モデルプレスのインタビューに応じた橋本環奈/PHOTO:赤英路(C)モデルプレス

橋本環奈の揺るぎない信念「チャンスが誰しも平等にあるとは思わない」実写化作品で“大事にしていること”とは<「バイオレンスアクション」インタビュー>

2022.08.02 17:00

モデルプレスのオリジナル企画「今月のカバーモデル」で2022年8月のカバーモデルをつとめたのは、19日に公開の映画「バイオレンスアクション」で主演を飾る橋本環奈(はしもと・かんな/23)。これまで数々の実写化作品を演じてきた彼女が、共通して“大事にしている”こだわりとは?明るく可愛らしい笑顔の裏に隠された揺るぎない信念・夢を叶える秘訣にも迫った。

橋本環奈主演「バイオレンスアクション」

「バイオレンスアクション」メインカット(C)浅井蓮次・沢田 新・小学館/「バイオレンスアクション」製作委員会
「バイオレンスアクション」メインカット(C)浅井蓮次・沢田 新・小学館/「バイオレンスアクション」製作委員会
累計発行部数70万部超え、オンラインアクセス数1,000万PV超え、小学館「やわらかスピリッツ」で連載中の浅井蓮次氏と沢田新氏による人気コミック「バイオレンスアクション」を実写映画化した同作。橋本は、日商簿記検定2級取得を目指し専門学校に通いながら指名制の殺し屋でバイトをし、ナンバーワン指名の実力を持つ超凄腕のヒットガール・菊野ケイを演じる。

橋本環奈、箭内夢菜(C)浅井蓮次・沢田 新・小学館/「バイオレンスアクション」製作委員会
橋本環奈、箭内夢菜(C)浅井蓮次・沢田 新・小学館/「バイオレンスアクション」製作委員会
ケイはピンクのショートボブで一見ゆるふわな雰囲気だが、どんな相手にも臆せずバイトとしてターゲット撃破を完遂し、バイトが終われば「おつかれさまー」と颯爽と現場を後に。

そのほか、ケイに急接近するヤクザの会計士・テラノ役に杉野遥亮、ケイに想いを寄せる同級生・渡辺役に鈴鹿央士、ケイのバイト先の店長役に馬場ふみか、巨大なヤクザ組織の三代目組長役に佐藤二朗、最狂の殺し屋・みちたかくん役に城田優、そしてケイを仕事の依頼先まで送り迎えする運転手・ヅラさん役に岡村隆史など、豪華キャストが集結している。

橋本環奈、実写化作品で“大事にしていること”

橋本環奈/PHOTO:赤英路(C)モデルプレス/ヘアメイク:Junko Morimoto(GON.)、スタイリスト:Hideo Suzue(H)
橋本環奈/PHOTO:赤英路(C)モデルプレス/ヘアメイク:Junko Morimoto(GON.)、スタイリスト:Hideo Suzue(H)
― 橋本さんはもともと「バイオレンスアクション」の原作ファンだったそうですが、実写化のお話が来た時はどう感じられましたか?

橋本:まず「これが実写化されるんだ!絶対アクション大変だろうな…」と思いました。実際想像通り大変だったのですが(笑)。でも純粋に作品が好きだった分、ケイちゃんをすごく愛らしくも、強くてかっこいいキャラクターと思っていましたしコメディ部分をどういうふうに描くのかも気になっていたので、お話をいただいた時からすごく楽しみにしていました。

橋本環奈(C)浅井蓮次・沢田 新・小学館/「バイオレンスアクション」製作委員会
橋本環奈(C)浅井蓮次・沢田 新・小学館/「バイオレンスアクション」製作委員会
― もともと原作が好きだったからこそ、それを自分が演じるというプレッシャーはあったのでしょうか?

橋本:私は、実写化を担当するならやっぱり自分が好きな作品をやった方がいいと思うんです。もちろんそうじゃなければやってはいけないというわけではないですが、オファーをいただいてから初めて読んだものでも、純粋に「面白い」「このキャラクター好きだな」と感じるものをやるべきだと思っています。今回はもともと読んでいてケイちゃんが好きだったので、その点でも演じることができて良かったですしプレッシャーは特に感じず臨みました。

― 橋本さんはこれまでにもたくさん実写化作品に主演されていますが、それは今まで演じたキャラクターも?

橋本:そうですね。好きなキャラクターを数多く演じさせていただきました。

橋本環奈「銀魂」アクション監督と再タッグ

橋本環奈/PHOTO:赤英路(C)モデルプレス
橋本環奈/PHOTO:赤英路(C)モデルプレス
― 情報解禁時のコメントでは、アクションシーンの撮影について「本当に過酷で終わった後、体が思うように動かず立つことさえままならないシーンもありました」とお話されていましたが、特に大変だったシーンを教えてください。

橋本:ワイヤーアクションでは自分の体が経験したことのない動きをしました。ワイヤーアクションだからこそ動かす筋肉をつけないと怪我をしてしまうので、それはすごく難しかったですね。

― そのためにトレーニングもされたんですか?

橋本:はい。映画「銀魂」で神楽を演じた時にもワイヤーアクションをしたのですが、今回のアクション監督はその時も一緒にやってくださった田渕(景也)さんだったんです。今回の作品でも、怪我をしないように事前に練習を重ねました。

橋本環奈「ずっと笑いをこらえていました」撮影裏話語る

岡村隆史、橋本環奈、鈴鹿央士(C)浅井蓮次・沢田 新・小学館/「バイオレンスアクション」製作委員会
岡村隆史、橋本環奈、鈴鹿央士(C)浅井蓮次・沢田 新・小学館/「バイオレンスアクション」製作委員会
― ケイ以外も個性的なキャラクターが揃っていますが、現場はどのような雰囲気でしたか?

橋本:本当に個性的なキャラクターばっかりですよね(笑)。現場も楽しい雰囲気でした。瑠東(東一郎)監督がよくしゃべる方なので、特にアルバイト先の「ぷるるん天然娘」のチームでの撮影の時はずっと話していて、のほほんとしている感じでした。

くっきー!さんが出てくるシーンがあるのですが、あそこは本当に面白くて私とふみかちゃんはずっと笑いをこらえていました(笑)。岡村さんは一切笑わず演技をしていたのですごいなと。面白すぎて大変でした(笑)。

橋本環奈、怒りや悲しみを乗り越える方法は?

橋本環奈/PHOTO:赤英路(C)モデルプレス
橋本環奈/PHOTO:赤英路(C)モデルプレス
― ケイは仕事中に何か理不尽なことがあっても「仕事だから」とグッと気持ちを抑えてやり切れるタイプですが、橋本さんは怒りや悲しみを感じた時はどのように乗り越えてきましたか?

橋本:私は自分が嫌なことを無理やりして結果自分を嫌いになるようなことは極力しないようにしています。でもやっぱり仕事で大変なことをやらなければならない時は来るので、その時はもう帰ってたくさん寝て、溜まった疲れを取ることですね。最近常に「睡眠って大事なんだな、寝ないとやっていけないな」と思っています。

― では橋本さんは、自分のバランスをご自身で保てるタイプ?

橋本:そうですね。自分の機嫌は自分で取らないといけないなと思います。他の人に自分の機嫌を左右されないように「人は人、自分は自分」と思っておけば悩むことも少なくなるので、大事なことなのかなと考えています。

橋本環奈の“夢を叶える秘訣”

橋本環奈/PHOTO:赤英路(C)モデルプレス
橋本環奈/PHOTO:赤英路(C)モデルプレス
― 今の橋本さんが思う“夢を叶える秘訣”もお伺いしたいです。ちなみに2019年2月のインタビューでは、「手を抜かないこと」と答えていらっしゃいました。

橋本:そんなこと言ってたんだ(笑)!

― はい(笑)。また、「『自分にはチャンスがない』と言っている人ほどチャンスを見逃しているんだろうな、とすごく思いますね。だから全力で、丁寧に、誠実に、というのは自分自身も心がけていることです」ともお話されていました。そこから約3年半、さらに活躍の幅を広げていらっしゃいますが、その考えに変化や「これも大事だな」と感じたことはありましたか?

橋本:なんだろう…。でも、「誠実に」というのは今もずっと心がけるべきだと思っています。このお仕事って、何がどう次のお仕事に繋がるかわからないじゃないですか。例えば出演作を観てくれた方が声をかけてくださったり、一緒に作品を撮影した方が「また一緒に仕事したい」と思ってくださったり。なので、チャンスが誰しも平等にあるとは思わないです。やっぱり運がいい人はチャンスがたくさん巡ってくるし、差は出てきてしまうと思います。その時に大切なのは人や作品に誠実であることだと今も思っています。

それもあり、「夢は最後まで諦めなければ必ずしも叶うものでもない」と考えていますが、でも結局夢を叶えている人は諦めなかった人なんだなとも思っています。「諦めなければ夢は叶う!」みたいな熱血な感じではなく、その夢に対して自分の人生・時間をどれだけ注げるかによって叶うかどうかが決まるのではないでしょうか。

橋本環奈/PHOTO:赤英路(C)モデルプレス
橋本環奈/PHOTO:赤英路(C)モデルプレス
橋本環奈/PHOTO:赤英路(C)モデルプレス
橋本環奈/PHOTO:赤英路(C)モデルプレス
― 橋本さん自身は、これまで「諦めなかったから夢が叶った」という経験はありましたか?

橋本:舞台「千と千尋の神隠し」をやったのは自分にとってすごく大きな経験になりました。ありがたいことにお話をいただいたものの、最初はやっぱり舞台のやり方に慣れなくて「どうしようどうしよう」と思っていたんです。それでも千尋を作ることは諦めなかったので最終的にやり遂げられました。諦めずに継続する力も大事だなと感じましたね。

― では、最後にこの映画を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。

橋本:公開日が8月19日なので、ぜひ夏休みに観ていただきたいです!殺し屋のバイトというちょっと変わった職種ではありますが、純粋にアクションもかっこいいですし、主題歌や挿入歌ともマッチしているので観ていて暑い夏観るのにぴったりな爽快な作品になっています。グロいというわけでもなくコメディでクスっと笑えるところもあるので、子どもから大人まで楽しんでいただけたらと思います。

― 貴重なお話をありがとうございました。

橋本環奈インタビューこぼれ話

橋本環奈/PHOTO:赤英路(C)モデルプレス
橋本環奈/PHOTO:赤英路(C)モデルプレス
<Q.ケイは殺し屋のバイト。今バイトをするならどんな職種をやってみたい?>

今までバイトをしたことがないので、何でもやってみたいです!でもその中でもなんだろうな~…飲食店とかですかね。まかないが食べられるから(笑)!和食とか焼肉とか、自分が好きなご飯屋さんで働きたいです。あとは運転も好きだから、配達員もいいかも。でもそもそもおしゃべり好きなので、接客業が向いている気がします。

橋本環奈/PHOTO:赤英路(C)モデルプレス
橋本環奈/PHOTO:赤英路(C)モデルプレス
<Q.殺し屋のバイトと簿記検定取得のための勉強を両方頑張っているケイ。仕事と一緒に今熱心に取り組んでいること・ハマっていることは?>

マンガにハマっていて、暇さえあれば読んでいます。でも熱心に取り組んでいるというよりは、仕事の合間に楽しむ純粋な趣味です。家にもありますし、電子書籍でも読んでいるんですけど、合計したら何千冊もあると思います!

(modelpress編集部)

橋本環奈(はしもと・かんな)プロフィール

橋本環奈/PHOTO:赤英路(C)モデルプレス
橋本環奈/PHOTO:赤英路(C)モデルプレス
1999年2月3日生まれ、福岡県出身。福岡発ダンスボーカルアイドルユニット・Rev.from DVLのメンバーとして2014年4月にメジャーデビュー。「奇跡の一枚」といわれる写真をきっかけに“天使すぎるアイドル”“1000年に一度の逸材”としてブレイク。その後は、映画、ドラマなど女優としても活躍し、映画「セーラー服と機関銃 -卒業-」(2016年)で主演デビュー。

近年の主な出演作に映画「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」シリーズ(2019年・2021年)、「新解釈・三國志」(2020年)、「劇場版 ルパンの娘」(2021年)、「キングダム2 遥かなる大地へ」(2022年)、ドラマ「連続ドラマW インフルエンス」(WOWOW/2021年)、「ネメシス」(日本テレビ系/2021年)、舞台「千と千尋の神隠し」(2022年)など。主演映画「カラダ探し」の公開を10月14日に控える。

モデルプレスオリジナル企画「今月のカバーモデル」2022年8月表紙 橋本環奈/PHOTO:赤英路(C)モデルプレス
モデルプレスオリジナル企画「今月のカバーモデル」2022年8月表紙 橋本環奈/PHOTO:赤英路(C)モデルプレス
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