

<お手伝いの賃金>朝昼晩3食分の食器洗いで1日につきお小遣い100円。小学生には高すぎる?
2025.07.06 13:25
提供:ママスタ☆セレクト

子どもがお手伝いをするごとに与えるおこづかい。正解が見えないことから、あげすぎなのか少なすぎなのかがわかりにくいものですよね。今回寄せられたのも、わが子がお手伝いをしたときに渡すお小遣いの金額に関する質問でした。
『子どもが朝昼晩に使用した食器と水切りラックを洗うと、その都度お小遣い100円を渡しているのですが、旦那とそのことで揉めています』
現在10歳のわが子に、家事の手伝いをすると、その都度お小遣いを渡している投稿者さん。しかし労働に対してお小遣いを渡しすぎではないかと旦那さんと揉めているのだそう。渡しすぎかそうでもないのか、ママたちの声を見てみましょう。
1日分の食器洗い、1回100円。適正価格では?
投稿者さんのお子さんに対するお手伝いの対価は食器洗い以外にもあるそうです。洗濯機をスタートさせると50円、戻ってきた洗濯物をたたむと50円が加算されるのだとか。もちろん洗濯機をスタートさせる場合、衣類はネットなどに入れてきちんと分類するまでがセットになっています。これらのお手伝いをすべておこなったとして1日200円。毎日やれば単純計算で1カ月(30日)6,000円になりますね。しかし小学生もそこまで時間に余裕があるわけではないので、週2ペース、月に1,600円といったところなのだそう。
『朝昼晩の片付けなら妥当だと思う』
『逆に少ないかなと思う。小学生が朝昼晩の食器+水切りかごを洗ってくれるなら、都度300円はあげてほしい』
投稿者さんがお子さんにお手伝いの対価として払っている金額は、とくに問題がないのではという声が目立ちました。なかには、150円では申し訳ないというかのように、増額してあげてもいいのではないかという声まで寄せられていたほどです。家族構成や食事内容によって仕事量には差があるとは思いますが、1日3食分の家族の食器と水切りカゴ洗いなら、それなりの量になりそうですよね。家事に慣れていない小学生ともなれば、大人よりも労力が掛かる可能性もありますので、金額は妥当なのかもしれません。
『お小遣いなしだとしたら妥当な金額だと思う』
ここでポイントとなったことは、毎月のお小遣いがあるかどうかについてでした。毎月のお小遣いをもらっているのに、追加でお小遣いを与えるとなると、10歳の子どもにはお金を渡しすぎではと考えるママもいたのです。仮に毎月1,000円のお小遣いをもらっていて、さらにお手伝いの対価として月額1,600円が加算されたとすると、2,600円。渡しすぎだという判断もおかしくありません。しかし投稿者さんはまだお子さんに定額のお小遣いは渡していないのだそう。だからこそお手伝いでお小遣いが発生するのだと話していました。
家のお手伝いで発生する対価に関する議論
『子どもが働かないとお金をもらえないなんて悲惨』
『家事は家族のためのもの。それに対してお金を与えるなんてもってのほかだと思いますよ』
投稿者さんの相談とは別にママたちからあがった、家の手伝いにお小遣いが必要かという問いかけ。こちらはそれぞれの家庭で価値観や考え方が異なると思いますので、一概に“これが正解”だという結果を出すことは難しそうです。しかしどのような考え方があるかを知ることは大事ですよね。
『子どもがお金ほしさにお手伝いをやりたいって言い出しそう』
お手伝いにお小遣いを払うことに反対だというママたちからは、子どもがお金でしか動かない人間になるのではないかという心配の声が寄せられました。ママが何かをお願いするたびに「いくらで?」などと聞かれるようになったら、あまり気持ちのいいものではありませんよね。お金や労働とはなにかという教育もしていかなければならないのではと実感させられます。
『うちは月の金額にしたよ。お手伝いをしたその都度支払うのではなく、月3,000円にした。当然決められた家の手伝いが絶対条件。手伝いの頻度が低い月は給料が減って、他にも頑張ってお手伝いしてくれた月は少し多めにあげる感じ』
お手伝いをしたその都度お小遣いを渡していては、子どもの気分に左右される、お手伝いをしなくなるなんてことも起こりそう。それならば、払うお小遣いをまとめて払う方式にしてしまうやり方はいかがでしょう。たとえば上限は3,000円などと決め、決められたお手伝いをきちんと1カ月こなすことが支払う条件にする。少ない月もあれば、頑張ればアップする月もあるとなれば、子どもも張り切るのではないでしょうか。もちろん、お金ほしさにムリをする可能性も出てきそうですが……。しかしこれなら、お金が発生しなければ働かないのではなく、頑張ればお金がもらえるという考えに導いていけるかもしれません。
考え方はさまざま。子どもの性格に応じて判断を
お手伝いの内容に対していくらお小遣いをあげればいいかや、家のお手伝いをしただけでお金が発生することはおかしい……など、ママたちの考えはさまざまでした。それだけそれぞれの家庭によって答えが変動する問題なのでしょう。ただひとつわかったことは、手伝ってくれたからお小遣いをあげるだけではなく、働くことやお金に関する教育も同時にしていく必要があるということです。また子どもの性格によって、お手伝いをするごとにお小遣いを渡していいかどうかを見極めることも重要そうです。
今回の投稿者さんからの相談については、ママたちからは金額は妥当ではないかという声が目立ちましたので、ひとまずこのままでも大丈夫そうですね。子どもが成長するごとにルールなどをアップデートしていけるよう、考えておくといいかもしれませんよ。
文・櫻宮ヨウ 編集・荻野実紀子 イラスト・善哉あん
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