Stray Kidsに“注目すべき理由”曲作りも自分たちで一緒に 築き上げた絆の秘訣とは<日本デビュー記念インタビュー:グループ編>

TWICEらを輩出した韓国JYPエンターテイメントの次世代ボーイズグループ・Stray Kids(読み:ストレイキッズ)のインタビュー連載がスタート。各メンバーのソロ連載に先がけ、まずは8人全員でのグループインタビューをお届けする。
Stray Kids(C)モデルプレス
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日本デビュー・Stray Kidsがすごいワケ

サバイバル・リアリティ番組「Stray Kids」を経て、2018年3月に韓国デビューを果たしたStray Kids。デビュー以降新人賞を次々と獲得し、2019年にはアジア、オセアニア、アメリカ、ヨーロッパを回るワールドツアーを成功させた。Tumblrが発表した「2019最も人気を集めたK-POPグループ」では、1位のBTSに次いで2位に選出されている。

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Stray Kidsの強みは、作詞・作曲・振り付けなどを自分たちで行うことができるセルフプロデュースグループだということ。K-POPでは、メンバー自らが曲作りのスキルを持ち、自分たちの世界観を伝えるグループが多く世界へ羽ばたいている。そんな中でもStray Kidsは、リーダーであるバンチャンを中心に、メンバー構成も自分たちで企画したという異例の結成背景も持っている。

卓越したラップスキルと楽曲制作の能力を持つバンチャンチャンビンハンの3人は、練習生時代からラッパーユニット「3RACHA」として知られていたが、その3人を中心にダンスに秀でるリノヒョンジンフィリックス、ボーカルに秀でるスンミンアイエンらが集結。 “彷徨う子どもたち”という自分たちで名付けたグループ名には、古い伝統や形式、システムを打ち破り、そこから抜け出していこうとする思いが込められている。

Stray Kids(提供写真)
Stray Kids(提供写真)
― Stray Kidsの魅力はやはりセルフプロデュースだと思いますが、多くのグループがセルフプロデュースをしている中で、“自分たちはここが違う”というポイントは何でしょうか。

バンチャン:難しいですね(笑)。まずは、僕たちがK-POPという文化の中で、音楽を作り、皆さんにステージを届けられているということ自体が光栄だと思います。先輩や後輩の皆さんも、自分たちのカラーを持って活動されているチームがたくさんいらっしゃいますが、僕たちもそのようなチャンスが与えられているということにとても感謝しているんです。

あえて“ここが違う”という点を説明するのはとても難しいですが、僕たちはいつも、自分たちのエネルギーについて話しています。ステージ上でのエネルギーや、音楽を通じて届けているエネルギーを、STAY(ファン)の皆さんにお見せしたいという思いは、すごく強いと思います。

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若者たちの悩みをテーマに…共感と感動を呼ぶStray Kidsの楽曲

多彩な楽曲と情熱的なパフォーマンスに加え、同年代の若者たちの胸に響く “歌詞”もStray Kidsの特徴。例えばデビュー前に作られた『Hellevator』は、デビューという夢に向かって血の汗を流しながら努力する自分たちの状況を、“地獄(Hell)から明るい未来へ這い上がるエレベーター(Elevator)”に例え、突き刺さるような歌詞で表現した。『Grow Up』はうまく行かずに悩む中で、「夢に向かって走っていく姿そのものが十分よくやっているんだ」と言い聞かせる曲。ときに力強く、ときに優しく若者たちの気持ちを歌った曲は、常に「励まされる」「心の支えになる」とファンの心を掴む。

― Stray Kidsの楽曲は、同年代の若者たちが共感できるような歌詞がとても印象的です。どんなこだわりがあるのですか?

チャンビン:僕たち自身の悩みや、周りの同年代の方たちの悩みが、僕たちの音楽のテーマとして表現されています。例えば『Grow Up』という曲の歌詞は、僕たち自身に投げかけたい言葉でもありますし、辛い思いをしていたり、「これは本当に正しいのか」と悩んでいる人たちに聞いてほしいことでもあるんです。

僕たちは絶えず新しいことにチャンレンジしていますし、新しいものを見出したいと努力をしています。でも一番欠かしてはいけないのは、本当に真心がこもった音楽・歌詞だと思うんです。なので、嘘のない音楽を皆さんに届けたいという思いは強いですね。

Stray Kidsの楽曲制作の現場はどんな雰囲気?

Stray Kidsの公式YouTubeでは、韓国で新たなアルバムがリリースされる度にその制作風景を記録した「INTRO」という動画が投稿される。メンバーたちがどんな思いで曲を作り、どんな風にレコーディングをし、どうやってパフォーマンスを作り上げていくか、それを知ると、アイドルとは思えないインディペンデント感、曲にかける熱い思いに圧倒される。

― レコーディングではバンチャンさん、チャンビンさん、ハンさんが中心になってディレクションもされていますよね。他の皆さんは、3人のディレクションについてどう感じていますか?

バンチャンチャンビンハン:(一斉に顔を隠す)。

リノ:とりあえず、バンチャンさんは本当に怖いですね。

全員:うわぁー(笑)!

バンチャン:おい!そんな怖くしてないじゃん!

チャンビン:(ふざけて)僕もバンチャン兄さん怖いよ~!

リノ:「やり直し!!」って…。

― そうなんですか?!

リノ:冗談です(笑)!バンチャンさんは、とてもすごくきめ細かにディレクションしてくれるタイプで、最大限いいパフォーマンスができるよう引き出してくれますね。ハンの場合は、上手く“遠回しに”言ってくれます。

(“遠回しに”で爆笑するメンバー)

アイエン:ハン兄さんは、静かに「大丈夫だよ、よかったよ」と励ましながら僕たちのパフォーマンスを生かしてくれるタイプなんです(笑)。バンチャンさんはやはりとても几帳面にディレクションしてくれます。チャンビン兄さんは、本当にその音楽の雰囲気を生かしながらディレクションをしてくれるタイプです。

― レコーディング中や練習中、メンバーの意見が合わないときはありますか?そんなときはどうやって解決していますか?

アイエン:どうしても合わなければ、多数決をするようにしています。

バンチャン:でもよっぽどのことがない限り、だいたい自然とうまく流れていく感じだよね。

全員:うんうん。

Stray Kidsの絆の秘訣は?

Stray Kids『SKZ2020』期間生産限定盤(提供写真)
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Stray Kidsは多様な得意分野、経歴を持ったメンバーが集まったグループ。海外に住んでいたメンバーもおり、オーストラリア出身のフィリックスは練習生時代に韓国語に苦労することもあった。しかし今の8人を見ると、本当の兄弟のように仲がよく、それぞれがお互いを尊重して支え合っていることがよく分かる。

― 様々な経験や得意分野を持つメンバーが集まっていますが、すごく仲がいいですよね。メンバー同士の絆の秘訣は?

ヒョンジン:初めから全て息を合わせるのは難しいですし、僕たちも、すぐに絆を作れたという訳ではないと思うんです。一緒に生活して、一緒に練習して、苦楽を共にしていく中で、徐々にみんながお互いに頼りあえるようになってきたんだと思います。

1つのポイントとしては、メンバーが何をすると嫌なのか、何をすると嬉しいのかということを、時間が経つほど理解できるようになって、そういう時を重ねることで、よりコミュケーションを深めて来られたんじゃないかと思います。

― 最近グループの絆を感じた瞬間は?

フィリックス:ご飯を食べるときですね。毎晩みんなでたくさん食べるんですよ。出前をとったりもして。一緒ににぎやかに食事の時間を過ごせることで、嫌なことも忘れるし、ストレスも解消されるので、美味しいものをみんなと食べる時間がすごくいいなと思っています。

ヒョンジン:昨日もめちゃくちゃ食べたよね(笑)。

Stray Kidsのにぎやかトーク炸裂!宿舎で起きたまさかの出来事とは?

Stray Kids『SKZ2020』初回生産限定盤(提供写真)
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メンバー同士の関係性や宿舎でのエピソードについて尋ねると、にぎやかトークが炸裂。通訳さんの神がかったスキルが発揮されることに…(通訳さん、本当にありがとうございます)。

― Stray Kidsを家族に例えるとしたら?

バンチャン:まず僕は一番かわいい末っ子ですね。

全員:……。

バンチャン:冗談だって!冗談!

リノ:スンミンはおじいちゃん。

全員:(爆笑)。

― なぜおじいちゃんなんですか?

リノ:真面目だからですね。

ヒョンジン:それは当たってる(笑)。

スンミン:チャンビン兄さんは中二病の末っ子です。

フィリックス:中二病って(笑)。(韓国でも、言うことを聞かない思春期のような性格のことを“中二病”と言うそうです!)

チャンビン:…。

― 最年少のアイエンさんよりチャンビンさんの方が末っ子ポジションなんですか?

スンミン:ああ、アイエンさんは、赤ちゃんです(アイエンの膝をポンポン)。

全員:赤ちゃん赤ちゃん(笑)。

アイエン:(困り笑い)。

― だれがお父さん、お母さんのような存在ですか?

全員:(口々に)お父さんとお母さんはここにはいません!

ハン:僕たちはただ兄弟のような感じです。あ、お父さんはいるかも。J.Y. Parkさん。…Yeah!(天井を仰ぎ人差し指を高く上げるハン

リノ:そうだね。J.Y. Parkさんがお父さんだね。

スンミン:バンチャン兄さんはおばあちゃん。

バンチャン:なんで(笑)!

ヒョンジン:(スンミンバンチャンに向かって)おじいちゃんとおばあちゃんだ(笑)。でもスンミンバンチャン兄さんがおじいちゃんおばあちゃんで、お父さんがJ.Y. Parkさんだったら、家族の系譜はどうなっちゃうわけ(笑)?

ハン:難しいね(笑)。

ヒョンジン:絡みに絡まってるよ(笑)。

― 宿舎で一緒に生活されているそうですが、一番世話が焼けるメンバーは?

リノ:チャンビンさんが世話が焼けます。

ハン:そう。忘れものも多いし。

バンチャン:あ~そのとおり~。

ヒョンジン:家事が何もできないんです(笑)。

ハン:料理も何もできなくて。

バンチャン:例えば、卵も割れないんですよ。

チャンビン:割り方は最近覚えたんですけど、まだ練習が必要みたいです。上達するように卵をたくさん買ってきてください。

ハン:あと、みんなでお肉を食べたとき、「僕がお肉を焼いている間におかずをお皿に盛っておいて」とお願いしたら「どうやって?」って。

全員:(爆笑)。

チャンビン:そのときは冗談だったんだよ!や、半分ほんとなんだけど、「どんな風に盛り付けようか?」っていう意味だったの。「やり方がわかんない!」ってことじゃないって(笑)。

― 逆に、しっかりしていて頼もしいメンバーは?

ハン:でも、頼もしいのもチャンビン兄さんなんですよ。日常生活では世話が焼けるけど、なにか判断するときとかは頼りになります。

ヒョンジン:宿舎での話だよ?

ハン:あ、宿舎での話だよね。そうなると違いますねぇ~。

全員:(爆笑)。

チャンビン:……。

ヒョンジン:リノさんは、一人暮らしの経験があるので、宿舎の中でもなんでも器用にできるんですよ。出前頼むのも上手だし、カーテン閉めるのもうまいし、目覚まし時計のアラームもよく聞くし…。

フィリックス:たしかに出前頼むの上手い。

ハン:寝ることも起きることも上手いしね(しみじみ)。

全員:(笑)。

ハン:あまり規則正しい生活をしているようには見えないのに、すごくちゃんとしてるんです。

― 仲が良いことがとても伝わってきます(笑)。ではついに日本デビューとなりますが、これまでの来日公演で感じた日本ファンの印象は?

スンミン:日本でショーケースをしたときに、STAYの皆さんの表情をじっくり見ていたんですが、澄んでキラキラした瞳で、僕たちのことをとても可愛らしく、温かい眼差しで見てくれているなと思いました。それがすごく胸に届いて、ステージのどこにいても、「みんなで1つなんだ」という感じがしましたし、僕たちのことを本当に大切に見守ってくれているんだなと感じました。

― 最後に、これからのグループとしての目標と夢を教えてください。

バンチャン:まずはワールドツアーが始まったので、たくさんの都市で僕たちのことを待ってくれているSTAYのみなさんに、とにかく早く会いに行きたいです。そして僕たちの音楽性やカラーというのをしっかり届けていきたいですね。待っていて下さる皆さんに、僕たちの世界、僕たちのエネルギーをしっかり表現していきたいです。そして日本デビューもがんばります。

スンミン:(日本語で)日本デビュー!!

― ありがとうございました!

Stray Kidsプロフィール

2017年に放送されたサバイバル・リアリティ番組「Stray Kids」を経て、2018年3月にミニアルバム『I am NOT』で韓国デビュー。メンバーはバンチャンリノチャンビンヒョンジンハンフィリックススンミンアイエン

リーダーのバンチャンと、チャンビンハンからなるユニット「3RACHA」を中心にメンバー自らすべての作詞・作曲・プロデュースに参加。セルフプロデュースグループの中でも特に注目を集める存在となっている。デビュー以降は様々な新人賞を次々と獲得、2019年に入り「新人賞 10冠」を達成した。2019年には、早くもアジア、オセアニア、アメリカ、ヨーロッパをまわるワールドツアー「UNVEIL TOUR ‘I am...’」を敢行。各国でソールドアウト続出となり、世界で高い注目と大きな反響を集めている。そんな中、ついに日本でも今年3月18日にベストアルバム『SKZ2020』で日本デビューを果たした。(modelpress編集部)

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