(左上から時計回りに)北村匠海、橘柊生、矢部昌暉、泉大智 (C)モデルプレス

DISH//「猫」ヒットの裏に10年間の“泥臭い努力”「自分たちの歴史が血肉になって今がある」<インタビュー>

2021.05.19 12:00

「他の誰も歩めないこの日々に胸よ 騒げ」―――。これは、4人組ダンスロックバンド・DISH//が5月26日にリリースする13thシングル「No.1」の歌い出しだ。2020年、「猫」で一世を風靡した彼ら。アーティストなら誰もが憧れる音楽番組「ミュージックステーション」への初出演、「第62回 輝く!日本レコード大賞」優秀作品賞の受賞、同曲のストリーミング再生回数は総累計3億回を突破。しかし、華々しい活躍の裏には泥臭く努力し続けた10年の歴史があった。

DISH//、新曲「No.1」で新章突入

北村匠海 (C)モデルプレス
北村匠海 (C)モデルプレス
矢部昌暉 (C)モデルプレス
矢部昌暉 (C)モデルプレス
今回モデルプレスは、そんな4人にインタビューを実施。冒頭の歌詞のように“DISH//にしか歩めなかった道のり”、一気に知名度を上げた彼らの“新たな夢”、結成当初から変わらず“最も大切にしていること”…熱い想いをたっぷりと語ってもらった。

北村匠海(Vo/G)、矢部昌暉(Cho/G)、橘柊生(DJ/Key)、泉大智(Dr)から構成されるDISH//。2011年12月に結成し、2013年6月にメジャーデビューを果たした。彼らの代表曲となった「猫」は2017年のシングル「僕たちがやりました」にカップリング曲として収録。アーティストのあいみょんが作詞作曲したことでも知られている。

橘柊生 (C)モデルプレス
橘柊生 (C)モデルプレス
泉大智 (C)モデルプレス
泉大智 (C)モデルプレス
さらに彼らは、2020年の勢いを落とすことなく2021年2月に4thフルアルバム「X(クロス)」をリリース。5月には、約1年4ヶ月ぶりとなる有観客ライブツアー「DISH// Spring Tour 2021『X』」を開催した。

この1年でさらに進化を遂げたDISH//の最新シングルとなる「No.1」は、人気TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」第5期のオープニングテーマに抜擢。疾走感のあるサウンドに加え、今のDISH//だからこそ発信できる強いメッセージ性のある歌詞にも注目だ。

DISH//が「No.1」に込める想い「唯一無二でありたい」

北村匠海 (C)モデルプレス
北村匠海 (C)モデルプレス
― 新曲「No.1」はどのような楽曲になっていますか?

北村:「僕のヒーローアカデミア」のオープニングということで、その世界観にすごくマッチした楽曲です。アニメの中では1つのテーマとして“仲間”というものが描かれていますが、僕もメンバーの存在を感じながらレコーディングが出来ました。聴いてくださる方にとっても、自分の近くにいる人やそういう人たちとの繋がりを今一度心の中で噛み締められる曲になっているんじゃないかと思います。

矢部:ピアノロックとギターロックが上手く融合していて、今までのDISH//の楽曲とはまた違ったタイプの疾走感のあるサウンドになっているので、そこにも注目していただきたいです。

― 実際に「僕のヒーローアカデミア」で流れているのを聞いてみていかがでしたか?

北村:2月に出した「X」というアルバムが僕たちの新たな出発でもあったので、「ヒロアカ」にさらに背中を押してもらっている感覚がありました。この曲がアニメの良いエンジンになれば嬉しいなと思う一方、僕らも背中を押されている感じで…。デビューシングルで「NARUTO-ナルト- 疾風伝」のエンディングテーマをやらせていただいた時と感覚がすごく近かったです。

橘柊生 (C)モデルプレス
橘柊生 (C)モデルプレス
― 最も印象的だった歌詞を教えてください。

北村:僕らはいしわたり(淳治)さんが書いた詞を歌わせていただくのが2度目なのですが、言葉の力を改めて感じさせてくれるので、本当に一語一句逃さずに聞いてほしいという気持ちです。ですが、その中で1つ挙げるならば、Dメロの「誰かが残した名言も 誰かが作った前例も 当てはまらないまま日々が過ぎてく まだ言葉に出来ない まだ形にならない 歪な想い抱いて」というところにすごく共感しました。DISH//という存在が唯一無二でありたいし、誰も描いてこなかったものを僕たちが作っていきたい。僕たちは、歪であろうと常に考えて形にしていく作業をこれからもしていかなきゃいけないだろうし、この歌詞に書かれた生き様と僕たちはイコールで繋がっていると思います。

橘:僕は「世界でいちばん 言い訳が下手になることが 回り回って誰よりも上手く生きる術なら」の表現の仕方がすごく好きですね。僕はあえて回り道をして1つの事柄を伝えるような表現の仕方が好きなので、この歌詞が印象に残りました。

泉:僕は1番最初の「他の誰も歩めないこの日々に胸よ 騒げ」という歌詞が好きです。サビの3行目にも同じ歌詞があるんですが、アニメの冒頭がこの言葉から始まるっていうのが、すごく印象的で良いなと思いました。

橘:サビのこの部分を頭に持ってくるって面白いよね。

泉:確かに。

北村:ここが1番伝えたいメッセージでもあるんだよね、きっと。

DISH//「同じ明日があることを共有できたら」ファンへの想い

矢部昌暉 (C)モデルプレス
矢部昌暉 (C)モデルプレス
― 5月からはライブツアーも予定されています(取材は4月上旬)。有観客での開催は約1年4ヶ月ぶりということですが、今の心境はいかがですか?

矢部:2020年も配信ライブはやってきましたが、ライブって名前通り生でお届けするものなので、僕の中ではライブという感覚から遠かったんです。なので、今回やっとファンの方に生で届けられるのがすごく嬉しいです。去年の生配信ライブの時に、1度だけファンクラブの方から抽選で数名を招待しました。ステージからはっきりと姿が見えたわけではなかったのですが、その場で見ている方がいらっしゃるという情報を聞いただけでテンションが上がったので、今回は「どうなっちゃうんだろう」っていう楽しみがあります(笑)。

北村:やっぱり1年4ヶ月って長かったなと思います。2020年、音楽だけじゃなくて色々なことが止まってしまった中で、僕らが出来たことは曲や配信ライブを作ることで、「距離が離れていても届けることをやめない」というのをテーマにしていました。2021年になって色々なものが少しずつ動き始めて、そんな中で僕らもやっと有観客ライブを打ち出せて1歩前へ進むことが出来ます。ここまで、物理的に離れていても届けることを辞めなかったファンの皆さんとのキャッチボールを、今度は1つの空間の中で近い距離で出来ることを楽しみにしていますし、そういう空間や、同じ空気、同じ明日があることを共有できたら良いなと思っています。

今でもディスタンスや声が出せないなどの制約はありますが、この1年で改めてファンの皆さんと同じ空気を吸える喜びに気付けたので、ライブの日は特別な1日にしたいですし、気合いも入っています。

― このライブをずっと待ち望んでいたファンの方はもちろん、「猫」をきっかけにファンとなって初めてライブに足を運ぶ方もいらっしゃると思います。それを踏まえてどんなライブにしたいですか?
 
北村:「猫」をきっかけに知ってくださった方を良い意味で裏切っていきたいという思いと、久々なので以前から応援して下さっていたファンの方に会ってホッとしたいという思いがあります。このライブが終わった後に、どのファンの方も僕らと歩む未来が楽しみになってくれたら嬉しいです。

「猫」をきっかけに色々なメディアに出演させていただくようになって、さらに色々なきっかけをいただきました。その後「X」がリリースされて、僕ら自身がクリエイティブした曲や様々なアーティストさんと関わらせていただいた曲など、改めてDISH//が10年の中で培ってきた色々なカラーを出すことが出来ています。その前のアルバムから数えて、まだ生で届けられていない曲も結構ありますし、この会えなかった期間に僕らもアーティストとして一皮も二皮も剥けたので、それをしっかり見せたいです。それからやっぱり有観客ライブが出来ることは当たり前じゃないので、1つ1つを大事にして噛み締めたいです。

泉大智 (C)モデルプレス
泉大智 (C)モデルプレス
― 皆さんでライブについて話し合われたりなどはしましたか?

橘:ちょうど先日初めてリハで合わせました。久しぶりにスタジオに入ったら大体何かしら崩れたりするものなんですが、メンバーのフィーリング的なものは全く崩れていなくて、そこにちょっとびっくりしました。新曲も結構多い中で、いつもだったら最初にゴチャゴチャとなってしまうのですが、今回に関しては1回目からフィーリングが良かったんです。

北村:うん、そうだね。

橘:それもあって、今回のライブはすごく特別なものになりそうだなと思っています。

― 最初からフィーリングが合っていた要因は何だったのでしょうか?

北村:2020年は会えない期間もあったし、その中で各々楽曲を作ったり、それを聴いてくれるメンバーがいたり、グループの士気がすごく上がっていたんです。どんどんDISH//というものに対するメンバーの思いも強まっていて。でもなかなかライブが出来ないし、スタジオも入れなかった。そんな中でこないだ久々にリハが出来て、各々が同じ熱量で溜め込んできたものを一気に同じタイミングで放出したからだと思います。僕らもそれを言葉にしたわけではなかったですが、皆言わずもがな感じていたというか。

― 「感じていた」というのは、何か高まるものがあったのでしょうか?

北村:めっちゃ楽しかったんですよね。久々にアンプ通して大音量で演奏したっていうのもありますが、肌で感じるメンバーの音がすごく楽しくて。歌っている自分もそれまでとは全然気持ちが違うというか「あ、これだよね」って帰ってきた感じがありました。

― それを爆発させてお客さんの前に出すとなると、ファンの方も楽しみですね。

北村:そうですね。どうなっちゃうんだろう…!

橘:全く想像がつかない(笑)。

北村:未知だよね(笑)。

橘:1番最初の公演のお客さんに、テンション上がりすぎてめちゃくちゃなものをお見せしてしまう可能性もあります(笑)。

2018年、北村匠海の骨折がターニングポイントに「支え合うってこれか」

北村匠海 (C)モデルプレス
北村匠海 (C)モデルプレス
― 2013年にメジャーデビューをされて、2020年「猫」のブームをきっかけに大きな注目を集めた皆さんですが、これまでの道のりを振り返ってみていかがですか?

北村:色々なことがありましたし、あまり思い出したくない過去もありますが、それが僕らが歩んできた道の中における失敗だったかと言われるとそうではなくて。

橘:いらないものではなかったね。

北村:そう。色々な経験をしてきたからこそ、1人1人がDISH//として「今DISH//にとってどうすべきか」と考えられるようになりました。どこかで違う選択をしていたら今の僕らはないですし、色々なきっかけを全部逃さずに生きてきたので、全部が繋がって今があるのかなって。過去に武道館でやったライブとかも、今見返すことになったら僕は多分2時間震えてると思うんですけど(笑)、そこで感じた悔しい思いも全部今に繋がっています。自分たちの歴史が血肉になって今があるということを最近はすごく感じますね。

矢部:今の僕たちの強みはジャンルレスに色んな楽曲を出来ることだと思っています。例えば、他のバンドアーティストさんは同じ意志を持った人たちや同じ音楽を好きな人が集まって活動するので、何かルーツが見える音楽になると思うんです。でも、僕らはそういう形で集まったわけではないので、それぞれのルーツがあるし、それまでは楽器も弾いたことがなかったし、曲も作れなかったから提供していただいたものを歌っていて。ですが、だからこそ今のジャンルレスという武器があると思うので、DISH//のこれまでの1日1日は無駄じゃなかったなとすごく思いますね。

泉:本格的にバンドとしてやっていくという時に皆の覚悟や決意が見えたんです。そこでお互いの気持ちが一致しました。そこからすぐに何かが変わったわけではないですが、徐々に段階を踏んでやっと今に至れたし、やってきて無駄なことはなかったです。全てに意味があったと思います。

― 今振り返ってみて、最も辛かったと感じたのはいつですか?

北村:僕が2018年の春に、右手を骨折したんです。それでギターが弾けなくなって、その2日後にツアー初日だったんですが、急遽編成も変わり…。ライブ中も2時間ずっと右手の痛みを我慢しながら歌っていたので「どうしよう」と思いました。

橘:全員が「どうしよう」と思ったまま挑んだツアーだったよね。

北村:うん。全てが手探りの状態でしたが、むしろ「支え合うってこれか」みたいな感覚をすごく味わったツアーでもありました。僕はボーカルとして前に立ってるけど、別に先頭なわけではないんです。ボーカルもバンドの中の楽器の1つでしかないし、パズルのピースでしかなくて。だから、それまでもメンバーを頼ってはいましたが、「4人で1つなんだ」というのをその時にめちゃくちゃ強く感じて。むしろ僕たちを良い方向に進めてくれた感じがします。

矢部:匠海の怪我をきっかけに、そのツアーからバンドのサポートミュージシャンを入れるようになったんです。それが「めちゃくちゃ良いね」となって、今のバンドのスタイルにもなっています。なので怪我の功名ではないですが、あれがあったから今のDISH//のスタイルがあると思います。僕らは本当によく壁にぶち当たるのですが、いつも一緒に乗り越えてきたなという感覚がありますね。

橘柊生 (C)モデルプレス
橘柊生 (C)モデルプレス
― そのように壁にぶつかった時は、皆さんで集まって話すことが多いのでしょうか?

北村:話し合うタイミングは、苦しい時に関わらず突発的なタイミングであるんです。去年で言うと、6月の配信ライブの後に、僕が「DISH//について話そうぜ」って言って。そういう話し合いがすごく良い方向に進んだりもします。

むしろ、僕らは付き合いが長いので、壁にぶち当たった時は何を話すわけでもなく、綺麗な慰めをするわけでもなく…。ですが、言葉じゃない感覚のようなものに励まされることはすごくあります。例えば、それぞれが他の仕事をして疲れてDISH//の元へ行くと自然と笑っていたりとか。良い意味で何も気を遣わないので、それが僕らの仲が良い所以でもあると思います。骨折した時も100%悲観的になるのではなく「折れちゃった」って笑えてしまうような感じ。それが僕らの空気なんです。

― 長い年月を重ねてきたからこその空気感があるんですね。

北村:そうですね。以前、メンバーで「続けることが正義だよね」という話もしたことがあるのですが、まさに今それを強く感じています。当時から積み上げてきて、続けてきたから今があるっていう。

― ちなみに、6月の配信ライブの後はどのようなことを話したのでしょうか?

北村:「DISH//」というバンド自体について深く話しました。具体的には、「今このような世の中で僕らは何をしなければいけないか」とか、僕らが今置かれている状況に対して思うことや今後についてです。4人それぞれ、言葉も思っていることも違いましたが、考えるベクトルは同じでした。自分とは違う意見でも、それに対して誰も否定することなく、それぞれが皆の話に頷けるっていう。「誰1人の想いも欠けさせずに叶えたい」となれる話し合いだったんですよね。

― 意見がぶつかるというよりは、進む方向の確認ということでしょうか?

北村:そうですね。そういう会議の時、4人の考えていることはいつも大体固まっているんです。例えばアルバムやライブに関する話し合いの時でも、DISH//としての意見は大体まとまっていて。見ている角度や観点は違っていても、皆同じ想いで同じ方向を向いているんだなと感じます。

DISH//、あいみょんとの出会い・1番大事にしていること明かす

矢部昌暉 (C)モデルプレス
矢部昌暉 (C)モデルプレス
― 「猫」の反響について、この楽曲を生み出されたあいみょんさんはどのような反応でしたか?

北村:とにかくすごく喜んでいました。

橘:関西のママ?(笑)
 
北村:ママというかね、お姉ちゃんみたいになってるからね(笑)。そもそも出会ったきっかけは、昌暉があいみょんのデビューシングルの「貴方解剖純恋歌~死ね~」を見つけて、当時高校生の僕らが皆で聴いていたことだったんです。それを知ったあいみょんのスタッフさんがアルバムを送ってくれて、アーティストとして出会いました。その後、あいみょんが僕が出演していた映画「君の膵臓をたべたい」(2017年)を見て「猫」を作ってくれたり、対バンをしたり、色々なところで関わり合ってきました。なので、この「猫」の反響はすごく感慨深かったし、あいみょんもそう思ってくれていると思います。

泉大智 (C)モデルプレス
泉大智 (C)モデルプレス
― 「猫」で新たにDISH//を知った方も多いかと思います。さらにDISH//の魅力を伝えるためにオススメしたい1曲を教えてください。

北村:僕は常に新しく出る曲が1番好きなんです。だから「No.1」かなと思います。

泉:そうだね。どんどんどんどん僕らは新しい音楽を発信していくので、常にそれを聴いていただきたいです。

橘:僕も「No.1」ですね。

矢部:うん。

北村:今回、カップリングとして収録されている曲も柊生や大智が作ったり俺が作詞したりしているので、このシングルを聴いていただけたら嬉しいです。また、「X」というアルバムは僕らの新たな名刺になりました。その中のメンバー全員で作詞・作曲した「ルーザー」もオススメしたいです。

― 「No.1」と「ルーザー」では、DISH//のどのような一面が見られるのでしょうか?

北村:僕らって決してキラキラしていなくて、泥から何度も這い上がってきたみたいな部分もあって。もちろんそれを包み隠す美学もありますが、僕が「ルーザー」の歌詞を書いた時は「DISH//はありのままでいるべきだ」と思ったんです。なので、僕らがこれまで泥臭く頑張ってきたことが伝わるかと思います。

ただやはり、僕らが1番大事にしているのは、この4人の繋がりとついてきてくださるファンの方々です。「No.1」は僕らが「常に新しくて面白いことをしていこうぜ」と一緒に進み続ける、そんな絆が伝わる1曲です。

DISH//の“新たな夢”と“変わらない夢”

(左上から時計回りに)北村匠海、橘柊生、矢部昌暉、泉大智 (C)モデルプレス
(左上から時計回りに)北村匠海、橘柊生、矢部昌暉、泉大智 (C)モデルプレス
― 最後に今後のグループとしての夢や目標を教えて下さい。

北村:「横浜スタジアムに立ちたい」など昔から掲げてきた具体的な夢もありますが、とにかくDISH//にしか歩めない道を切り開いていくのが目標です。僕らは新しいことに挑戦していく自分たち自身に期待をしているし、逆にその期待を自分たちが裏切らないように挑戦を続けています。その中では失敗してもいいし、なんならたくさん失敗していきたい。DISH//は10年間そう思い続けてきたので、それを貫いていけたらなと。風穴をぶち開けていけたらと思います。

橘:その風穴の1つとして、「自分たちで作った曲でまた大きな舞台に戻りたい」という思いがあるよね。

北村:うん。去年「レコ大」に出演させていただいた時に「僕らは本当にすごいところにいるな」という実感とともに「自分たちが作り上げた楽曲で、またこうして評価されたい」という1つの夢が出来ました。ここまであいみょんに連れてきてもらった部分もあるので、今度は自分たちの楽曲で大きなステージに立つ機会をいただけるよう頑張ります。

― ありがとうございました。

「猫」をきっかけとした彼らの活躍を、美しいサクセスストーリーのように感じる人も多いだろう。しかし、彼らにとってそれはあくまで通過点。「突き上げたNo.1が指さす空の彼方 今よりも高い景色が見たいから」―――新曲「No.1」には、そんな4人の決意が強く示されている。

どんな困難にぶつかっても歩みを止めず、上を目指し続けてきたDISH//。「自分たちで作った曲でまた大きな舞台に戻りたい」という新たな夢が叶う日が楽しみで仕方ない。(modelpress編集部)

DISH//プロフィール

北村匠海
生年月日:1997年11月3日
出身地:東京都
血液型:B型

矢部昌暉
生年月日:1998年1月9日
出身地:東京都
血液型:B型

橘柊生
生年月日:1995年10月15日
出身地:北海道
血液型:A型

泉大智
生年月日:1996年6月1日
出身地:東京都
血液型:AB型
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