

<奨学金=借金?>貯金はないけど子どもは大学進学を希望。お金は借りたくないからすごく悩む…
2025.07.24 10:25
提供:ママスタ☆セレクト

子どもの教育費のなかでも特に負担の大きいのが大学でしょう。国立か私立か、自宅通いか1人暮らしかなどで金額が大きく変わってくるものです。いずれにせよ、大きなお金が動くことは間違いありません。そんななかママスタコミュニティには子どもの進学に関して奨学金を借りるかどうか悩むママからこんな質問がありました。
『奨学金を借りて進学させた家庭はどのくらいある? 奨学金って子どもが将来返すんだよね? 訳あってここ数年貯金ができず、進学をさせたら貯金がなくなると思う。でも子どもは「奨学金を借りて大学進学したい」って。子どもに借金を背負わすのは申し訳ないけど、出せるお金もなくて……』
奨学金は経済的に困難を抱える家庭の子どもが就学のため貸与または給付されるお金のことです。現在では主に大学進学や在学中の学費のために子ども名義で奨学金を借り、卒業後に子ども自身が長い年数をかけて返済するというイメージが色濃くなっているのではないしょうか。そのため投稿者さんも「奨学金=借金」とネガティブなイメージがあり、「うちには貯金がないから奨学金を借りて進学させるしかないけれど、子どもに借金を背負わせたくない」と考えています。
奨学金を借りて大学に進学するのは珍しいことではない
『大学の奨学金を借りるのは今は別に珍しいことじゃないよ』
『子ども名義で借りるけれど、親が返すこともよくあるよ』
『親と子、半々で返したら? そしたらお互い負担が少ないじゃん』
文部科学省によると、全学生の約3割が奨学金制度を利用しているそうです。なので、今や奨学金を借りるのは決して珍しくないことがうかがえます。また子ども名義で借りるとしても、返済は親が担う、親と子で半々で返済するといったケースも珍しくありません。お子さんへの負担をなるべく減らしたい気持ちは分かります。しかし、お子さんの気持ちを尊重して進学させるためには奨学金が必要なのは事実でしょう。返済計画をどのようにしていくか親子で話し合えば、決してお子さんだけに負担を強いることにはならないでしょう。
参考:文部科学省 「奨学金事業の充実」
返済が不要な給付型奨学金もあるよ!
『大学入学時からずっと休学してる同級生がいた。「どうしたんだろうね」って友達と話してたら、ずっとバイトして学費を稼いでいたみたい。私が大学3年生になってから復学していたよ』
『大学によっては親の年収次第で返済の必要がない奨学金とかあるから調べてみたら?』
大学に入学した後、ひとまず学費を払わずに休学してその間に学費を貯めるという選択肢もあります。まずはお子さんの志望校が休学中は学費がかからないかを調べてみるのもいいかもしれません。また、返済が不要な奨学金の存在に触れていたママも。筆者も奨学金をもらって私立大学に通っていました。親の収入が低かったことで貸与ではなく給付の奨学金を受け取っていました。受け取るには親の収入だけでなく論文提出や面談、単位を落としていないことなどいろいろな条件があります。もちろんそれで学費の全額がカバーできたわけではありません。しかし親は「かなり楽になった」と言っていました。こうした独自の給付奨学金が充実している大学もあるので、まず情報を集めてみるのはいかがでしょうか。
奨学金を借りて進学できたことを感謝しているママも
『私自身、奨学金を借りていました。今もまだ返済中です。この返済分を貯金できたらな〜とは思います。両親は私に申し訳ないと思っているみたいですが、それがあったから進学できて、資格も取れて今役立っています。ただ自分の子どもにはこの苦労をかけたくないとも思います』
『うちは可哀想だけど、親と子半々で返すよ。でもいい企業に就職できそうだから、親の年収もあっという間に超えてすぐに返済できそう。全額自分で返済する子もいれば、おじいちゃんおばあちゃんが半分出してくれてるって子もいたみたいでそれぞれだよ』
『奨学金で進学したおかげで今十分な収入を得ている。だから自分の子どもは奨学金なしで大学に進学させることができた。自分で道を切り開けば奨学金を借りて大学に行った価値があるよ』
自身が奨学金を借りて大学に進学したことで学びたいことが学べ、その後いい企業に就職できたという体験談も寄せられていました。現在も奨学金を返済中ではあるが、親に感謝しているというママも。投稿者さんは「奨学金=借金。子どもに借金を背負わせたくない」と考えていますが、奨学金の種類もたくさんあります。返済が必要な貸与型のイメージが強いかもしれませんが、返済の必要がない給付型も調べてみると意外と多くあります。大学だけでなく、企業や自治体が給付奨学金を展開しているケースも。さらには奨学金の返済制度を設けている企業もあります。そうした企業に就職できる可能性があるのは、大学に進学したからこそなのかもしれません。奨学金を借りてでも大学に進学するというのはそれだけ価値があることではないでしょうか。特に投稿者さんのお子さんは奨学金を借りてでも志望校に行きたいという強い気持ちがあります。ですからきっと勉強も頑張るはず。お子さんの夢や可能性を広げるためにも、奨学金を借りる方向性でいろいろな情報を集めてみてはいかがでしょうか。

文・AKI 編集・あいぼん イラスト・Ponko
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