少年忍者、Lil かんさいと映画初共演で受けた刺激 撮影でのハプニングも明かす<「東西ジャニーズJr. ぼくらのサバイバルウォーズ」インタビュー>
2022.03.30 07:00
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次世代を担う注目の東西ジャニーズJr.、少年忍者とLil かんさいの初主演映画『東西ジャニーズJr. ぼくらのサバイバルウォーズ』が4月1日に公開される。モデルプレスのインタビューでは少年忍者に、撮影エピソードや仲良くなったLil かんさいのメンバーなどについて語ってもらった。<モデルプレスインタビュー/少年忍者編>
少年忍者&Lil かんさい主演「東西ジャニーズJr. ぼくらのサバイバルウォーズ」
2013年から始まった松竹×ジャニーズJr.のコラボ映画はかつて、関西ジャニーズJr.を主演に時代劇スター、忍者、アイドル、お笑い芸人と、未来を夢見る少年たちの物語が作られてきたが、今回は「東のジャニーズJr.」VS「西のジャニーズJr.」の構図をとったボーイスカウトを題材にした完全オリジナルで贈る青春冒険エンタテインメント。来年はボーイスカウト日本連盟創立100周年の記念の年ということもあり、東西のジャニーズJr.が映画で初タッグを組み、仲間との友情をテーマに歌あり、ダンスありの日本を元気にする大冒険活劇を繰り広げる。物語の舞台は、東京のはずれにある虹色町。この町のボーイスカウト団が、ある事件をきっかけに仲たがいをし、東と西の2つの団に分かれてしまう。互いに反目し合う東団と西団は、町に引っ越してきた転校生の入団勧誘を契機に、雌雄を決することに。その方法は、かつて爆発事故が起こって以来、誰も近づかない険しい森のはずれにある廃工場へどちらが先に到着するか。しかし、そこは盗まれた宝石が隠されているのではないか、とも噂されているいわくつきの危険な場所。噂を聞きつけた町の不良グループも宝石を目当てに廃墟に向かうことになり、3グループは図らずも一斉に同じ場所を目指すことになるが…。
今回キャスティングされたのは、少年忍者とLil かんさいのメンバー。中心となるキャストは、東団のリーダー・龍一郎役に少年忍者の安嶋秀生。西団のリーダー・虎之介役にLil かんさいの嶋崎斗亜(※「崎」は正式には「たつさき」)。不良グループの和馬役に少年忍者の深田竜生が抜擢された。また東団メンバーに少年忍者の内村颯太、青木滉平、瀧陽次朗、川崎星輝(※「崎」は正式には「たつさき」)。さらに元木湧、平塚翔馬、豊田陸人、小田将聖、田村海琉、久保廉、稲葉通陽。西団には、Lil かんさいの大西風雅、岡崎彪太郎(※「崎」は正式には「たつさき」)、當間琉巧。不良グループに少年忍者の檜山光成、山井飛翔、鈴木悠仁、長瀬結星が配された。町に越してくる転校生はLil かんさいの西村拓哉が演じる。
さらに、元ボーイスカウトの警察官・五十嵐役で平岡祐太が出演。主題歌は少年忍者とLil かんさいの「Shining Road」。そしてメガホンを取ったのは『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』の川村泰祐監督。脚本は、映画『七つの会議』、TVドラマ「ブラックペアン」、「下町ロケット」、「半沢直樹」などを手掛けたヒットメーカー丑尾健太郎が担当した。
少年忍者、映画初出演に「緊張」 先輩を参考にした役作りも
― 映画に出演した感想をおひとりずつお聞かせください。川崎:冬樹役を務めさせていただきました、川崎星輝です。映画に出たことがないメンバーがほとんどなので、出演が決まった時は、新しくスケールの大きい挑戦をさせていただけると思いとても嬉しかったです。緊張もありましたが、ドキドキとワクワクで撮影初日を迎えさせていただきました。予告で観てわかる通り、青春を伝えられたらと思います。
瀧:秋人役を演じさせていただきました、瀧陽次朗です。僕も映画に出演させていただくことが初めてで、かつあまり馴染みのないボーイスカウトを題材にした映画だったので、いろいろ考えさせられることが多く難しかったのですが、僕なりに頑張ったので楽しんで観ていただけるとありがたいです。
青木:夏目役の青木滉平です。映画が決まった時はとにかく嬉しくて、しかもボーイスカウト役で山の中に撮影に行くと聞いて、僕は山の中で育ったので、おうちに帰れるような感じがしてすごく嬉しかったです!
深田:(山の中と聞いて)くまさんですか?(笑)
青木:くまさんです!
全員:くまさんなんかい!(笑)
安嶋:龍一郎役の安嶋秀生です。この役が決まった時は、演技の経験がほとんどなく自信もなかったのですが、今回こうして映画に出演させていただき、監督からたくさんご指導を受けて、とても勉強になりました。自分が今後ジャニーズとして生きていく上で身になることが多かったです。
内村:春太役の内村颯太です。春太は東団の副リーダーなので、結構真面目なキャラクターなのですが、その真面目さを映像でどうアピールしようかと考えた時に、まず髪の襟足を切って黒染めをするところから始め、ビジュアル的に真面目になったあとは、姿勢を良くするように心掛けました。これはKing & Princeの平野紫耀くんが、『かぐや様は告らせたい』の撮影にあたって役作りで「姿勢を良くした」とテレビで言っていたのを見て、僕も真似してみようと思い取り入れました。
深田:和馬役を演じました、深田竜生です。安嶋くんと少し話が似てしまうのですが、監督にご指導をいただき、初めて生で演技を見るメンバーもいっぱいいて刺激を受けて、2週間という短期間の撮影でもとても濃い時間を過ごすことができたので、自分自身すごく成長できて今後に活かせるような経験になりました。
檜山:鷲尾役を演じさせていただきました、檜山光成です。僕は不良役のリーダーを演じたのですが、まず不良役というものに慣れていなかったので、監督や、共演させていただいた平岡さんからもアドバイスをいただき、自分の中で今までになかった新たな一面を見出せた役になり、とても新鮮でした。
山井:松山役を演じさせていただきました、山井飛翔です。映画が決まった時は、不良役ということで、僕の普段のイメージとはほぼ真逆の役なので、不良役に溶け込めるようにいろいろな映画を観て勉強して、監督にも相談しました。監督が「君はこういう感じの不良がいいんじゃない?」と僕ならではのキャラクターを活かした不良を提案してくださり、短い撮影期間の中で、しっかりと演じることができて嬉しかったです。
鈴木:竹田役をやらせていただきました、鈴木悠仁です。僕はこの映画に出演する前に別のドラマに出させていただいて、共演者の方からいろいろな刺激を受けていたので、それを今回活かすことができて良かったです。
長瀬:梅木役の長瀬結星です。自分が不良を演じるということで、経験がない役柄だったので、どうしたら不良に近くなれるのかと考え、不良を題材にした過去の作品を観て勉強しました。監督にも梅木はどういう役なのかを相談したところ、「頭のネジが1~2本外れているおかしい不良になったほうがいい」と言われ、長瀬結星自身もちょっと頭のネジが外れていたりするところがあるので(笑)、もともと自分が持っている部分を梅木に活かすことができたと思います。
少年忍者、Lil かんさいから受けた刺激 仲良くなったメンバーは?
― 少年忍者の皆さんは、Lil かんさいのメンバーと作品で共演するのは初めてでしたが、撮影現場で刺激を受けたことや、今回の共演を機に仲良くなったメンバーはいますか?川崎:僕は同じシーンになることは少なかったのですが、待ち時間が結構あったので、琉巧とすごく熱く仕事の話をしました。
瀧:僕はLil かんさいの5人の演技を見てすごく刺激を受けました。関西弁というのもあるのかもしれないですが、やっぱりなんとなく関西特有の明るさがあって、それが演技にも表れていたので、勉強になりました。
青木:共演する前からもともと大西風雅と仲が良かったのですが、プライベートの姿しか見たことがなくて、基本的にいつもふざけている感じだったので、ちゃんとお仕事をして、演技をしている姿を初めて見て、ギャップがあって良かったです。あと、斗亜くんの骨格が綺麗で羨ましかったです(笑)。
内村:僕は彪太郎くんと一緒に話したりご飯を食べに行ったりして、その時に写真を撮ったんです。その写真をブログに載せてくれていたのを見て、「あ、意外と仲が良かったんだ」と思って嬉しかったです(笑)。
川崎:こっちは別に仲が良いと思ってなかったの?(笑)
内村:いや、ちょっと仲が良いかもと思っていたので、彪太郎くんも同じように感じてくれていたのかなと思って嬉しかったです!
安嶋:僕はLil かんさいと映画を撮る前にYouTube(ジャニーズJr.チャンネル)で一緒に撮影したことがあったのですが、その時は時間もあまりなくてそこまで話すことができなかったんです。でも今回映画でまた共演することができて、ふとスマホの写真を見返したら風雅のドアップの写真が出てきたり、髪の毛が汚れるシーンがあって髪の毛を洗っていたら後ろからニシタク(西村)に水を掛けられたりして(笑)、2週間という短い期間でも少年忍者のメンバーと同じくらい仲良くなれた気がして嬉しかったです。
深田:僕もLil かんさいとすごく喋るようになりました。ニシタク、琉巧、斗亜とは一緒にご飯を食べに行きましたし、移動のバスの中でもお話をすることができたので、メンバー全員と仲良くなれました。
檜山:僕も5人全員と仲良くさせてもらったのですが、プライベートの雰囲気を仕事でも活かせていたところが、少年忍者にはまだない部分だったので、すごく刺激を受けました。
山井:Lil かんさいのメンバーでは琉巧くんが唯一僕と同い年で、同い年でも東京と関西だと普通は少し距離ができてしまうのですが、琉巧くんはそんなことは関係なく明るく話しかけてくれたので、関西のみんなは距離の縮め方が上手だなと思い、すぐに仲良くなれました。
鈴木:撮影中にも明るさがすごく滲み出ていて、良い人たちだなと思いました。琉巧くんとは僕の地元の話をして盛り上がった記憶があります。
長瀬:関西弁で撮影をしていたこともあって、良い意味でたくさん素を見ることができました。風雅とは撮影合間に2人で自販機にジュースを買いに行ったり、琉巧とは大好きなラッパーが同じで楽しく盛り上がったりしました。そのまま撮影に入っても、切り替えが上手くできていたので、すごいなと思いました。
― 劇中では東団と西団が仲違いをするところからスタートしますが、安嶋さんが少年忍者とLil かんさいで対決したら負けないと思うところはどこですか?
安嶋:まず人数の多さです!そこは絶対に負けないです。
全員:それはそうだろ!(笑)
檜山:僕たちの強みは、人数が多いからこそ見せられるパフォーマンスじゃない?
安嶋:そうですね。パフォーマンスには自信があります!というのも最近、少年忍者でアクロバットができるメンバーが増えたんです。アクロバットなら僕が一番得意な自信はあるのですが、『JOHNNYS' Island THE NEW WORLD』でブレイクダンスをするコーナーがあって、そのために少年忍者がアクロバットをたくさん練習したんです。今までだとアクロバットをすることが想像できなかったメンバーたちがバック転をするようになったので、少年忍者というグループ名にも相応しい新たな強みだと思います。
少年忍者、撮影乗り越え感じた“絆”「やっぱり仲間っていいな」
― 今回、“仲間との絆”がひとつの大きなテーマです。撮影を終えて改めて実感した絆のエピソードをお聞かせください。深田:短期間で一気に撮影したので、朝から夜まで撮影する日もあって、人によって出るシーンと出ないシーンがあったり、夜に一人だけのシーンがあったりしたのですが、そういう時にもメンバーが応援しに来てくれたり、ちょっと様子を見に来てくれたりして、お互いに支え合っていました。やっぱり仲間っていいなと改めて感じました。
安嶋:僕は演技に対して少し苦手意識があって、それが顔に出やすいタイプなので、監督から言われたことをどういうふうに対応すればいいのか悩んでいたら、演技を得意としているメンバーがそれを察してくれて、「俺わかってたよ」「もっとこうしたほうがよくなるよ」と支えてくれたんです。学校の友達以上に一緒にいるメンバーだからこそ、僕のことを理解してアドバイスしてくれたので、絆の深さを実感しました。
― 安嶋さんと檜山さんはそれぞれリーダーを演じましたが、演じてみての感想や、理想のリーダー像、参考にしたリーダーの方などがいれば教えてください。
安嶋:そもそも少年忍者は人数が多いので、まとめるのが大変なんです。その中でもパフォーマンスをする時は5・8・9で分かれて、僕は8人のグループで振り付けをしたりしているのですが、8人をまとめる経験があったので、映画でもそれを活かそうと思いました。自分的にはまとめることができたのではないかなと思います。僕の理想のリーダー像はお父さんです。僕のお父さんはすごく厳しくて、これは悪口ではないのですが(笑)、考えが昭和っぽくキッパリとしているので、お父さんを想像すれば龍一郎になれるのかなと思いました。お父さんは寝ている時も眉間にしわが寄っているので、そのイメージで僕も演技中は眉間にしわを寄せていました。
檜山:僕は高校3年間学級委員長だったので、リーダーシップはあるほうだと思っています。不良グループは僕以外の4人が同期で、入所歴で言うと僕より後輩なので、何かを言ったらすぐに直してくれて、あまり手を焼くことはありませんでした。理想のリーダー像で言うと、演じた役柄と普段僕が感じているリーダーは別になるのですが、役としては怖い人で、力で制するリーダーをイメージしていました。普段はそれとは真逆で、雰囲気が重くならないように楽しくいられるリーダーが理想です。
少年忍者、不良役に挑戦「一番似合っていた」メンバー発表
― 安嶋さんと深田さんにお聞きしたいのですが、それぞれが所属している東団と不良グループの良いと思う点を教えてください。安嶋:少年忍者は人数が多い分、振り付けをそろえることが多いのですが、東団もそれに通ずる部分があって、手旗信号で息ピッタリにそろえるところは少年忍者ならではの見せ場だと思います。パフォーマンスはピシッとしている中でも、演技の面ではひとりひとりのキャラクターがしっかり出ているので、そこはすごく良いところだと感じました。
深田:不良グループの良いところはいっぱいあるのですが、やっぱりみんなかっこいいな!というところです。
全員:(笑)
檜山:(笑)(深田の膝を叩く)
深田:少年忍者はフレッシュなイメージのグループなのですが、金髪や赤髪、青髪、短髪、パーマなど、みんな普段しない髪型に挑戦して、見た目がヤンキーになっていて、しっかり役に入れていたし似合っていたので、やっぱりみんなかっこいいなと思いました。
― 不良グループの皆さんが今回不良を演じて、特に様になっていたと思うメンバーや、反対にあまり馴染んでいなかったと感じるメンバーは誰ですか?
深田:僕が様になっていたと思うのは、やっぱり悠仁。悠仁の地黒感と、あの髪型と、サングラスと…全部が似合い過ぎていて、本当にどこかにいそうなくらいやんちゃで、関わりたくないような仕上がりになっていたので(笑)、すごかったです。
鈴木:「関わりたくない」、それ大正解。
深田:本当に関わりたくなかったです(笑)。
安嶋:赤いサングラスが似合う人はなかなかいないよね(笑)。
深田:自分でも気に入ったのかわからないけど、撮影が終わってからサングラスを買っていました(笑)。
鈴木:ちょっと似たサングラスを買いました。今でもつけています。
深田:あれは様になっていました。他のみんなも結構様になっていたと思うけど、イメージで言うと違ったのは飛翔かな。
檜山:そうだね。
山井:ふふふ(笑)。
深田:飛翔は普段いい子だから、最初に不良役のメンバーが発表された時は、全然想像がつきませんでした。頑張って不良を演じているなと思って見ていました(笑)。
檜山:僕は意外と長瀬が一番好きです。違和感がなくスッと入ってきたので、一番よかったんじゃないかなと思います。逆に、少し違うなと感じたのは僕も山井(笑)。本当に普段のイメージと違いすぎて、可愛い不良だなと思いました(笑)。
山井:僕はそんな檜山くんが一番様になっているなと思っていました。檜山くんは、声のトーンや喋り方で初めて会った人に怖がられるイメージがあるんですけど、実際は優しいというのを知っているからこそ、強い口調の檜山くんにより迫力を感じました。声の出し方が一番様になっていたと思います。長瀬は、みんなを追いかける時にどんぐりを踏んで転ぶシーンが不良らしくなくて良かったです(笑)。
瀧:でも、あのシーンは監督がべた褒めでした(笑)。
深田:一発OKでした(笑)。
鈴木:僕は、やっぱり自分が一番様になっていたかなと思います。ネックレスをつけていたんですけど、自分でそれを見下ろして「似合うな」と思ったんです。最初の衣装合わせで、監督に「これつけてみろ!」と言われて、「わかりました!」と答えるやりとりが何回かあって、いろいろなネックレスをつけて、ネックレスがじゃらじゃらの人になったんですけど、ふと鏡を見たらすごく似合っていたので、自分が一番かなと思いました。似合わなかった人は、深田竜生です。
全員:(笑)
深田:一番似合ってただろ!?金髪かっこよかっただろ!?
鈴木:いや、本当に似合っていなかった。背伸びしている感じが面白かったです。
深田:あれは面白かったよね。
長瀬:僕は悠仁が一番似合っていたかなと思います。他のみんなはパーカーとかちょっとダボっとした服装の中で、悠仁は一人だけ赤いタンクトップにジャージで、昭和の暴走族みたいな感じだったので、本当に関わりたくない感じでした(笑)。
鈴木:山に登る時もサンダルだったからね。
長瀬:逆に似合わなかった人は…檜山くんかな。檜山くんはずっとキラキラしているイメージなので、そんな人に「オラァ!」とか乱暴な言葉をつかってほしくない。
全員:(笑)
檜山:願望なんだ(笑)。
長瀬:そういう願望もありつつ、イメージとは違ってギャップがあって新鮮だったのが檜山くんです。役としては完璧だったんですけど、檜山光成として見たらすごい嫌でした。
全員:(笑)
少年忍者、撮影でのハプニング&冒険に連れて行きたいメンバー明かす
― 山の中での撮影で起きたハプニングや楽しかったことはありますか?内村:僕は虫が大好きなんですけど、東団は僕と青木以外みんな虫が嫌いなんです。山の中に気持ち悪い虫がたくさんいて、それを捕まえてみんなに見せたら嫌がっていたので嬉しかったです(笑)。
瀧:クモとかナナフシとかがたくさんいて、星輝くんと内村くんが触れさせようとするんですよ!有り得ないことをしてくるから、ちょっと嫌いになりました(笑)。
全員:(笑)
安嶋:リュックの上とか小道具に乗っけてきたりして、撮影が始まる時に気付いて「イヤー!」って(笑)。だから帽子ではらっていました。
内村:可愛い龍一郎でした。
安嶋:でもその帽子の中にも虫を入れられていました。
全員:(笑)
青木:僕もやられたんですけど、僕は小さい頃に山の中で育って、虫でおままごとをしていたんですよ。ダンゴムシをお米に見立てたりしていたので、小さい頃を思い出しました!
星&瀧:それ引かれるよ(笑)。
鈴木:安嶋くんがトランシーバーを木にぶつけて、それが周りに伝わるシーンがあるんですけど、ぶつけるのが全然うまくいかなくて、何回も撮り直している姿が印象に残っています。
深田&檜山:それあった!
安嶋:トランシーバーのボタンを押す場所が木に接しないといけないんですけど、僕は不良たちに迫られて後ろに下がる体勢なので、後ろがよく見えなくて。だからカメラの位置を変えたりいろいろ試行錯誤したりして、そこだけで結構時間をとってしまい、あれはタイミングに苦戦しました。
― もしも映画のようなボーイスカウトの設定で冒険をするなら誰を連れて行きたいですか?どんな役割をしそうですか?
長瀬:僕は、琉巧です。すごくサバイバル能力が高そうだし、生き残れそう。一緒にいても楽しいし、知らない食材でも料理をしてくれそうだし、魚の捕まえ方とかも知ってそうだし、一緒にいて死ななそう。
全員:(笑)
鈴木:僕は、自分をもう一人連れて行きたいです。
全員:うわ!かっこいい!
鈴木:趣味でキャンプと釣りと料理をするので、自分がもう一人いればギリギリのサバイバル生活でも普通に暮らせると思います。
深田:あと悠仁はズボンとかで止血もできるよね。
鈴木:古着が好きなんですけど、この前買ったのが軍服で、古着屋の店長に「これは止血できるんだよ!」と言われて、「使うところないですけど…」と話していたのですが、使うところができました(笑)。
全員:(笑)
山井:僕は、彪太郎くんです。彪太郎くんは映画でもプライベートでもすごくしっかりしていて、僕は一人になると不安になるところが多いので、とても信頼できる彪太郎くんに一緒にいてもらって引っ張ってもらいたいです。
檜山:僕は、今隣にいる深田を連れて行きたいと思います。深田とは歯車が合うし、僕は几帳面で深田は大雑把という真逆な性格なのですが、深田の考えることが奇想天外なので、サバイバル生活において自分にはない知恵やひらめきを発揮してくれそう。僕はそんな奇想天外な深田を冷静に制御します。
深田:奇想天外(笑)。疲れるじゃん!
檜山:そっちのほうが面白いかなと思って。
深田:そうだね。今、「歯車が合う」と言ってくれたけど、僕はLil かんさいの嶋崎斗亜を連れて行きたいです。
全員:(笑)
深田:斗亜はほわほわした雰囲気ですごくいい子なので、一緒にいるだけで和むんです。なのでサバイバルで「やばい、もう死ぬ!」という時でも、ほわほわした雰囲気でいられるかなと。やっぱり死ぬ時まで笑顔でいたいので、そんな時でも笑顔でいられるのは斗亜だと思います。
全員:(笑)
檜山:死ぬ前提(笑)。
瀧:生き残る前提で話そうよ(笑)。
深田:あ、そうなの?
全員:(笑)
安嶋:僕は、久保廉です。龍一郎を演じたことで、教える立場が面白いと思ったのですが、久保廉はちょっとできなさそうなイメージがあるので、いろいろ教えてあげたいです。そして僕が教えたことを下の子たちに引き継いでいってほしいです。
檜山:安嶋の後継者を…(笑)。
深田:安嶋の血を閉ざさないようにね(笑)。
安嶋:そうそう。
内村:僕は、檜山です。と言っても檜山というより、劇中で檜山が演じている鷲尾です。
檜山:鷲尾か(笑)。
内村:僕は無人島に行っても多分あまり動かないので、鷲尾みたいに「行くぞ!」と強引に動かしてくれる人がいいです。
青木:僕は、特定の人物があまり思いつかないので、何でもやってくれる人がいいです。
全員:(笑)
安嶋&深田&鈴木:はい!(挙手で自分をアピール)
青木:(スルーして)じゃあ、豊田くん(豊田陸人)でお願いします。
全員:(笑)
青木:豊田くんはお父さんみたいに優しくて何でもやってくれるので、僕は椅子だけを作って座って待っていたいと思います(笑)。
瀧:僕は、鈴木悠仁です。悠仁は料理もできるしガタイもいいので、サバイバル能力が高いオーラが滲み出ているし、さっき「止血ができる」というもっといい情報が聞けたので、さらに好感度が爆上がりしました!
川崎:僕は、内村です。
内村:おー、やったー!
安嶋:死ぬぞ?(笑)
川崎:厳密に言うと、春太です。内村は絶対に連れて行きたくない(笑)。
内村:おいおい!
川崎:根から明るいし、落ち込んでも助けてくれそうなので。死に際も明るくいたいです。
全員:死に際…(笑)。
深田:(自分と)理由が同じじゃん(笑)。
― 歌やダンスシーンも見どころですが、大変だったことはありますか?
内村:僕は帽子が飛ばないように踊るのが大変でした。
川崎:踊り方の癖で個性が出ないように、役になりきってダンスをするのが難しかったです。僕は何もできない役で、それまでのシーンがダメダメだったのにダンスシーンで急にキレキレになったら辻褄が合わなくなるので(笑)、監督と相談して、頑張って役作りをしました。でもあじ(安嶋)はキレッキレでした。
安嶋:僕はダンスが得意なので、ダンスやアクロバットに関しては安嶋秀生をそのまま龍一郎に反映しました。
檜山:あと立ち位置の番号がないから、景色で覚えなきゃいけないことに一番苦戦しました。
内村:でもある意味、番号を覚えなくていいのは楽だったかも(笑)。
山井:天候が晴れで、みんな汗をかいたりしていたし、長時間の撮影というのもあって日の位置がずれて影が変わるから、自分の立ち位置もよくわからなくなったりしていました。
安嶋:確かに、撮影が終わった次の日とかはみんな首が真っ赤になったりしていたよね。
深田:右耳がやばかった!
鈴木:でもみんな焼けて真っ赤になっていたけど、僕だけ全然赤くなっていなかった。
全員:もともと焼けてる(笑)。
― (笑)。楽しいお話をたくさんありがとうございました!
(modelpress編集部)
ストーリー
東京のはずれにある虹色町。ある事件をきっかけに仲たがいをし、東と西に分かれてしまったボーイスカウト団。規律を重んじ優秀で真面目な龍一郎(安嶋)をリーダーとする東団と、明るく自由気ままな虎之介(嶋崎)がリーダーの西団はことごとく対立。ボーイスカウト出身で警察官となった皆んなの憧れの先輩、五十嵐(平岡)が事あるごとに仲裁に入るも、和解の糸口は見えない。ある日、町に引っ越してきた転校生の入団勧誘を契機に、遂に両団は団の存続をかけて決着をつけることに!その方法は、かつて爆発事故が起こって以来、誰も近づかない険しい森のはずれにある廃工場へどちらが先に到着するか。しかし、そこは盗まれた宝石が隠されている、とも噂されているいわくつきの危険な場所だった。噂を聞きつけた和馬(深田)たち町の不良グループも宝石を目当てに廃墟に向かうことになり、3グループは同時に同じ廃墟を目指すことになるが…。
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