「NEO CITY:JAPAN - THE LINK」開演前記者会見に出席したNCT 127(左から)ジャニー、ヘチャン、マーク、ジェヒョン、テヨン、ユウタ、テイル、ジョンウ、ドヨン(C)モデルプレス

<NCT 127ライブ前記者会見全文>「僕ら9人で頑張って高みを目指して」これからの展望 日本の思い出語る

2022.06.25 21:00

多国籍ボーイズグループ・NCT 127(テイル、ジャニー、テヨン、ユウタ、ドヨン、ジェヒョン、ジョンウ、マーク、ヘチャン)が25日、京セラドーム大阪にて初となる日本ドームツアー『NCT 127 2ND TOUR 'NEO CITY:JAPAN - THE LINK』を開催し、ライブ前に囲み取材に応じた。ここでは会見の様子全文を紹介する。<会見全文>


NCT 127、記者会見全文

NCT 127/撮影:田中聖太郎(提供写真)
NCT 127/撮影:田中聖太郎(提供写真)
ジャニーから取材部屋に入室すると、ヘチャンやマークは「わお」と取材陣の多さに無邪気に驚く様子を見せ、ジョンウは一際大きな声で「よろしくお願いしまーす!」と挨拶。開演が差し迫っているにも関わらず、快く丁寧に報道陣の質問に答え、フォトセッションではテヨンが「右!」などリーダーシップをとって率先と指示を行うなど、チームワークも垣間見られた。

以下、公演前記者会見の全文。

大阪で凱旋公演を果たしたユウタ (C)モデルプレス
大阪で凱旋公演を果たしたユウタ (C)モデルプレス
― ユウタさん、地元・大阪でのライブが始まりますが意気込みをお願いします。

ユウタ:まずツアーで最後に京セラドームでやることになってことになって嬉しいですし、待ってくれたファンの皆さんのために準備をしてきたので後は楽しむだけです。

テヨン:そうです!なるほど~。

― テヨンさんは東京ドーム公演で涙を見せていましたが、あのときはどのような気持ちだったのでしょうか?

「日本のファンの皆さん愛してるです」と何度も伝えていたテヨン (C)モデルプレス
「日本のファンの皆さん愛してるです」と何度も伝えていたテヨン (C)モデルプレス
一同:アイゴ~。(あらら)

テヨン:お話するのも恥ずかしいんですけど、ホテルにいたときからステージに上がった僕たちの姿を想像しただけで胸が一杯になってしまったんです。1人で眠ろうとしてもそういうふうに考えてしまって、メンバーとここまでくるには多くの努力があって、多くのスタッフの方たちが努力をしてくださったからこそだと思うと感動して涙が出ました。

― 東京・愛知・大阪とツアーで回ってきましたが印象的なエピソードを教えてください。

ヘチャン:ヘチャンです。いい思い出がたくさんあるんですけど僕は日本で活動している中で初めて個人的に外に出れる時間を持てました。お兄さんたちとショッピングをしたり美味しいものを食べたり、そしてNCT 127というグループについてもたくさん話すことができてよかったと思っています。何よりも日本食が大好きなんですけどいろいろな食べ物の味をみることができて本当に記憶に残っています。

テヨン:ヘチャンです。

「ワオ」と声を上げながら登場したヘチャン (C)モデルプレス
「ワオ」と声を上げながら登場したヘチャン (C)モデルプレス
― 東京ドーム公演のあとには、メンバーの皆さんが手のひらを重ねた写真をそれぞれがSNSに投稿されていましたが、どういったきっかけで撮影したのでしょうか?

ユウタ:コンサート前にいつも「Let's カジャ」と気合いを入れるんですけど、さっきテヨンが言ったように、これまでたくさんのことがあってしんどいときも悲しいときも一緒に共にしてきたメンバーと僕自身が今回のドームでより一層僕以外のメンバーがいないと、僕自身が成り立たないと実感しましたし、感謝の気持ちが芽生えたドームツアーで。その中でもっとメンバーのことをもっと身近に感じたいというか、皆に少しでも「僕たちこういうのやってるんだよ」って単純にお見せしたかったんです。

上品に微笑むジェヒョン (C)モデルプレス
上品に微笑むジェヒョン (C)モデルプレス
― このドームツアーでよりかっこいいと思った瞬間や、絆を感じた瞬間を教えてください。

ジェヒョン:メンバーも言っていたようにコロナ禍以降、久々の海外ツアーでワクワクした気持ちで準備していました。練習の度にワクワクときめく気持ちで準備をしていたんですけど、久々に会う日本のファンの皆さん、全世界のファンの皆さんにいい姿をお見せしたい思いでここまで一生懸命準備をしました。僕たちもファンの皆さんも楽しめたと思います。

― ドーム公演を通して日本のファンにはどのような印象を抱いていますか?うちわなどを作るファンの方も多いですが、感想を教えてください。

日本語でのコメントも熱心に行っていたドヨン(C)モデルプレス
日本語でのコメントも熱心に行っていたドヨン(C)モデルプレス
ドヨン:久しぶりの日本の公演でワクワクする気持ちです。ファンの皆さんもそんな姿を見て喜んでくださったと思います。僕たちもそんなファンの皆さんの姿をを見て幸せな気持ちになったことを覚えています。日本ではうちわを作って可愛い小道具を持ってくださっているのでそういう姿を見て僕たちも公演中、楽しむことができました。

― 公演では「Love on the Floor」がメインの演出だと思うのですが、その苦労やどうやって皆さん習得してきたのか教えてください。

テヨンに笑いかけるユウタとドヨン (C)モデルプレス
テヨンに笑いかけるユウタとドヨン (C)モデルプレス
テヨン:僕たちの先生である(仲宗根)梨乃さんは常にどこにポイントを置いたら良いのかを念頭に置いて準備をしてくださるんです。前回の「NCT 127 1st Tour: NEO CITY - The Origin」でもジャングルジムを使ったり、今回は「Love on the Floor」でどこにも今まで見たことがなかったような仕掛けを用意してくださってコンサート中にこんな大きな構成があって密かに緊張感が保てる気がしますし、もっとかっこいい姿をお見せできるんだと思います。ステージに上がるたびに緊張はするんですけどもっとかっこいい姿をお店しようと思って僕たちも頑張ることができます。

― ユウタさんは大阪での凱旋公演ですが、ご両親やご友人からの反響はいかがでしたか?

ユウタ:まず家族からは「よく頑張ったね」と言ってもらえて。昨日、一昨日、一緒にご飯食べて、そのときに僕が16歳のときに韓国に行ってから今まで苦労をかけたりお父さんお母さんに助けてもらった話をしたんですけど、結局最後には「よく頑張ったね。本当に私達にとっては誇りだよ」と言ってくれて嬉しかったです。友達とかは「頑張ってるな」ってよく言われるんですけど、そんな話もしながらも京セラドーム頑張らなきゃなと思います。

テヨン:頑張れ!ユウタ。

短髪が可愛らしいテイル (C)モデルプレス
短髪が可愛らしいテイル (C)モデルプレス
ー テヨンさん、ユウタさんへ、ドームツアーを経て、先輩の東方神起さんはスタジアムツアーも行われていましたが、日本、世界での今後の目標を教えてください。

テヨン:もちろんスタジアムツアーをしたいですし、高い記録を樹立したい気持ちもあるんですけど、皆が望んでいるのは幸せでいようということです。どんなステージでも幸せな気持ちでいることが目標になっています。長くステージに立つことが僕たちの目標、スタジアムツアーや記録に関してはユウタさんから説明があります。

ユウタ:すごい無茶振りされました(笑)。最近「ドームしたけどどう?」とか言われるんですけど、僕ら自身はこれからがスタートだと思ってるので、ここで終わりだったらそうなんだろうけどここからが始まりだと思うので、ここからもっと僕らのことを知らないファンであったり僕達の先輩たちはすごい記録を持っているので、さっきテヨンも言っていたけどその記録を塗り替える勢いで大きいものを目指すことって大変だけど、振り返ると楽しい思い出になってるんですよね。僕ら9人で頑張って高みを目指していけたらと思います。

圧倒的なスタイルを誇っていたジャニー (C)モデルプレス
圧倒的なスタイルを誇っていたジャニー (C)モデルプレス
― 会場にはファンのみなさんが待たれてると思うんですけど、お一人ずつ意気込みを一言お願いします。

ジャニー:ジャニーです。30分後にはファンの皆さんの前に立ちます。当然ながらかっこいい姿、頑張っている姿をお見せしたいと思います。最大限伝えたいと思います。一生懸命頑張りますのでどうか引き続き期待していてください。

多くの報道陣を前に照れ笑いを浮かべていたヘチャンとマーク (C)モデルプレス
多くの報道陣を前に照れ笑いを浮かべていたヘチャンとマーク (C)モデルプレス
マーク:マークです。大阪に来たのも久しぶりなんですけど、ファンの皆さんが長く待ってくださいましたので、大阪のファンの方のために熱く楽しく頑張ってステージを見せる予定です。そしてユウタさんのホームグラウンドでもありますので…、

ユウタ:(拳を掲げる)

「アイゴ~」と無邪気に告げていたマーク (C)モデルプレス
「アイゴ~」と無邪気に告げていたマーク (C)モデルプレス
マーク:気持ちを1つにして頑張ってステージを見せたいと思っています。

ユウタ:今回のタイトルが「THE LINK」なんですけど、タイトルにかけて今日1日後悔がないように9人一緒にステージを作っていけたらと思います。

ドヨン:大阪の皆さん、長い間待っていてくれてありがとうございます。大阪はユウタ兄さんの故郷ですが、僕たちも緊張します。今日頑張ります。よろしくお願いします。(日本語)

「お願いしまーす!」と一際元気よく挨拶したジョンウ (C)モデルプレス
「お願いしまーす!」と一際元気よく挨拶したジョンウ (C)モデルプレス
ジョンウ:僕はジョンウです。ドームのステージに立てて感慨深いです。(ここまで日本語)僕たちは今回の公演のために一生懸命準備してきました。そして個人的にはこの瞬間を思い切り楽しみたいと思っています。メンバーも同じ気持ちだと思うんですけど、時間は決して戻りませんよね。悔いの残らない公演をしたいです。TMIとして、栄養ドリンクを飲む予定です。ユンケルは飲みました(笑)。あとレットブルも飲みました。

テイル:テイルです。大阪のファンのみなさんが楽しめて忘れられないステージにと思って立っています。そして悔いの残らない公演にしたいです。

テヨン:日本のファンの皆さん愛してるです。愛してるです。

ユウタ:そして?

テヨン:愛してるです。(日本語)

クールに佇むテヨン、ユウタ (C)モデルプレス
クールに佇むテヨン、ユウタ (C)モデルプレス
ジェヒョン:公演中は感動できることもあればエキサイトできることもあるし、それから気分が良くなる嬉しくなるような曲もいろいろあります。その度にファンの皆さんと同じ気持ちを感じて、公演が終わると同じように寂しい気持ちも感じるんです。なので今は公演開始30分前ですけど、ファンの皆さんと同じように僕もワクワクしています。

ヘチャン:ヘチャンです。今日も会場を埋め尽くしてくださったファンの皆さんにありがとうございます、と感謝を伝えたいです。そして悔いがなく楽しいステージを作りたいと思っています。日本のシズニの皆さんも今日という1日を割いて来てくださっていると思うので、最後まで悔い無く楽しんで欲しいと思っています。NCT 127がドームツアーができることも感謝しています。そして、ドームツアーができるグループなんだということをお見せできるようにベストを尽くしますので期待していてください。

NCT 127、日本ドームツアー開催

NCT 127/撮影:田中聖太郎(提供写真)
NCT 127/撮影:田中聖太郎(提供写真)
NCT 127は多国籍ボーイズユニット・NCT内のグループ。テイル、ジャニー、テヨン、ユウタ、ドヨン、ジェヒョン、ジョンウ、マーク、ヘチャンの9人からなり、アーティスティックで独創的かつ中毒性の高い楽曲で世界中のファンを魅了し続けている。

2018年5月に「Chain」で日本デビューし、それまでに、全国各地のライブハウスやホール会場で行われた「The Introduction “connect”」「Showcase Tour “chain”」、そして、前回のホール&アリーナツアー「NCT 127 1st Tour NEO CITY:JAPAN - The Origin」と「NCT 127 Arena Tour NEO CITY:JAPAN - The Origin」と着実に歩んできた。

リリースするアルバムはトリプルミリオンを記録し、米ビルボード200で初登場3位を記録、日本でもビルボードチャートを賑わせているNCT 127。2021年12月に韓国ソウルのコチョクスカイドームにてグループ2回目のワールドツアーが開幕。1月のさいたまスーパーアリーナ公演に続くはずが、新型コロナウイルスの水際対策のため、来日が困難になり、急遽オンラインでの生中継を実施。そこで発表されたのが、今回の3か所5公演の日本ドームツアーとなる。5月22日に愛知・バンテリンドーム ナゴヤでスタートを切り、28日~29日にかけて東京ドーム、そして今回の6月25日~26日には日本人メンバー・ユウタの出身地でもある大阪で日本公演を締めくくる。(modelpress編集部)

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