BoA・東方神起・EXO・NCT 127…貴重コラボの連続「SMTOWN LIVE 2019 IN TOKYO」にファン熱狂
2019.08.05 20:24
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3日、東京ドームにてSMエンターテインメントに所属するアーティストが一堂に会する大型音楽フェスティバル「SMTOWN LIVE 2019 IN TOKYO」が開催。東方神起、テミン(SHINee)、NCT DREAMらが約3時間半に及ぶステージをドーム満員の観客たちに届けた。
「SMTOWN LIVE 2019 IN TOKYO」
2008年から始まり、現在まで12カ国15都市を巡り、50公演を開催。全世界総動員数が1,505,000人を超える「SMTOWN LIVE」。日本では2011年より8年間連続、今年で9回目の開催となるが、今回は例年以上に趣向が凝らされた内容にバージョンアップ。“SMTOWN”という宇宙空間に、NCT DREAMが乗り込んだ「FANTASIA EXPRESS」が旅立ち、様々な世界観を持つアーティストの惑星を巡るというコンセプトでライブが進行する。
また、その途中の停留場(Station)では、惑星同士をつなぐコラボステージも行われ、個々のアーティストの単独公演では見ることのできない、「SMTOWN LIVE」だけの名場面も多数生まれた。
SHINeeテミン×Red Velvetスルギ…ここでしか見られないコラボ披露
ステージは、開演前のオープニングからWENDY(Red Velvet)&DOYOUNG(NCT 127)のコラボによる「Breath」で観客たちを迎え入れ、スタート。各アーティストのステージの合間を縫って、コラボステージが次々と披露されていく。コラボにもいくつかパターンがあり、それぞれのアーティストのステージにフィーチャリングとして迎えるパターンでは、TAEYEONの「Starlight」にJAEHYUN(NCT 127)、BAEKHYUN(EXO)のソロデビュー曲「UN Village」にMARK(NCT 127)、BoA「BUMP BUMP!」にCHANYEOL(EXO)と、後輩たちが自分たちの特技を活かして先輩たちの楽曲に花を添える。
TAEMIN(SHINee)の「Drip Drop」に参加した、SEULGI(Red Velvet)は、男性のTAEMINが表現するのとはまた違った女性ならでは歌声とダンスで、楽曲にさらなる色気を加える。
SUPER JUNIOR-D&Eのステージには、先日、EXO-SCとしてデビューしたEXOのCHANYEOLとSEHUNが乱入。「Can You Feel It?」を激しく踊りまくり、DONGHAE、EUNHYUKの2人はもちろん、観客たちを楽しませた。
U-KNOW&BoAによる「Swing feat.BoA」は、お互いががっつり組み合うパターンのコラボ。ユンホのソロデビューに際して、SMTOWNのアーティスト中でも特に仲の良い先輩・後輩として知られる2人。その両名のコラボとあって、ファンから大きな期待が寄せられたが、2人の息の合ったステージはその期待を大きく上回る。キス寸前!のセクシーな動きも阿吽の呼吸で華麗に披露するなど、観客を魅了した。
他にも、この曲をこのアーティストがコラボで披露か、と「SMTOWN LIVE」以外では決して見ることはないであろう、大興奮のステージの数々だった。
NCT DREAMが新曲披露
個々のスキルを存分に見せつけるダンサー&ラッパーたちによるバトルステージも必見。ダンスではEUNHYUK+YUTA+MARK、HYOYEON+IRENE+SEULGI、TAEYONG+JAEHYUN+ HAECHANの3組がそれぞれ違った趣向のパフォーマンスで勝負。ラップではMARK、TAEYONG、HYOYEON、CHANYEOL、AMBER、EUNHYUKが畳みかけるようにそれぞれのフロウで楽曲を表現して、互いのプライドをぶつけ合った。
スキルという部分では、各グループからのユニットによるパフォーマンスでもそれを感じることができる。KYUHYUNの活動再開後、日本では初披露となったSUPER JUNIOR-K.R.Y.の歌声は、声質の異なる3人による唯一無二のハーモニーの美しさで観客を歌の世界に酔わせ、SUPER JUNIOR-D&Eの2人もメンバー自ら楽曲制作を手掛けている、自分たちならではの表現で会場を沸かせる。日本では初ステージ披露となった、EXO-SCの2人だからこそ表現できる、新たな世界観をしっかりと提示していた。
ただ、これらのコラボやユニットステージが活きるのも、もともとのグループや個人としての表現がきっちりできているからこそ。NCT DREAMは10代ならではのフレッシュさと、子供から大人へと変化する曖昧な感情表現を武器に、先輩たちに負けないパフォーマンス。新曲「BOOM」も披露して、今後のさらなる活躍を予感させた。
今年、初の日本ツアーも成功させたNCT 127は、日本初フルアルバムのリード曲「Wakey-Wakey」などで観客との息の合ったやり取りも見せる。またYUTAは、NCT 127の日本オフィシャルファンクラブが発足したことも報告し、日本でのこれからの活動への期待感を高めた。
Red Velvetも今年発売されたミニアルバムから「SAPPY」や、韓国での最新曲「Zimzalabim」らをパフォーマンス。カラフルで夏らしい衣装や、ホワイトで統一されたフレッシュさのある衣装など、ビジュアル面でも楽しませてくれた。
EXOは、「Tempo」など、日本初披露となる楽曲を含むセットリストで最新のモードを表現。リーダーのSUHOは10月から日本ツアーを行うことも告知し、今後の日本活動への期待を煽りつつ、久しぶりに見せる息の合ったパフォーマンスを見せてくれた。
昨年はAMBERとLUNAの2人の参加となっていたf(x)だが、今年はKRYSTALも加わりステージに立った。KRYSTALは「久しぶりだから少しのミスは許してください」と笑いながら話していたが、久しぶりのf(x)のステージに、観客は熱狂した。
東方神起、圧巻のステージで魅了
絶賛、ソロ初のアリーナツアーの真っ最中のTAEMIN(SHINee)は、ツアーに帯同しているダンサーを連れての出演。一糸乱れぬ完璧なパフォーマンスでTAEMINならではの世界を東京ドームに作りあげ、さらにこれまでのツアーではまだ披露していない、絶賛配信中の新曲「Famous」を初披露。「どきどきした(笑)」と言いながらも、「もう1回見たいですか?そしたらMVを観てください」などと笑いも交えながら、新曲のアピールをしていた。少女時代のTAEYEONとHYOYEONはグループのときとはまた違った、それぞれのカラーの楽曲で魅せる。ダンサブルでクールなHYOYEONに、今回のステージではその歌唱力だけで会場を一つにするTAEYEON。こんなにもスタイルの違う才能を持った二人を擁した少女時代というグループのすごさを改めて感じつつ、それぞれのカラーをもっと深く感じたいと思わせるステージだった。
KYUHYUNが活動を再開させたSUPER JUNIORは、そのKYUHYUNも参加したバージョンの「Black Suit」など、また新たな一歩を歩み出している姿を披露。MCでは相変わらずメンバー同士でボケやツッコミを入れながら、秋には新作の発売も予告し、まだまだファンを楽しませる気持ち全開のステージを見せた。
既に秋からのドームツアーが予告されている東方神起は、単独コンサートでは披露されることが少ない韓国語バージョンでの最新曲のパフォーマンスや、先日発売されたばかりの夏曲「Hot Hot Hot」などで会場の一体感を高める。新曲なのに観客はしっかりと振りを合わせていて、ドームを一気に東方神起の色に染め上げるのはさすがの一言。王者の風格が漂うステージだった。
BoAは曲のイメージによって男性、女性のダンサー陣たちとそれぞれ呼吸を合わせながら、安定した歌と踊りの技術を誇る。難しいこともさらっとやってのけてしまうから、一瞬、見落としそうになってしまうが、「SMTOWN LIVE」が今、こんなにも多くの人を楽しませているのは、この確固たるパフォーマンスが種をまいたからこそだと改めて実感させられる圧倒的なステージを展開した。(modelpress編集部)
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