「BOYS PLANET(ボイプラ)」“トヨナガタクト”が一大ブームに…拓斗本人がバズリに気付くまでの時差・単身渡韓の経緯告白<インタビュー前編>
2023.06.13 17:00
views
「トヨナガタクト!トヨナガタクト!」―――2023年、ティーンを中心に大きなバズを巻き起こす流行語を生み出したのは、わずか15歳の少年だった。
グローバルボーイズグループデビュープロジェクト「BOYS PLANET」日本人参加者の拓斗(TAKUTO/豊永拓斗)。K-POPアイドルになる夢を持った彼が、単身で韓国に渡るまでの道のり、世界に“見つかる”ためにとった作戦とは。<モデルプレスインタビュー前編>
「トヨナガタクト」と連呼…異例の行動でバズる
「BOYS PLANET」は、98人の少年たちがグローバルデビューを懸けて様々なミッションとコンテストを通して成長していくオーディション番組。韓国人参加者のみで構成されるKグループと、韓国以外の国の参加者で構成されるGグループで熾烈なデビュー競争を繰り広げた。Gグループ最年少で同番組に挑んだ拓斗は、放送開始前から“異例の行動”で大きな話題に。
韓国の音楽番組では楽曲の最後に“エンディング妖精”として息を切らしながらカメラアピールすることが定番となっており、番組のシグナルソング「난 빛나(Here I Am)」のパフォーマンス映像でも練習生たちが多種多様な決めポーズや愛嬌を披露。そんな中、拓斗は自身を指さしながら「トヨナガタクト、トヨナガタクト…」と口パクでフルネームを連呼した。
これまでどのK-POPアイドルもやってこなかった中毒性を持つエンディング妖精は瞬く間にSNS上で拡散され、新たな層にもリーチ。TikTokではモノマネするユーザーが続々と現れるほどだった。
さらに1分PR動画でも「トヨナガタクト!トヨナガタクト!」とエンディング妖精同様に名前を連呼。これらの行動により、番組開始時からすでに拓斗の顔と名前が一致しているスタークリエイター(視聴者)も多く、98人もの練習生たちの中で鮮烈なスタートダッシュを切った。
拓斗、練習生&スタークリエイターから愛される存在に
実力面では不足している部分もあった拓斗だが、礼儀正しく周囲への感謝を忘れない姿勢、全ての経験を自身の糧にしようとする前向きさ、持ち前の可愛らしい笑顔…その溢れる魅力にはスタークリエイターのみならず練習生たちも虜に。国籍問わず“お兄さん”たちに愛される存在となった。ミッションごとに成長していく姿はスタークリエイターの胸を打ち、順調に駒を進めたものの、ファイナル手前の第3回生存者発表式で27位となり脱落。惜しくも同番組からデビューする夢は掴めなかった。
そして番組終了後の5月28日、初のファンミーティング「2023 TOYONAGA TAKUTO FANMEETING IN JAPAN ~START~」を東京・LINE CUBE SHIBUYAにて開催。モデルプレスでは昼夜公演の合間に拓斗を直撃した。
拓斗、初ファンミで感じたこと
― 今回が初めてのファンミーティングとなりましたが、ファンの方と対面してみていかがでしたか?拓斗:皆さん大きなリアクションをしてくれて「大好き」と言ってくれて、すごく幸せで楽しい時間でした。
― 「BOYS PLANET」のミッションでもスタークリエイターの方々の前でパフォーマンスする機会がありましたが、その時と今回で違いは感じましたか?
拓斗:その時はチームだったのもあるし、他のお兄さんたちのファンもたくさんいて、全員が自分のファンというわけではありませんでした。今回は自分1人のためにファンの方がたくさん来てくれて、自分に対する熱量をより強く感じました。
拓斗、K-POPアイドル目指し単身で韓国へ
― モデルプレスでインタビューさせていただくのも今回が初となるので、改めて拓斗さんがこの世界に入ったきっかけからお伺いしていきたいと思います。K-POPアイドルを目指し始めたのはいつ頃ですか?拓斗:中学校1年生の終わりから2年生の始まりぐらいなので、2~3年前です。YouTubeでK-POPアイドルの動画を観て、すごくかっこいいなと思ったのがきっかけでした。でもその時はまだ詳しくなかったので、どのグループの動画を観たのかまでは覚えていないです。
― そこから事務所に所属されるまではどのような流れだったのでしょうか?
拓斗:最初はInstagramで自分の写真をアップするところから始めました。「スカウト募集中」や韓国語のハッシュタグをつけた投稿を続けていたら、前の会社から声がかかって、そこから縁があって今の会社と契約させてもらいました。韓国に行ったのは、去年の5月の終わりくらいです。
― そこからずっと韓国での生活を?
拓斗:はい。1回だけお盆の頃に3日間くらい帰国したんですけど、それ以外はずっと韓国にいました。
「すごく恵まれた環境」家族の応援受け渡韓
― 韓国語も堪能ですが、最初に韓国に渡った時からすでに話せたのでしょうか?拓斗:最初は全く喋れなかったです。その時は日本人の練習生がもう1人いて、その人がいつも翻訳してくれていました。自分も翻訳を聞きながら「これはこういう意味だったんだ」と覚えていって、どんどん上達していきました。
― 若いうちから1人で海外へ渡るのは大変なことだったと思いますが、周りの反対はありましたか?
拓斗:僕はすごく恵まれた環境で、家族が皆「応援するよ」と言ってくれたんです。とても嬉しかったです。
― 1人で行くことに不安はなかったですか?
拓斗:少しあったんですけど、今の時代は海外にいても何かあったらLINEとかで連絡が取れるし、他の日本人練習生もいたので大丈夫でした。
「ボイプラ」でバズっているのに気付いたのはいつ?
― 「BOYS PLANET」では番組開始前からエンディング妖精が大きな話題となりました。日本でバズっていたのは知っていましたか?拓斗:「Danger」(1stミッションのK&Gグループバトル)の合宿が終わって初めて知りました。
― 放送開始からだいぶ過ぎて知ったんですね…!
拓斗:合宿前にTikTokで「1分PRのクセが強い」みたいな感じで紹介されているのを見かけたのですが、合宿が終わって見たら皆「トヨナガタクト!トヨナガタクト!」とやっていてすごく驚きました(笑)。
― 番組では、1stミッションより前のシグナルソングテストの時から練習生の皆さんで「トヨナガタクト!トヨナガタクト!」とやっている場面もありましたが、皆さんバズっていたから知っていたわけではなかったんですね。
拓斗:そうなんです。僕がスターレベルテストの時に「トヨナガタクト!トヨナガタクト!イムニダ(です)」と自己紹介をして、それを他の練習生のお兄さんたちが真似してやっていました。
― あの自己紹介は、拓斗さんが世界の人に名前を知ってもらうための作戦だったんですか?
拓斗:はい!リズミカルで、さらに僕の名前だから覚えやすいじゃないですか。僕のことを少しでも多くの人に知ってもらいたいなという思いで考えました。
★「BOYS PLANET」で拓斗の支えになった練習生や夢を叶える秘訣を語った後編も公開中。
(modelpress編集部)
拓斗(TAKUTO/豊永拓斗)プロフィール
生年月日:2007年11月13日出身地:埼玉県
身長:165cm
趣味:読書、サイクリング、自然が多いところを旅行すること
特技:お腹を思い切り膨らますこと
@modelpress #拓斗 さんの決め顔チャレンジ😎✨#トヨナガタクト#豊永拓斗#도요나가타쿠토#타쿠토 #モデルプレス決め顔チャレンジ #TAKUTOTAKUTOANET #보이즈플래닛 #ボイプラ
♬ オリジナル楽曲 - モデルプレス(公式) - モデルプレス(公式)
【Not Sponsored 記事】
関連記事
-
「トヨナガタクト」でバズった拓斗「BOYS PLANET(ボイプラ)」“精神的に支えられていた”練習生明かす<インタビュー後編>モデルプレス
-
「BOYS PLANET」拓斗、合宿裏話で会場笑いの渦に ジェイとの同部屋・クマ脱走アナウンス…<2023 TOYONAGA TAKUTO FANMEETING IN JAPAN ~START~>モデルプレス
-
「BOYS PLANET」拓斗、初ファンミで新曲披露のサプライズ ファンと近距離でゲーム・私物プレゼントも<2023 TOYONAGA TAKUTO FANMEETING IN JAPAN ~START~>モデルプレス
-
「BOYS PLANET」出演の大翔、拓斗との“ミュージカルバトル”放送秘話明かす「やばいなと思ってた」モデルプレス
-
「トヨナガタクト」に中毒者続出「BOYS PLANET」日本人メンバー・拓斗が異例の“エンディング妖精”でバズり止まらず<プロフィール>モデルプレス
-
『光熱費も払ってない!?』“お金も入れずに”実家に居候する叔母…⇒ある日、親戚にバレてしまい【猛攻撃】を食らう…!?Grapps
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
【PR】「No No Girls」発・HANA(ハナ)NAOKO、最終審査直前に体調悪化で焦り「KOHARUがいれば大丈夫」不安が消えた理由語る【インタビュー連載Vol.6】株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
-
【PR】「No No Girls」発・HANA(ハナ)JISOO、憧れの事務所辞め「心の調子が悪くて辛い時期がありました」乗り越えたきっかけは渡米【インタビュー連載Vol.5】株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
-
超特急・小笠原海、グループ結成初期に感じていたターニングポイント メンバー個人活動への本音【舞台「聖剣伝説3」インタビューVol.3】モデルプレス
-
超特急・小笠原海、最年長から見たEBiDANの今「整えるのが我々の仕事」【舞台「聖剣伝説3」インタビューVol.2】モデルプレス
-
超特急・小笠原海、舞台&グループ活動で異なる身体づくり 明るさの裏にある思い語る【「聖剣伝説3」インタビューVol.1】モデルプレス
-
モー娘。牧野真莉愛、“憧れ”道重さゆみの芸能界引退発表後に連絡 印象的な2つの思い出「これからもずっと道重さんを愛していきたい」【「Maria 24 tuoi」インタビューVol.3】モデルプレス
-
モー娘。牧野真莉愛「ラヴィット!」出演初日に励まされた川島明の一言 先輩の相次ぐ卒業で痛感する課題とは【「Maria 24 tuoi」インタビューVol.2】モデルプレス
-
モー娘。“グラビアクイーン”牧野真莉愛、美スタイルの秘訣「一生治らないかもと焦っていた」肌トラブル改善に繋がったケア【「Maria 24 tuoi」インタビューVol.1】モデルプレス
-
【PR】「No No Girls」発・HANA(ハナ)KOHARU、愛で照らす“太陽”のコミュニケーション力 最終審査の苦労明かす「私はすごくメンバーの心に入り込むタイプ」【インタビュー連載Vol.4】株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ