華原朋美、小室哲哉とのコラボ作MV解禁「探り探りの中生きてる」
2015.05.04 08:00
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歌手の華原朋美が、元恋人で音楽プロデューサーの小室哲哉と約16年半ぶりにタッグを組み制作した新曲の、ミュージックビデオが解禁された。
華原が作詞、小室が作曲を手掛け、奇跡のタッグが復活したことで話題の、約9年ぶりのリリースとなるオリジナルシングル「はじまりのうたが聴こえる」(5月20日発売)のミュージックビデオが完成。
華原は「『あなたがいなくても歩けるよ』という歌詞に込めた想いは、悲しい世界の中で“あなたがいなくても私は一人で生きていける”という意味ではなく“あなたがいなくても私はこれから頑張っていけるんだ”というメッセージです。それをミュージックビデオの中で伝えられたんじゃないかなと思います」と仕上がりに自信。
「私自身もまだそれが本当に明るい未来、明るい明日を探せているのかと言ったら、まだわからないですし、探り探りの中生きているので、その状況を今リアルタイムでこの歌の中で伝えられているじゃないかと思います」と同楽曲に込めた想いを語り、「悩みを抱えていたり、それでも前に進んでいきたい皆さんに何かを感じて頂けたら嬉しいです」とメッセージを送っている。
悲しみから一歩踏み出す姿を表現
ミュージックビデオの舞台は4月上旬の千葉県某所。4月ながら最低気温が1℃と寒い中、広大な草原で撮影された今作は、誰しもが経験する悲しみや苦しみに一筋の光を放ち、幾多の困難を乗り越え、地に足のついた 『はじまりの一歩』を踏み出す力強さを、春を迎えた新緑の草原で壮大に表現している。前半で見せる悲しみの表情から、楽曲の後半に向けて、その想いを解き放ち“前に進んでいく”という強い意志に満ち溢れた表情に変化していく華原が描かれる。
デビュー20年目という大きな節目を迎え、“シンガーとしての自分の原点に立ち返るべく、華原朋美を生み出した小室哲哉の楽曲で、今の自分にしか歌えないメッセージを届けたい…”という強い想いを華原自ら作詞し、そのリアリティある心情描写は今の華原だからこそ歌えるメッセージとなっている。
なお同曲は、6日より各音楽配信サイトで配信。7月からは全国ツアーがスタートする。(modelpress編集部)
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