峯岸みなみ、東海オンエアてつやとの結婚が“今”だった理由・夫には言えない本音とは?美容へのポジティブな持論も<モデルプレスインタビュー後編>
2022.09.14 08:00
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8月16日、YouTuberグループ・東海オンエアのてつやとの結婚を発表し、話題を集めたタレントの峯岸みなみ(みねぎし・みなみ/29) 。モデルプレスでは、スタイルブック「短所ネガティブ 長所ネガティブ」(主婦の友社)の発売に合わせ、インタビューを実施。後編では、過去のダイエット経験から現在の美容に対するマインド、さらにはてつやとの結婚の裏話まで、峯岸の本音に迫った。
峯岸みなみ、スタイルキープの秘訣「自分の良いところをさらに伸ばす」
― 今回、スタイルブックを出すにあたってスタイルキープのために意識していたことはありますか?峯岸:体重よりも見た目を重視していて、食べないというよりは鍛えるという方向に重きを置いてやっていました。自分の好きなパーツが鎖骨や肩回りなのでそこが綺麗に見えるように、胸や背中のトレーニングも多く入れて頑張りました。
自分の中では脚がコンプレックスなのですが、そこをどうにかしようと思ってあがいて、結局美脚の人に勝てないと落ち込むよりは、自分の良いところをさらに伸ばす方向に考え方を変えたほうが良いのかなと思いました。そっちのほうが気が楽でした。
― すごく素敵な考え方です。ダイエットはいつ頃から意識していましたか?
峯岸: AKB48時代です。周りの子がみんな痩せていて、自分よりスタイルの良い子ばかりだったので、潜在的に「自分は痩せなきゃいけない」「細くなくちゃいけない」と思ってしまう場所でした。やっぱり芸能界だし、アイドルだし、というので常にそのことを考えなきゃいけないような環境にいたので意識し始めました。
― ダイエットをする中で「常に完璧でいたい」と自分の首を締めてしまう方や無理なダイエットをされる方も多いと思うのですが、峯岸さんもそのような経験はありますか?
峯岸:やっぱり見られる仕事だし、痩せていることが正義みたいな風潮があると思うので、自分もそれに飲まれていました。できるだけ細くありたいから、ほとんど食べなかった時期も不健康なダイエットをしたこともありました。ご飯を食べる幸せよりも、自分なりに綺麗でいられる幸せをとる人もいると思いますし、そういう人が常に節制して痩せていることを選択するというのは1つの形だと思うので否定はしないですが、私の場合は、気にせずご飯も食べたいしお酒も飲みたいし、誰かといるときに何も我慢しない自分でいたかった。何よりも食べることが好きなので、自分が常に細くいたいという気持ちがそれに勝らない人種だったので、ダイエットを頑張るのは人に見られるときや自分のテンション上げたいときだけ、という考え方にしてからすごく楽になりました。
峯岸みなみ流・美容の楽しみ方
― 自分自身の中で許せる範囲が広がったんですね。誇れるパーツの1つとして、「小顔」を挙げていましたが、普段自分で意識していることがあれば教えてください。峯岸:自分では継続してやることができないので、いつもプロの力を頼ってしまいます。小顔になるために毎日何かを努力しているわけではないのですが、初対面の方に会ったとき「顔が小さいね」と言っていただけることが一番多いので、自分が褒められる場所を伸ばそうという意識はあります。イベントの前日は塩分を抜いてご飯も少なめにするなどちょっとしたことで整えています。でもどんな美容施術よりも筋トレが一番だと小嶋(小嶋陽菜)さんが言っていました。皮膚が全部繋がっているので、ちゃんと鍛えることで顔も上がってくると言っていたので、やっぱり週1でやっているパーソナルトレーニングは効いていると思います。
あと、大人になってから頬の肉がなくなりました。昔、すごく下膨れ顔でたるんでいたのですが、早いうちからエステなどに通っていたことは大きいと思います。そのときは、何が変わっているのかよく分からなかったのですが、20代中盤ぐらいから「顔が小さい」と言われることがグッと増えたんです。地道な施術はとても大事だと思います。あと、禁酒しているときはすごく調子が良かったです。
― エステであまり変化を実感していなくてもずっと継続されていたのですか?
峯岸:気休めだと思って行っていました。自分で毎日マッサージやトレーニングをしていなかったので、せめてものと思って通っていたのが、結果30歳手前で振り返るとやっといて良かったと思いました。何事も継続が一番だと感じます。
― 最近ハマっている美容法があれば教えてください。
峯岸:すごく低レベルなのですが、今年日焼け止めを塗ることにすごくハマっています(笑)。日焼け止めを塗るという行為が楽しいんです。今までは面倒くさがって、それだったら遊びに行かない方がいいやくらいの気持ちでどこにも行かなかったのですが、日焼け止めを塗っているだけで「私日焼け止めちゃんと塗ってるよ」と嬉しくなりました。
日焼け止めではなくても、「自分、これやれてるな」「偉いな」と思える小さな何かを追加するだけで、前向きな気持ちになれました。「私、どうせ面倒くさがり屋だしいいや」と全て諦めていた過去もあるのですが、1つ行動に起こしたらそれだけで楽しかったので、このまま美容にハマるかもしれません(笑)。
峯岸みなみ、東海オンエア・てつやとの結婚のタイミング
― 改めてご結婚おめでとうございます!結婚の時期について、元々具体的に考えていましたか?峯岸:ありがとうございます!「ここだ!」みたいな感覚は全くなく、単純に結婚をするなら、この人以外にいないと考えていました。なので、本当にいつでもいいなと思っていたので、「結婚したい」と言ってくれたタイミングでしました。
― 仕事とのバランスは考えていなかったのですか?
峯岸:結婚が仕事に影響するとは、あまり思わなかったです。仕事を制限しないといけないような相手でもないですし、むしろもっと自然体で活動ができるきっかけにもなりそうだと思ったので、仕事への影響などは考えていませんでした。
ただ一つ、距離の問題があって、「大丈夫!通えばいいし、別に休みに会いに行けばいいし!」と思っていたものの実際のところ、普通は結婚したらもっと2人の時間があるはずだと感じてしまいます。自分で選んだのに、最近会えてないなと思ったときに急にすごく寂しくなります。ただ寝るだけみたいな時間帯にしか会えない日も多いです。その分、仕事が充実しているということでもあるのですが、嬉しい反面、寂しいです。どっちが1番大切かということでもないので、方法を模索中です。
― 離れて生活する中で、てつやさんに「寂しい」と伝えることはありますか?
峯岸:言うことはありますが、あまり得意ではないので上手く言えないです。可愛らしく伝えることがすごく苦手です。好きな人の前では特に素直になれないタイプだと思います。
― 今までで一番嬉しかったプレゼントや印象に残っているものはありますか?
峯岸:それでいうとやっぱり婚約指輪ですね。人生で貰うものの中で一番思いも値段も全部が大きいものだと思うので、印象に残っています。でも、ものではなく、例えば言葉や考え方で影響を受けたり与えてもらうことがすごく多いので、そういうところで「てつやといるとこういう気持ちになるんだ」「こういう考えをみぃちゃんはもらって明るくなったんだ」ということが伝わったら嬉しいです。
峯岸みなみの夢を叶える秘訣
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、峯岸さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。峯岸:自分がこれといった夢があったり、今の自分になりたいと思っていたわけではなく、成り行きや色々な運に恵まれて今の自分があります。この世界に入ったきっかけも、芸能人になりたくてAKB48のオーディションを受けたので、アイドルを目指していたわけではないんです。こうやってバラエティーに沢山出ることを夢見ていたわけでもないので、自分が夢を叶えた人という実感が正直あまりないです。でも、そんな私だから言えることは、夢を限定しないことが自分にとっては良かったということです。なりたいものになろうとしてなれる人ってすごく少ないと思っていて、そこに向かってというよりは、好きなこと・やりたいこと・目の前のことを夢中でやっていたら、「こんなこともできるんだ」「こんな仕事もらえるようになった」と意外な形で後からついてくるものが私の場合は多かったので、これからもそんな人生でいいと思っています。大きな夢はないのですが、どこかのタイミングで、「あ、これ夢だったんです」と思えることが沢山あるような毎日にしたいです。
― 最後に、スタイルブックを手に取る方々にメッセージをお願いします。
峯岸:今回のスタイルブックは、ファンの方にはもちろん、今まで自分に興味を持っていなかった方たちにも共感してもらえるような本になったかなと思います。特に、私は自己肯定感が高くなく、自分に自信がなかったり、大きな挫折を経験したり、と華やかではないところが自分のアイデンティティだと思っているので、環境や起きている出来事は違っても、こんな気持ちになったことあるよなと思ってもらえたら。「いつもテレビで見ている峯岸みなみとは違う」と人間的な部分を知ってもらえたら嬉しいです。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
峯岸みなみ(みねぎし・みなみ/29)プロフィール
1992年11月15日生まれ。東京都出身。2005年にAKB48の第1期メンバーとして活動を開始。2008年には、小嶋陽菜・高橋みなみと共にユニット「ノースリーブス」を結成し、活躍。2021年5月、最後の1期生として約15年間在籍していたAKB48を卒業した。その後は、AKB48在籍時の経験を活かし、バラエティー番組に多数出演。「ドキュメンタル番外編 女子メンタルfromまっちゃんねる」で優勝、Netflix「トークサバイバー!」でのエピソードトークが話題に。近年では、映画「終わりが始まる」(2021)、「大事なことほど小声でささやく」(2022)、ミュージカル「ロッキー・ホラー・ショー」(2022)などに出演。指原莉乃プロデュースのアイドルグループ=LOVEの楽曲「しゅきぴ」「ウィークエンドシトロン」ではMV監督、雑誌「S Cawaii!AKB48スペシャル」では編集長を務めるなど、マルチに活躍している。2022年8月16日、交際していたYouTuberグループ・東海オンエアのてつやと同年8月12日に結婚していたことを発表した。
峯岸みなみ「短所ネガティブ 長所ネガティブ」
峯岸の魅力を余すところなく詰め込んだ同書は、コンプレックスがあるからこそ編み出したおしゃれ論、ズボラでもかわいくなれるセルフメイクやガチダイエットなどの美容ネタ、ネガティブで後ろ向きな性格ながら人生を好転させた秘訣がわかる自叙伝など、自分に自信が持てない女の子が共感し、前を向くきっかけとなるヒントが盛りだくさんの1冊になっている。
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