AKB48矢作萌夏、卒業後の活動に言及 “歌唱力No.1”優勝で「後悔はない?」質問も
2019.10.31 23:53
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AKB48の国内6グループの中で、“人気”でも“運”でもない、“歌唱力”だけでその頂点を決める新プロジェクト「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」の第2回大会の決勝が31日、TBS赤坂ACTシアターにて開催され、AKB48の矢作萌夏が優勝。イベント後、報道陣の取材に応じた。
「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」2代目女王はAKB48の矢作萌夏
AKB48グループの中でもっとも魅力的な歌い手を決める新プロジェクト「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」は、今年1月11日に第1回大会が行われ、SKE48の野島樺乃が初代チャンピオンに輝いた。今回はAKB48国内6グループの所属メンバーのなかから、立候補で名乗り出た135人による予選を開催。このうち決勝に参加した20人が進出し、野島に続く“女王”として矢作が選ばれ、秋元康プロデュースによるオリジナルソロ曲が贈られる。
ルールは20人が4グループに分かれて決勝歌唱予定曲のうちの1曲を歌唱し、審査員が各100点満点で採点。グループ上位2人が最終決戦に進出。8人がもう1曲の歌唱予定曲を歌い、優勝者を決定した。
決勝大会の審査員は、予選に引き続きAKB48グループの楽曲も数多く手がけている作曲家・井上ヨシマサ、ゴスペラーズの黒沢薫、加藤いづみ、佐藤嘉風の4名が務めた。
応援ゲストとして、AKB48向井地美音、SKE48須田亜香里、NMB48小嶋花梨、HKT48田中菜津美、NGT48真下華穂、STU48岩田陽菜の6名が会場に駆けつけた。
矢作萌夏、卒業発表直後に優勝
AKB48 56thシングル「サステナブル」では初のシングル表題曲センターに抜擢されるなど、“怪物級の逸材”と呼ばれ、人気を博していた矢作だが、10月27日に卒業を発表したばかり。2020年2月1日の握手会をもって卒業予定で、最後にファンに向けて大きなプレゼントとなった。矢作は大会を終え、「まさか自分がトロフィーを頂ける日が来るなんて。目指していたけど自信はなかったので順位発表のときは気を抜いていて大変びっくりしてひどい顔していたと思うんですけど純粋に嬉しいです」と胸いっぱいのコメント。
27日の卒業発表後、初の公の場で栄冠を勝ち取った矢作は「ファンの方にお会いする初めての機会だったのでここが見せ場だなと。死ぬ気で練習してファンの方に笑顔と『やっぱり萌ちゃん最高すち』って思ってもらえるよう頑張りました」と大会に挑んだ心境を回顧。
講評では審査員のゴスペラーズ黒沢薫から「矢作さんの歌声はただ歌の上手い人が歌っているだけじゃなくて、歌の上手い人がずっとずっと努力して辿り着いた歌声なんです」と絶賛されたが、実際に前回準優勝という悔しい結果になってから、努力を重ねたといい、「やっぱり自分じゃ分からないので友達とか家族に沢山聴いてもらってカラオケに行く回数を増やしました。一人でカラオケに行きました。そしたら店員さんがファンの方でした。嬉しかったです(笑)」とエピソードを披露し笑いを誘った。
矢作萌夏、姉・矢作有紀奈さんとの思い出の楽曲で勝負
1曲目は上白石萌音の「なんでもないや」を、2曲目はChe'Nelleの「Believe」を選曲。「限界ギリギリまで悩みました。『なんでもないや』は自信があったので決めていて2曲目は皆チャレンジ曲が多いということで最初は違う曲だったんですけど私もチャレンジしなきゃと思って私の中では挑戦曲です」と説明。決勝前には「今日は家族が観に来ていて、ファンの方にも今一番伝えたい意味の曲なので聴いて欲しいです」と曲に込める思いを語っていたが、姉で元SKE48の矢作有紀奈さんとよく歌っていた曲だそう。姉には「『萌ちゃんとったどー!』ってLINEします」と笑顔で話し、「一人一人のファンの方と出会えたことが一番の奇跡だと思うのでそれを大切にまた会えることを信じて私も一生懸命自分の道に進んでいきたいと思います」と意図を明かした。
2曲目の歌唱後、大粒の涙を流していたが、「ファンの方に伝えたい思いがいっぱいありすぎて自分では手応えがないと感じてどうしようと思ったので、一気に不安になっちゃって泣いちゃった」とその理由を説明。舞台裏でAKB48/STU48の岡田奈々がひたすら慰めてくれたといい、「よしよししてくれて隣でずっとアドバイスして下さいました」と話した。
また、ライバルとして意識していたメンバーは岡田と2位でドラフト同期でもあるNMB48山崎亜美瑠の名前をあげ、「亜美瑠もドラフト候補生オーディションのとき同じチームでずっと一緒にレッスンをしていて、一緒に行動することも多かったんですけど、亜美瑠は本当に努力家で、前回も4位で泣いていたのをずっと見ていて、今回の予選で亜美瑠が2位で私は3位だったので焦って、親しい仲だけどライバルでもあるので一番意識してました」とライバル心を打ち明けた。
矢作萌夏、卒業後の活動は?
卒業発表直後の快挙となり、「卒業を撤回しようかなとか未練は?」と聞かれると、「それは以後考えるとします」と茶目っ気たっぷりに笑い飛ばし、「後悔しました?」とさらに深堀りされると「やだー、そんな(質問)。どう思われるんだ(笑)」と回答を悩みながら「自分で決めたことなので」ときっぱり。ソロシンガーとしての将来については「一つの夢ではあるので機会があったらどんどんパワーアップしていきたいと思います」と言及。卒業までに秋元プロデューサーがソロ曲を書き上げるかは未定だが、「秋元さんが私に抱いて下さっている気持ちとか思いは全然分からないのでそれを聴きたいです。秋元さんからのメッセージっぽい歌を頂けたら良いなと思いますけど何でも良いです。歌いたいです」と期待。ソロとして出たい番組を問われると、「ミュージックステーション!」と回答してしまい、「他局!」と報道陣が笑いに包まれる場面もあった。(modelpress編集部)
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