ニッチェ・江上敬子、リアルな結婚生活語る 「子どもの名前は…」出産・育児への期待も
2017.11.30 22:30
2015年に8歳年上の一般男性と結婚したお笑いコンビのニッチェ・江上敬子。結婚を機に仕事の種類が少しずつ変わってきたと言うが、まだ出産や育児に関しては未知の部分もあるとのこと。そんな江上と、出産・育児を支援する博報堂DYメディアパートナーズとの対談が実現した。あまり公表されていない、江上の夫婦生活も明らかに。
目次
江上が本音「恋愛感情は微塵もない」
宗:江上さんは結婚をされてから、気持ちの部分で変化はありましたか?江上:すごいブルーになった時期があって。例えば、今までは独身だから「お前幸せなんだろう?」って突っかかっていけた綺麗な女芸能人の方に、突っかかれなくなって。「幸せ」っていう部分でどうボケていいかがわかんなくなっちゃったんです。
宗:そこから抜け出せたきっかけはありましたか?
江上:相方の近藤(くみこ)さんがすごい冷静なんですよ。独身の人の悩みを既婚者が聞いて何を言ったとしても「上から言ってんじゃねえの?」って思われるような感じがした時もあったんです。でも「それってすごい自然なことなんじゃないの?結婚したら自分も変わるし周りも変わるっていうのは普通のことじゃん」って言われて。確かにそうだなと思って、無理しすぎてたんだと感じました。それからは結婚しても「ムカつくことはムカつく」っていう風に変わっていけました。
宗:そんな葛藤があったなんて意外でした。夫婦仲良くする秘訣などはありますか?
江上:ケンカめっちゃしますよ。もう恋愛感情は微塵もないです。すっごく努力されてそれを保っている方もいらっしゃいますけど、そこの努力が面倒くさいんですよね。旦那さんがいる時はなんか変な格好してちゃいけないんでしょ?
廣濱:僕も来年結婚を見据えているんですが、毎日ドキドキが続いてるんですよ(照)。それもいずれはそうなっちゃうんですかね?部屋の中で変な格好してても可愛いなとか思っちゃうんですけど(笑)。
江上:それ今だけですよ。結婚したら男と女の関係じゃないなって思います。これから一緒に絶対しんどいことを乗り越えていかなきゃいけない同志だと思って仲良くしてますけど。
素敵な夫婦関係も明らかに
宗:妊娠や出産など、子どものことを旦那さんと話してますか?江上:しますね。旦那が41歳で、子どもが20歳になるまでしっかりと働いてお金稼がなきゃいけないんで。なるべく早くっていうのは言ってますけど。
宗:妊娠・出産は江上さんにとってどんなイメージですか?
江上:未知の世界ですね。まず赤ちゃんが出来るって思ってないっていうか。出来ないかもしれないと思って子作りはしなきゃねって話をしているんです。で、もし出来なかったら、旦那は養子を取りたいって。
宗:子どもが出来なくたって養子を取ればいいって、女性にとっては嬉しくないですか?
江上:なんか気が楽ですよね。絶対作らなきゃいけないって言われたらプレッシャーかかるし。だからすごい優しい人だと思います。家族を作りたいっていう気持ちがすごく強くて、子どもはほしいけど実子じゃなくていいっていう話をしてました。子育てをしたいんですって。
宗:すごい!江上さん自身、妊娠・出産に不安はありますか?
江上:私の場合、子どもが出来たとしたら仕事をどのタイミングまでやるのかを気にしちゃうんです。結構人の目も気になっちゃって。「え?妊娠◯ヶ月まで働いてたの?お腹の赤ちゃん大丈夫かしら」って言われたら嫌だなとか思っちゃいますね。
妊娠中も夫婦の協力が大切
宗:心配ごとはどうやって解消しようかなど考えることはありますか?江上:いざという時は旦那とうまくコミュニケーションが取れたら良いなとは思っています。どちらかが客観的にちゃんと見れるようなバランスだと良いなと思っていて。
宗:確かにそうですよね。そんな夫婦のコミュニケーションを助けるツールとして弊社では新しい母子健康手帳「親子健康手帳」を制作しています。
廣濱:実は、母子手帳には様々な種類があって、自治体ごとにどの母子健康手帳にするかを決めていて、妊娠届けを出すと市町村で決められた母子健康手帳が渡されるんです。弊社で作っている母子健康手帳は全国約1700ある自治体の中の、200箇所で採用されています。
宗:名前にもこだわって、「親子健康手帳」にしています。というのも母子健康手帳だと、お母さんだけに焦点が当たっているじゃないですか。子どもが産まれて生活が変わるのはお父さんも一緒で。だから、お父さんにもしっかり子育てに参加したくなるように「親子健康手帳」っていう名前にしています。子どもが産まれてからもずっと使うものなので、そこにお父さんが取り残されないように「パパ向け」の情報も入れて。家族みんなで読んで、初めての妊娠・出産に備えてもらえたらと考えています。
江上:新しい母子健康手帳を作っちゃうなんてすごいですね。
丸山:母子健康手帳をなくされてしまう方も多いんです。一生必要な大切な情報がある公的な証明書なんですけど、今の時代あまり紙を持ち歩かなかったりしますよね。母子手帳も時代に合ったものを作るべきだとも議論されていまして、そこで昨年母子健康手帳のアプリもリリースしました。
宗:これは公的なサービスだと分かるように「母子健康手帳」って名前なんですが、紙の手帳にある項目は、全部アプリにも入れることができて、妊娠・出産・育児の大切な記録をクラウドに保存出来ます。お住まいの自治体を選択すれば、その地域のお知らせがくるんですよ。予防接種だったり、地域の健診だったり。
江上:へえ、それは便利ですね。自分の子どもにぴったりの情報が届くってことですよね。
宗:そうなんですよ。病院や役所からのお知らせって、ポストに紙でくると意外と不必要なものと一緒に捨てちゃったり。
江上:わかるわー。紙ってね、どうしても見落としがあるんですよね。
宗:そうなんですよ。他にも通っている小児科さんも選べば、その病院から今この時期のお子さんは虫歯が多い時期だから気をつけてくださいね、みたいなお知らせも届きます。
江上:じゃあ自分で調べなくていいわけですね。今この子はどういう状況だろう?ってみんな調べたり、他のお母さんに聞いたりしてるじゃないですか。
宗:配信される情報は医師や専門家が監修しているから、待っているだけで自治体や病院から信頼できる情報が来るサービスになっています。ちなみにアプリの情報はパパと共有できるので、パパも子どもの状況を把握できるんですよ。
江上:なるほど、シェアも簡単なんですね。
宗:そうなんです。妊娠中のお母さんの状況もパパとシェア出来ます!妊娠中ってお母さんだけ体がどんどん変わっていって、気持ちもどんどん子育てに向いていくんですけど、お父さんはやっぱり置いて行かれちゃったり。
江上:わかんないですもんね。妊娠してるのは自分じゃないから。でもお母さんは今こういう状態だって分かったら「こうしてあげよう」とか、思ってくれそう。
宗:妊娠中の旦那さんの教育はすごい大事だと個人的に思っています。妊娠初期からお互いに状況をシェアして、生活を一緒に改善していけると、産まれてからも協力していけると思います。
江上:たしかに母子健康手帳って言う名前を親子健康手帳に変えるだけで違いますね。みんなで育ててくっていう感じしますもん。
江上「お母さんはとにかく孤独」
宗:赤ちゃんが初めて産まれた時って、「何を準備すればいいかわからない」という声も多いんです。だから産後3ヶ月までに必要なものを揃えた「Welcome Baby Box」も制作しました。ミキハウスさんとかピジョンさんとか人気のメーカーの商品が入っていて、全部揃えると3万円以上するんですけど、2万円程度で販売しています。江上:確かに私もお祝いで結構良いブランドの赤ちゃん服を買ったりしたこともあるんです。そしたら、「いやこれ一瞬だよ?なんだったら1週間ぐらいの勢いだよ?」って。すぐ着れなくなっちゃたりして、お金もかかりますよね。
宗:そうなんですよ。でも、やっぱり赤ちゃんが一番最初に使うものは、しっかりとした品質を使いたいっていう気持ちもあるはずなんです。だから安く揃えられて、品質もしっかり担保している商品を作ろうと。
廣濱:フィンランド政府が子育て支援の一つとして行っている「育児パッケージ」というものがあって、こういうのが日本にもあったら良いねっていう発想から誕生したんです。
丸山:ちなみに江上さんは出産祝いにどんなものをあげるんですか?
江上:私は大好きな作家さんの育児エッセイ漫画を絶対あげるようにしてて。
一同:へえ。
江上:すっごい喜んでくれるんです。今までもらった中でも嬉しいって言われて、毎回それにしてます。ちょっと空いた時間にリラックスできるみたいなんです。いろんな人の話を聞くと、お母さんはとにかく孤独らしいんです。旦那が仕事に行くと家で赤ちゃんと2人で。この世界に2人きりなんじゃないかって思うって聞きました。だから周りの手はできるだけ借りたほうがいいと思いますね。
子どもの名前は結婚前から決まっていた
江上:宗さんが出産と育児で楽しいって思うのはいつですか?宗:たぶん皆さんそうだと思うんですけど、正直結構大変です。「なんで子育てがこんなに大変だって産む前に誰も教えてくれなかったんだろう」ってたまに思う。でも寝顔を見ると、「あぁ、こんなに幸せなことってあるんだな~」って思うんです。昼前までの闘いのような状況が一変して、すごく心が穏やかになるんです。
江上:私も大きくなった時に一緒にお酒飲めたり買い物行けるようになったら最高だなって。それを思って育てたいなっていうのもあったり。子どもだとしても人間同士だから、仲良く出来たらいいかなって。
廣濱:やっぱこれだけ子育てのことをイメージされてると、名前も決めたりしているんですか?
江上:実は決めてるんですよね(笑)。結婚前提で付き合ってたんで、その時に考えちゃいました。女の子だったら「トウコ」です。私も、お母さんも、お姉ちゃんも、相方も、みんな「子」がついているんです。だから子はつけたいなってずっと思ってて。で、トウはオレンジの「橙」。
宗:橙子ちゃん。可愛いですね。
江上:男の子だったら、「フクト」。うちは旦那が福井出身なんですよ。だから福に人で福人。
宗:名前は旦那さんと相談して決めたんですか?
江上:勝手に私が決めました。こういうのどう?いいんじゃない?って向こうは言ってました。うちは結構私のほうが強めですね。でも切れたら向こうのほうが怖いんですけど。なるべく切れさせないように、穏便に。
一同:(笑)。
子どもを育てながら猫を飼うのが夢?
久保:ちょっとお話が逸れるんですけど、江上さんは猫が好きだと聞いたんですが。江上:旦那が猫大好きで。私も猫大好きなんですけど、猫ってすごい母性本能が強いらしいですね。子どもを一緒に育ててくれるみたいなんですよ。そうすると子どもの感受性も豊かになるし、いつか死んじゃった時に命の大切さも分かるらしいんです。自分よりも弱いものに対して優しくなれるんじゃないかなって。でも今はペットが飼えない家に住んでるんですよね。
久保:実家でペットは飼われていたんですか?
江上:実家は犬を飼っていましたね。でも超田舎なんで、外に犬小屋おいて番犬みたいな感じです。芝刈りしてる時にイノシシが来ないように。
久保:すごい(笑)。でも、「しつけ」をしっかりしないと、どこでもおしっこしたり、おすわりも出来ないですよね。
江上:「しつけ」は大切ですよね。
久保:ご褒美もいきなりあげちゃうと、ただ貰ったって感じちゃうので。しっかり見せて、ご褒美として今からあげるぞっていうふうにしてあげてないと。座った瞬間に褒めたり、何かを取ってきた瞬間に褒めるとか。そういった日々の不安を楽しく変えていくサービスも実は考えていて。
江上:確かに今思えば「しつけ」ってどうやってたんだろう。人に聞いたりしてやってたのかな。確かに「しつけ」がうまく出来ないって結構聞いたりするから、そういうサービスがあると嬉しいかも。
実吉:子どももペットも、生活の中で「不安」と「楽しみ」が一緒になってやってくるんですよね。しかもそれが成長に合わせてどんどん変わっていくので、戸惑うことも多い。そんな毎日に寄り添った本当に役に立つサービスを作る、そんなチームにしていきたいと思ってます。
江上「妊活は旦那と話し合って」
宗:江上さんもいつか妊娠・出産を経験されたいんですよね。江上:そうですね。まあ妊活は旦那と話し合ってうまいことやります。
丸山:やっぱりお仕事が中でも大きな悩みですか?
江上:そうなんですよね。あと、お医者さんにはもっと痩せたほうがいいって言われたり。
丸山:でも、ブログには大盛りの料理の写真も(笑)。自炊することも多いですか?
江上:そうですね。でも夜遅いともう作れないですね。朝ごはんはなるべく作るようにしてますけど。一緒にご飯食べてると家族っぽいじゃないですか。それがないと他人っぽくなっちゃうかなって思っています。
実吉:でも子どもできたら、ご飯を一緒に食べるのも大変になると思います。
江上:そうですよね。ご飯作って風呂入らせてって、大変ですよね。だからこそ、そんな経験って他にはないから産みたいですね。
宗:もし女の子だったら髪型を揃えてほしい(笑)。
江上:あら。まあ記念写真は1回撮ったりするかもしれないですね。
宗:色々お話していただき、ありがとうございます。妊娠の際はぜひ、弊社の商品を使ってみてくださいね(笑)。
江上:ぜひ!こちらこそ、ありがとうございました。
(modelpress編集部)[PR]提供元:博報堂DYメディアパートナーズ
ニッチェ・江上敬子(えのうえ・けいこ)プロフィール
お笑いコンビニッチェのボケ担当。個性的な見た目とキャラクターで、多くのバラエティ番組に出演。現在はコメンテーターとしても活躍中。私生活では2015年に8歳年上の一般男性と結婚した。博報堂DYメディアパートナーズの出産・育児サービス
・親子健康手帳日本の子育て環境の課題解決に貢献するプロジェクトとして2011年3月に完成。インターネットやSNSを通じて全国から寄せられた声や、自治体・医療関係者などの意見を踏まえ制作された。お母さんだけでなくお父さんも育児に参加したくなるパパ向けの情報や、子どもの成長を記録できる記入欄が多く、つぶさに成長を感じることができる。デザイン性や、どこで折っても倒れない独自のおり加工など、他にはないアプローチが受け全国約200の自治体で採用されている。
・「母子健康手帳」アプリ
地方自治体が交付する紙の母子健康手帳と一緒に使えるアプリ。母子健康手帳の記録をデジタル化してクラウドに保管できる。また、子どもの成長のタイミングに合わせて自治体や病院から信頼できる情報が届く。夫婦で共有することもでき、夫婦間のコミュニケーションツールとしても利用されている。
・Welcome Baby Box
フィンランドで赤ちゃんを迎える家庭すべてに贈られる「育児パッケージ」をヒントに誕生。産後3ヶ月までに必要なアイテムが揃っており、「何を準備すればいいかわからない」という初めて妊娠・出産する夫婦の声に答えた内容となっている。商品はミキハウスやピジョン、ホットマンなど品質にもこだわり、値段の異なる3タイプを用意。出産祝いとしても人気を集めている。
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