NCT電撃加入のSHOTARO、逸材ぶりが話題　“謎の日本人”に世界が驚いた理由＜注目の人物＞

NCT新メンバー・SHOTAROが話題に

10月12日にリリースしたフルアルバム「NCT 2020:RESONANCE Pt.1」より、NCTに電撃加入したSHOTAROが大きな話題に。SNS上で大きく取り上げられただけでなく、日本テレビ系情報番組「スッキリ」（毎週月～金あさ8時～）で特集を組まれるほどの盛り上がりとなっている。

＜開放と拡張＞をテーマに、メンバー数の制限のない新しい概念を持つNCT。「NCT 2020:RESONANCE Pt.1」を皮切りに、現在進行中なのが‘NCT 2018’ぶりの大型プロジェクト‘NCT 2020’だ。

SHOTAROは、‘NCT 2020’のスタートに合わせて公開された新メンバー2人のうちの1人。韓国・日本・中国・台湾・アメリカ・カナダ・タイなど多国籍メンバーが集うNCTに、YUTAに続く2人目の日本人メンバーとして加入した。

SHOTAROが“謎の新メンバー”と言われる理由は

SHOTAROが“謎の日本人メンバー”として話題となっている理由が、‘NCT 2020’のプロジェクトが始動するまで姿が全く明かされていなかったから。

NCTのメンバーはデビュー前から“SMルーキーズ”として、ある程度ファンに知られていたメンバーが多い。そのため全く素性を知られていない“SHOTARO”という新人が加入することが分かり、ファンはザワザワ。

アーティストとしてのスキル、ビジュアル、どこをとってもハイスペックなメンバーが集うNCTだけに、「事務所が秘蔵していた練習生？」「SHOTAROなんてルーキーズにいた？」「一体何者？」と注目を集めた。

SHOTARO、お披露目時は不安の声も？

SHOTAROが初めてお披露目されたのは、アルバムリリース前、9月23日に行われた配信イベント。21人のメンバーと共に新メンバーであるSHOTAROとSUNGCHANが登場し、初めてファンにその姿を見せた。

そこで明かされたのは、SHOTAROの『2000年11月25日生まれ、神奈川県出身、趣味はモッパンを見ること、特技はバスケ、柔らかい性格、好きな食べ物は寿司と甘いもの、自身が考える魅力ポイントは「目の微笑み」』というプロフィール。

そしてメンバーのDOYOUNGは「5歳の頃からずっとダンスをしていたそうで、凄いダンサーなんです」とダンスの名手であることも紹介した。

ただ、SHOTAROは韓国に渡って間もないようで、まだ韓国語も勉強中。ダンサーとしてTikTok動画で人気を得ていたことがSNSで話題となるも、目の肥えたファンからは「練習生期間が短いのにどうしてNCTに入れたんだろう？」「韓国に来て間もないのにすぐにデビュー？？」「ダンスが上手らしいけど、どれくらい上手なの？」「この子はパフォーマンスを見てみないとわからないな…」などの声も寄せられた。

「Make A Wish（Birthday Song）」のパフォーマンスで全ては変わった

そしてついに12日、アルバムがリリースされ、SHOTAROはタイトル曲の1つである「Make A Wish（Birthday Song）」に参加。同曲はNCT UというNCT内のユニットによる楽曲であり、SHOTAROのほかはTAEYONG、DOYOUNG、JAEHYUNG、LUCAS、XIAOJUN、JAEMINという豪華布陣だ。“K-POPのアベンジャーズ”と言われるSuperMにも所属する、TAEYONGとLUCASもいる。

15日、NCT Uは同曲を人気音楽番組「M Countdown」で初披露した。この日を境に、SHOTAROに寄せられる視線はガラリと変わることとなる。

人生初のテレビでもパフォーマンス、しかも“新メンバー”として豪華な先輩たちに囲まれた中で…という環境にも関わらず、堂々とステージを繰り広げたSHOTARO。

新人という言葉が似合わない卓越したパフォーマンス、センターポジションでの魅せ方に注目が集まり、ファンからも「SHOTARO、想像以上だった」「本当にめちゃくちゃダンスが上手い！！」「SHOTAROに目が行っちゃう」「まさかこんな凄い子だったなんて」「すごい秘蔵兵器！」と絶賛の声が殺到。

高難度のダンスを難なくこなす鮮やかな体の動かし方だけでなく、常に笑顔で爽やかに、ときにメンバーたちと目を合わせてダンスを楽しむ“余裕のグルーヴ感”も評価されているSHOTARO。

その後、“チッケム（直カメラ）”と言われるSHOTAROのパフォーマンスのみにフォーカスした動画は、3日間で100万回再生を突破。同時公開されたメンバーの再生数の中で最高の数字を叩き出し、関心度の高さを知らしめた。

NCTの癒やしキャラ誕生…小動物のような可愛さも人気に

またダンスだけでなく、SHOTAROのいつもニコニコと笑っている優しげな雰囲気も注目の的に。一見クールでシックな雰囲気のメンバーが多いNCTの中で、常に目を細めてにっこりと笑っているSHOTARO。

その姿が動物のラッコやカワウソ、「くまのプーさん」に出てくるカンガルーの“ルー”に似ていて愛らしいと話題となったほか、ひとたびステージを降りれば新人らしく初々しい雰囲気となり、1つ1つ先輩メンバーに教わっている様子もかわいいと高評価。NCTに突如現れた癒やしキャラとしても人気を博している。

“ショミョドゥロッソ”なファンが続出？

韓国ファンの間では“染み込んだ”を意味する“スミョドゥロッソ”をもじり、“SHOTAROにハマった、SHOTAROに心を奪われた”を意味する“ショミョドゥロッソ”そいう言葉まで誕生するほどに人気が上昇している。

ファンだけでなく、他のメンバーもSHOTAROにダンスを教えてもらったことを明かすなどそのスキルの高さに太鼓判を押しているようだ。

2人の日本人メンバーに注目

一方SMエンターテインメント初の日本人メンバーとして、約4年間の練習生期間を乗り越えデビューを果たしたYUTAは、今やNCTの中核としてデビュー5年目の貫禄さえ感じさせる。もう1つのアルバムタイトル曲「From Home」は韓国語・日本語・中国語の3ヶ国語で歌われたバラード。YUTAが心に響く美声を披露中だ。

YUTAとSHOTARO、2人の日本人メンバーがどのようにNCTを動かしてくれるのか、目が離せない。

NCT新プロジェクト“NCT 2020”

2018年の‘EMPATHY（共感）’に続き、今回の‘RESONANCE（共振）’には音楽を媒介として強力なシナジーと波及力を起こすという意味を盛り込んでおり、‘夢’を通じて互いに共感し、‘音楽’で一つになるというNCTの世界観を反映した物語が加わり、唯一無二の魅力を披露する。

「NCT 2020:RESONANCE Pt.1」はダブルリード曲「Make A Wish」と 「From Home」 （フロムホーム）をはじめ、12曲を収録。NCTの多彩な組み合わせと音楽の色を存分に感じられるだろう。またNCTは「NCT 2020:RESONANCE Pt.1」発売後、追って「NCT 2020:RESONANCE Pt.2」のアルバムも発表する予定となっている。

「Make a wish」はTAEYONG、DOYOUNG、JAEHYUN、JAEMIN、LUCAS、SHOTARO、XIAOJUNが、「From Home」にはTAEIL、DOYOUNG、RENJUN、HAECHAN、KUN、CHENLE、YUTAが参加。

そしてPt.2に収録される楽曲はWINWIN、MARK、YANGYANG、HAECHAN、TEN、JENO、SUNGCHANのユニットとJOHNNY、YUTA、TEN、JISUNG、JAEMIN、HENDRY、JUNGWOOのユニットで披露される。（modelpress編集部）