで幕を閉じた。

 半年間に及ぶ「GENERATIONS LIVE TOUR 2024 GENERATIONS 2.0」もこれにて終幕。しかし、2025年にはアリーナツアーを開催するほか、10年ぶりともなる写真集の発売、松永大司監督によるグループ初のドキュメンタリー映画を製作中であることなど、重大発表が続々とされたこの日。第2章として始まったばかりのGENERATIONSから、来年も目が離せなさそうだ。

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