BMSG新星STARGLOW・GOICHI、最終審査前の焦り・涙の理由 壁を乗り越えた努力の裏側「SHUNTOくんがラップパートを覚えちゃうくらい練習していました」【連載Vol.4】
2025.10.27 12:00
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BMSGのオーディションプロジェクト『THE LAST PIECE』(通称『ラスピ』)から新たに結成されたボーイズグループ・STARGLOW(スターグロウ)。モデルプレスでは、1人ひとりの心境に迫るソロインタビューと、5人全員へのインタビューを連載形式で届ける。Vol.4はGOICHI(ゴイチ/18)のソロインタビュー。
「ラスピ」から誕生・STARGLOWがプレデビュー
『THE LAST PIECE』は公式関連動画の総再生回数が7000万回再生を超え、10代限定のオーディションにもかかわらずSKY-HIが「過去最高レベル」と評するほどの才能を持った参加者たちが集結し、大きな話題に。ADAM(アダム)、GOICHI、KANON(カノン)、KANTA(カンタ)、KEI(ケイ)、RAIKI(ライキ)、RUI(ルイ)、TAICHI(タイチ)、TAIKI(タイキ)、YUTA(ユウタ)のファイナリスト10人で実施された最終審査を経て、RUI、TAIKI、KANON、GOICHI、ADAMの5人がメンバーとして選ばれた。2024年からBMSGのTRAINEEとして活動するGOICHI。当初からエッジの効いた低音のラップはグループ審査でもひときわ存在感を放ち、SKY-HIから「めちゃくちゃモテそう」と称されるほどのオーラも持ち合わせていた。『THE LAST PIECE』期間は自信に満ち溢れている姿を見せていたGOICHIだが、最終審査を前にした練習では担当するパートに苦戦し涙する姿も。ソロインタビューでは、その時何を思っていたのか、どのようにして最終審査のパワーみなぎるパフォーマンスへと進化させることができたのかについて詳しく聞いた。
GOICHI、5日間悩んだ最終審査前の合宿
― 最終審査を前にこれまで強みとしていたラップパートで悩み、涙してしまったGOICHIさん。それまで自信に溢れているイメージだったからこそ印象深いのですが、その時おっしゃっていた「人生一難しい」と感じた部分について、どこに不安を感じていたのか、当時の心境を教えていただけますか?GOICHI:シンプルに息継ぎがすごく難しくて、息が吸えなくて、そもそも言葉を最後まで言えないというのがありました。それをすぐ乗り越えられたら良かったんですが、なかなかクリアできずに、10日間ある合宿の中の5日間ぐらいそのままだったので、それまでが順調というか「天井を超えてもうやるだけだ」と思っていたからこそ、そこでもう1個壁が来たことが焦りになって、一気に押し寄せて来てしまいました。
― 5日間も悩んでしまったんですね。その時は誰かに相談しましたか?
GOICHI:メンバーもすごく励ましてくれたんですけど、やっぱりボイストレーナーの真理子先生(柴野真理子)は、僕がTRAINEEの時からずっとお世話になっている先生で、自分が強がっていることも全部見透かされていたというか、そこに気づいてくれたことがすごく嬉しかったです。
― 確かにそれまで溜め込んでいたものが涙となって溢れ出してしまったようにみえました。
GOICHI:そうですね。無意識に強くあらなきゃいけないと思っていたと思います。
― 一方で、最終審査のパフォーマンスはとても自信に満ち溢れたGOICHIさんに戻っていたように感じましたが、どのように前向きに乗り越えていきましたか?
GOICHI:自分はそういう壁が見つかるとその日のうちに壊したくなっちゃうというか、クリアしないとスッキリしないので「とにかくめちゃくちゃ練習をしてできるようにする」「できるようにしないとデビューできない」と思って、やばいくらいにひたすら練習しました。
― どのくらいの時間、練習を積み重ねましたか?
GOICHI:とにかく自分はそのラップパートが課題だったので、BMSGの練習室で何回も何回も練習していて、それを先輩のSHUNTO(シュント/BE:FIRST)くんとかも見てくれていたみたいです。練習室の上がジムになっているんですけど、そのジムからも聞こえていたみたいで、SHUNTOくんがラップパートを覚えちゃうくらい練習していました。
― その努力の結果がデビューに繋がったんですね。
GOICHI:そうですね。本当に楽しくできましたし、一旦何も考えないで自然にできるところまで持っていくことができたというのがすごい良かったと思います。
GOICHI「自分と真逆な部分」持つメンバーから影響
― GOICHIさんは2次審査でSKY-HIさんから「表情が明るくなった」と言われて「友達が笑顔にしてくれた」と答えていましたが、そこからさらに『THE LAST PIECE』の期間でも表情がどんどん豊かになっていった印象でした。特に「このメンバーから影響を受けた」という方はいますか?GOICHI:うーん。そうですね…。割と自分と真逆の見せ方をするメンバーが多くて、(ファイナリストの)KEIくんとかは笑顔というか、可愛らしい一面もあるじゃないですか。自分はそれまで結構強い印象というか、ゴリゴリのラップみたいなものしか自分の強みはないと思っていたんですけど、そういう笑顔も魅力だと思えたので、さらに「じゃあそういう見せ方もいっぱいやっていこう」と『ラスピ』期間に思って、KEIくんなど自分と真逆な部分を持つ方から影響を受けることが多かったです。
GOICHIの夢を叶える秘訣
― そういった方々から吸収して自分のものにして多彩な表現に繋がったんですね。最後に、GOICHIさんがデビューという夢を掴んだ今だからこそ考える「夢を叶える秘訣」を教えていただきたいです。GOICHI:夢を叶える秘訣はとりあえずやってみることかなと思います。自分は、それこそ今ではラップ担当みたいな感じでやらせていただいているんですけど、ラップを始めたきっかけも本当にたまたまで「その時イベントで自分はダンスだけやる予定だったのに、ラップ担当の子が休んで俺がラップするしかなくなってラップした」みたいなきっかけだったんです。それでやってみたら意外とできたり、自分も受けてみようと思ってBMSGのTRAINEEのオーディションを受けたら本当にTRAINEEになったり、そういう運も実力のうちだと思うので、そういうものも大切にしてとりあえずチャレンジしてみることがすごく大事だなと思います。
― ラップとの出会いがたまたまだったとは驚きです!素敵なお話をありがとうございました。
GOICHIインタビューこぼれ話
この日、ブラックネイルがスタイリッシュな印象を与えていたGOICHIだが、撮影中「ネイルを見せてください!」とリクエストすると少し剥げている部分を隠しながらポーズを決めるお茶目な姿も。インタビューでは終始優しい笑顔を浮かべありのままを話してくれる姿に、デビュー前とは思えない安定感を覚えた。(modelpress編集部)STARGLOW(スターグロウ)プロフィール
STARGLOWは届きそうもない星に手を伸ばすが如く壮大な夢を追いかけ続け、いつしか輝く側としてこの世に舞い降りた彼らが、世界一大きな夢を叶えにいく事を掲げ、結成された。9月22日に『Moonchaser』を配信リリースし、プレデビュー。来年2026年1月31日・2月1日には横浜BUNTAIにて『STARGLOW DEBUT SHOWCASE(仮)』の開催も決定している。GOICHI(ゴイチ)プロフィール
生年月日:2006年12月14日出身地:埼玉県
趣味:映画、サウナ、HIPHOPを聴くこと
特技:低音ラップ
MBTI:ENTP
【Not Sponsored 記事】
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