綾野剛に“手”褒められた渡邊圭祐「剛さんの手もかわいい」
2021.02.15 08:00
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2021年、さらなる飛躍が注目される若手俳優の渡邊圭祐(わたなべ・けいすけ/27)。直近ではテレビ東京 ドラマ25「直ちゃんは小学三年生」で演じた見事な“小学三年生”っぷりが好評を集める中、フジテレビ系 朝の情報番組「めざましテレビ」では2月のマンスリーエンタメプレゼンターを担当。デビュー以来の長髪をバッサリ切り、爽やかなスーツ姿で生原稿読みにも挑むなど、新境地を披露している。
来月12日には映画『ブレイブ -群青戦記-』が公開されるほか、12月には世田谷パブリックシアターで上演される舞台「彼女を笑う人がいても(仮題)」に出演することが決定。モデルプレスのインタビューでは自身初となる舞台出演への意気込みをはじめ、多岐にわたる最近の活動で感じていることを語ってもらった。
渡邊:機会があれば、という風には思っていました。地元が仙台ということで舞台を観る機会がなく、東京に出てきてこの仕事をすることになってから初めて舞台を観たので、知識が全くないんですよ。どうなるんでしょう。今までで一番挑戦的な作品になるんじゃないかと自分では思っています。楽しみです。
― 主演の瀬戸康史さんはじめ、現時点での共演者の方々や制作陣への印象をお聞かせください。
渡邊:瀬戸さんは同じ「仮面ライダー」出身の大先輩です。ずっと第一線で活躍されている方ですし、ご結婚もされたので、旦那さんになった瀬戸さんとご一緒できるのがすごく嬉しいですね。多分、これはライダーファンの方々にとっても嬉しいペアなんじゃないかとは思います(笑)。
木下(晴香)さんはミュージカル界のすごい方で、今回はストレートプレイということでそこも楽しみなんですけど、空き時間があったらめちゃくちゃ歌歌ってもらおうと思います(笑)。うまい人の歌を聴くのってすごく心地がいいじゃないですか。仲良くなってちょっと歌ってもらうかなと。近藤(公園)さんも色々な作品に出ていらっしゃるので、“いぶし銀”“仕事人”という印象があります。この4人でどんな風になるのかも含めて楽しみですね。
瀬戸山さんの舞台(現代能楽集Ⅹ『幸福論』~能「道成寺」「隅田川」より)を観させていただいたんですが、すごく難しいんですよね。すごく複雑なことをしているというわけでもないんですけど、単純でもなく、色々な仕掛けがストーリーの中で起きていく。ふわっとした気持ちで観たら絶対に理解できない、深い物語を描かれていたので、今回もそういう話になるのかなと思うとすごく楽しみです。(演出の)栗山さんも巨匠ですから。僕は初めてすぎて全くわからないので、散々揉まれてこようかなと。「よろしくお願いします」と、胸を借りる気持ちでいこうかなと思っています。
― 上京して初めて舞台に触れられたとのことですが、その中でも特に印象的だった作品は?
渡邊:「髑髏城の七人」です。僕が人生で初めて観た舞台が「髑髏城」なんですけど、早乙女太一さんがすごすぎて!天魔王似合いすぎてヤバイなってすごく衝撃でしたね。あれがかっこよくて、「舞台ってめちゃくちゃ面白いかも」と思いました。仙台にいると舞台の座組が来ることもなかなか少なかったり、普通に暮らしていたら触れられないものだったので、「髑髏城」はそういった意味でも衝撃でしたね。映画やドラマ以上にエネルギーを持っていかれる。向こうの熱量がガッと届くし、こちらもワッと引き込まれて色々と吸われる感じがして。生ならではの良さだと思いました。
渡邊:髪を洗うのが楽になりましたね。「男の子だな」っていう感じはしてきています(笑)。でも未だにピンときてなくて。髪を切るスパンもわからないし、似合うのかもわからなくて、すごくふわふわしている状態です。
― 特に「めざましテレビ」の放送後は「別人かと思った!」との声も多く。
渡邊:色んなお声をいただいているんですけど、「直ちゃん―」で一緒だった杉野(遥亮)くんは「めちゃくちゃいい!」ってすごい褒めてくれて。あの子は何にも包まずに言葉を渡すというのを心がけているらしくて、だからこそ素直な言葉で「めちゃくちゃいいよ、絶対髪切ったほうがいい!」と言ってくれました。応援してくださっている方々からも「意外といいですね」とか「長いのもよかったですけど」みたいな声をいただいています。ただ、すごい爽やかになっちゃったので考えものですね(笑)。
― 髪型によってイメージが変わるのは良いことですね。
渡邊:そうですね。「どっちにも振れますよ」っていうのはちょっとアピールしていこうかなと(笑)。
― 今の髪型にこだわりはありますか?
渡邊:ないです(即答)。こだわりを持つほど慣れ親しんでないんです。仕事の都合でこの長さではあるんですけど、もうちょい切りたいですね。ちょっと扱いづらいので。次どうしようかな?ロン毛の役来ないかな(笑)。年末の舞台はロン毛でいけないかな、全然標準合わせていくんで!とか思いつつ、絶対に短いですよね、この役は(笑)。
― (笑)。「めざまし」初回の生放送はいかがでしたか?
渡邊:楽しかったです!本当にスタジオの空気感がめちゃくちゃよくて、いいチームだなと思いました。皆さん本当にすごく優しく話しかけてくださいますし、役者がテレビに出る時って何らかの番宣が多いと思うんですけど、そういうのを一切度外視して100で受け入れてくださる。スタッフさんも番組への愛がすごくありながら、生ですごくタイトなスケジュールもこなしていらっしゃるので、さすがプロだなと。それを肌で感じられたのはすごくいい経験ができているなという感じがしました。
― 視聴者の方々からの反響はいかがでしたか?
渡邊:すごくたくさんいただきました。地元の友達からの連絡が多かったですね。みんな会社員として働いているので、出勤までの朝ごはんの時間に「めざまし」を観てくれて。そのままSNSを更新してくれたり、連絡くれたりとか。
― 初回放送では「MIU404」で共演した綾野剛さんからの応援メッセージも届きましたが、綾野さんも放送をチェックしたのでしょうか?
渡邊:どうなんでしょう?わからないんですけど、コメントのことは本当に知らなかったので連絡はさせてもらいました。朝早かったので一旦控えて、昼すぎくらいに「剛さんありがとうございます!わざわざあんなコメントを」と。そしたら何て返ってきたっけな…一言だけ返ってきたんですよね。「よかったよ」みたいな。「絶対観てないでしょ!」なんて思いましたけど(笑)。その後に多分観てくれたと思います。剛さんは「直ちゃん―」も観てくれているので。
― 「MIU404」の時もあのような感じでお話されていたのですか?
渡邊:共演した時間で言うと(星野)源さんのほうが多かった気がして、剛さんとなかなか話す機会は少なかったんですけど、よくしてくださいますね。優しいです。作品に対してもだし、この作品に携わる人には無償の愛を…みたいな方なので、全てを家族のように大切にしてくださる。剛さんは素晴らしい人です。
― 綾野さん曰く渡邊さんは「手が赤ちゃんみたいでかわいい」とのことで(笑)。
渡邊:「MIU404」の時に言われました。菅田(将暉)さん演じる久住とオンラインのやり取りをするシーン。僕の中では源さんと剛さんのお2人とやるのもすごく久しぶりだったし、詰め寄られながら決意して久住をハメてやろうっていうシーンで。「準備できたら本番いきまーす」(スタッフ)となって、みんなメイク直しとかしている中でいきなり「手、かわいいね」(綾野)と。「ほんとですか?」(渡邊)「ハイじゃあ本番よーい」(スタッフ)みたいな(笑)。「え!?今言うんだ!」とか思いながら…。その時にすごいマイペースな方だなと思いました(笑)。
― どうしても手が気になったんですね(笑)。
渡邊:でも剛さんも手かわいいんですよ、実は。「俺も手ちっちゃいのよー」とか言って。今度絶対にどこかで言ってやろうと思います(笑)。
― 今後「めざまし」の生放送で挑戦したいことはありますか?
渡邊:現状維持です(笑)。あの良い空気感の中で甘えるというか。3回しか出演しないので、なかなか皆さんと仲良くなるまでは難しいと思うんですけど、アナウンサーの方と遜色のない生原稿読みをできるように頑張ろうと思います!
渡邊:すごく面白いですよね。本当に面白いなと思ったのが、皆さん感想を送ってきてくださるんですけど、最初は「大人が小学生て!」とか「どんなもんかと思って観たんですけどすごく面白かったです」「小学生にしか見えませんでした」という感想がほとんどだったんです。それが話数を重ねるごとに、このドラマがすごく核心をついているということに皆さん気づいてくださって。そちらの感想ばかりが来るようになりましたね。「すごく考えさせられました」とか、真面目なコメントが多くなって。それはすごく嬉しかったです。
― 本当に最初は単純に笑えるドラマだと思いましたけど、どんどん深みが出てきて。
渡邊:ぶっ飛んだ設定ですごくキャッチーなのに、中身は少しブラックな感じで、小学三年生という設定がそこでめちゃくちゃ効いてくる。本当に良いドラマだなと思っています。
― お金持ち設定のきんべ、とてもお似合いですね。
渡邊:最初に(スタッフの方から)言われたんですよ。「渡邊さんの知性を存分に出してください」って。「俺あんまり知性あるほうじゃないですよ」とは言ったんですけど(笑)。本当にやっていて楽しかったですね。去年の中だと一番楽しかったかもしれないです。4人、仲良いんですよ(笑)。すごい笑って、めちゃくちゃNG出しましたし。あんなにNG出したこと多分ないですね。
他の人が長ぜりふを喋っていて、リアクションとらなきゃいけないのにめちゃくちゃ笑っちゃって。タチが悪いのが、一番年上の(竹原)ピストルさんのところで俺らめっちゃ笑う(笑)。めちゃくちゃ年上なのに、すごくテイクを重ねちゃって申し訳ないんですけど、ピストルさんが悪いです(笑)。
― (笑)。山ちょたまらないですよね。
渡邊:山ちょ、かわいいんですよね。山ちょの優しくてナイーブなところが、物語の中にいい落とし所をつけてくれている気がします。
渡邊:今年は1月から「直ちゃん―」が始まり、また僕の中の新しい一面を出せていると思います。髪を切って、気持ち新たに色々な作品に携わらせてもらえそうなので、まずは3月の『ブレイブ-群青戦記-』をよろしくお願いします。皆様、お体にはお気をつけて。
― そういえばリンゴを1日1個食べているそうですね。(「めざましテレビ」より)
渡邊:純粋にリンゴ好きなんです。帰り道にコンビニ寄るんですけど、僕の行ってるコンビニがリンゴしか置いてないんですよ。普通パイナップルとかもあったりするじゃないですか。リンゴしか置いてないから、リンゴってだけです(笑)。果物の中だと1位ですね。赤いものが好きなんですかね。
― 好きな果物ベスト3を教えてください(笑)。
渡邊:1位リンゴ、2位パイナップル。3位は…最近なんですけど、みかん。小ぶりなみかんをかごで売ってるワゴンみたいなのがあって、それでついつい12個くらい買って食べたらすげぇおいしくて。「みかんってうめえな」と思い、今のマイブームです(笑)。
(modelpress編集部)
出身地:宮城県
趣味:ロックフェス・読書・映画鑑賞
身長:182cm
地元・仙台のモデル事務所でモデルとして活動したのち、アミューズに所属。初のドラマ出演となった「仮面ライダージオウ」(テレビ朝日系/2018-2019)でウォズ/仮面ライダーウォズを好演し注目を集めた。ドラマ「恋はつづくよどこまでも」(TBS系/2020)に仁志琉星役で出演。ドラマ「MIU404」(TBS系/2020)では“特派員REC”と名乗り、自身のサイトで面白おかしく事件の内容を配信する男を演じた。待機作に映画『ブレイブ -群青戦記-』(3月12日公開)、舞台「彼女を笑う人がいても(仮題)」(12月、世田谷パブリックシアター)など。
「髑髏城の七人」で舞台の魅力に開眼
― 安保闘争を題材とした「彼女を笑う人がいても(仮題)」(作:瀬戸山美咲 演出:栗山民也)が舞台デビュー作となりますが、以前から舞台に出てみたいという思いはありましたか?渡邊:機会があれば、という風には思っていました。地元が仙台ということで舞台を観る機会がなく、東京に出てきてこの仕事をすることになってから初めて舞台を観たので、知識が全くないんですよ。どうなるんでしょう。今までで一番挑戦的な作品になるんじゃないかと自分では思っています。楽しみです。
― 主演の瀬戸康史さんはじめ、現時点での共演者の方々や制作陣への印象をお聞かせください。
渡邊:瀬戸さんは同じ「仮面ライダー」出身の大先輩です。ずっと第一線で活躍されている方ですし、ご結婚もされたので、旦那さんになった瀬戸さんとご一緒できるのがすごく嬉しいですね。多分、これはライダーファンの方々にとっても嬉しいペアなんじゃないかとは思います(笑)。
木下(晴香)さんはミュージカル界のすごい方で、今回はストレートプレイということでそこも楽しみなんですけど、空き時間があったらめちゃくちゃ歌歌ってもらおうと思います(笑)。うまい人の歌を聴くのってすごく心地がいいじゃないですか。仲良くなってちょっと歌ってもらうかなと。近藤(公園)さんも色々な作品に出ていらっしゃるので、“いぶし銀”“仕事人”という印象があります。この4人でどんな風になるのかも含めて楽しみですね。
瀬戸山さんの舞台(現代能楽集Ⅹ『幸福論』~能「道成寺」「隅田川」より)を観させていただいたんですが、すごく難しいんですよね。すごく複雑なことをしているというわけでもないんですけど、単純でもなく、色々な仕掛けがストーリーの中で起きていく。ふわっとした気持ちで観たら絶対に理解できない、深い物語を描かれていたので、今回もそういう話になるのかなと思うとすごく楽しみです。(演出の)栗山さんも巨匠ですから。僕は初めてすぎて全くわからないので、散々揉まれてこようかなと。「よろしくお願いします」と、胸を借りる気持ちでいこうかなと思っています。
― 上京して初めて舞台に触れられたとのことですが、その中でも特に印象的だった作品は?
渡邊:「髑髏城の七人」です。僕が人生で初めて観た舞台が「髑髏城」なんですけど、早乙女太一さんがすごすぎて!天魔王似合いすぎてヤバイなってすごく衝撃でしたね。あれがかっこよくて、「舞台ってめちゃくちゃ面白いかも」と思いました。仙台にいると舞台の座組が来ることもなかなか少なかったり、普通に暮らしていたら触れられないものだったので、「髑髏城」はそういった意味でも衝撃でしたね。映画やドラマ以上にエネルギーを持っていかれる。向こうの熱量がガッと届くし、こちらもワッと引き込まれて色々と吸われる感じがして。生ならではの良さだと思いました。
綾野剛も「めざまし」チェックした…?「剛さんの手もかわいい」
― 髪をバッサリと切った姿が話題となっていますが、切ってみた感想はいかがでしょう?渡邊:髪を洗うのが楽になりましたね。「男の子だな」っていう感じはしてきています(笑)。でも未だにピンときてなくて。髪を切るスパンもわからないし、似合うのかもわからなくて、すごくふわふわしている状態です。
― 特に「めざましテレビ」の放送後は「別人かと思った!」との声も多く。
渡邊:色んなお声をいただいているんですけど、「直ちゃん―」で一緒だった杉野(遥亮)くんは「めちゃくちゃいい!」ってすごい褒めてくれて。あの子は何にも包まずに言葉を渡すというのを心がけているらしくて、だからこそ素直な言葉で「めちゃくちゃいいよ、絶対髪切ったほうがいい!」と言ってくれました。応援してくださっている方々からも「意外といいですね」とか「長いのもよかったですけど」みたいな声をいただいています。ただ、すごい爽やかになっちゃったので考えものですね(笑)。
― 髪型によってイメージが変わるのは良いことですね。
渡邊:そうですね。「どっちにも振れますよ」っていうのはちょっとアピールしていこうかなと(笑)。
― 今の髪型にこだわりはありますか?
渡邊:ないです(即答)。こだわりを持つほど慣れ親しんでないんです。仕事の都合でこの長さではあるんですけど、もうちょい切りたいですね。ちょっと扱いづらいので。次どうしようかな?ロン毛の役来ないかな(笑)。年末の舞台はロン毛でいけないかな、全然標準合わせていくんで!とか思いつつ、絶対に短いですよね、この役は(笑)。
― (笑)。「めざまし」初回の生放送はいかがでしたか?
渡邊:楽しかったです!本当にスタジオの空気感がめちゃくちゃよくて、いいチームだなと思いました。皆さん本当にすごく優しく話しかけてくださいますし、役者がテレビに出る時って何らかの番宣が多いと思うんですけど、そういうのを一切度外視して100で受け入れてくださる。スタッフさんも番組への愛がすごくありながら、生ですごくタイトなスケジュールもこなしていらっしゃるので、さすがプロだなと。それを肌で感じられたのはすごくいい経験ができているなという感じがしました。
― 視聴者の方々からの反響はいかがでしたか?
渡邊:すごくたくさんいただきました。地元の友達からの連絡が多かったですね。みんな会社員として働いているので、出勤までの朝ごはんの時間に「めざまし」を観てくれて。そのままSNSを更新してくれたり、連絡くれたりとか。
― 初回放送では「MIU404」で共演した綾野剛さんからの応援メッセージも届きましたが、綾野さんも放送をチェックしたのでしょうか?
渡邊:どうなんでしょう?わからないんですけど、コメントのことは本当に知らなかったので連絡はさせてもらいました。朝早かったので一旦控えて、昼すぎくらいに「剛さんありがとうございます!わざわざあんなコメントを」と。そしたら何て返ってきたっけな…一言だけ返ってきたんですよね。「よかったよ」みたいな。「絶対観てないでしょ!」なんて思いましたけど(笑)。その後に多分観てくれたと思います。剛さんは「直ちゃん―」も観てくれているので。
― 「MIU404」の時もあのような感じでお話されていたのですか?
渡邊:共演した時間で言うと(星野)源さんのほうが多かった気がして、剛さんとなかなか話す機会は少なかったんですけど、よくしてくださいますね。優しいです。作品に対してもだし、この作品に携わる人には無償の愛を…みたいな方なので、全てを家族のように大切にしてくださる。剛さんは素晴らしい人です。
― 綾野さん曰く渡邊さんは「手が赤ちゃんみたいでかわいい」とのことで(笑)。
渡邊:「MIU404」の時に言われました。菅田(将暉)さん演じる久住とオンラインのやり取りをするシーン。僕の中では源さんと剛さんのお2人とやるのもすごく久しぶりだったし、詰め寄られながら決意して久住をハメてやろうっていうシーンで。「準備できたら本番いきまーす」(スタッフ)となって、みんなメイク直しとかしている中でいきなり「手、かわいいね」(綾野)と。「ほんとですか?」(渡邊)「ハイじゃあ本番よーい」(スタッフ)みたいな(笑)。「え!?今言うんだ!」とか思いながら…。その時にすごいマイペースな方だなと思いました(笑)。
― どうしても手が気になったんですね(笑)。
渡邊:でも剛さんも手かわいいんですよ、実は。「俺も手ちっちゃいのよー」とか言って。今度絶対にどこかで言ってやろうと思います(笑)。
― 今後「めざまし」の生放送で挑戦したいことはありますか?
渡邊:現状維持です(笑)。あの良い空気感の中で甘えるというか。3回しか出演しないので、なかなか皆さんと仲良くなるまでは難しいと思うんですけど、アナウンサーの方と遜色のない生原稿読みをできるように頑張ろうと思います!
「直ちゃん―」撮影は笑い絶えず「めちゃくちゃNG出した」
― 直近では「直ちゃん―」でも小学三年生という新境地を開拓されましたね。渡邊:すごく面白いですよね。本当に面白いなと思ったのが、皆さん感想を送ってきてくださるんですけど、最初は「大人が小学生て!」とか「どんなもんかと思って観たんですけどすごく面白かったです」「小学生にしか見えませんでした」という感想がほとんどだったんです。それが話数を重ねるごとに、このドラマがすごく核心をついているということに皆さん気づいてくださって。そちらの感想ばかりが来るようになりましたね。「すごく考えさせられました」とか、真面目なコメントが多くなって。それはすごく嬉しかったです。
― 本当に最初は単純に笑えるドラマだと思いましたけど、どんどん深みが出てきて。
渡邊:ぶっ飛んだ設定ですごくキャッチーなのに、中身は少しブラックな感じで、小学三年生という設定がそこでめちゃくちゃ効いてくる。本当に良いドラマだなと思っています。
― お金持ち設定のきんべ、とてもお似合いですね。
渡邊:最初に(スタッフの方から)言われたんですよ。「渡邊さんの知性を存分に出してください」って。「俺あんまり知性あるほうじゃないですよ」とは言ったんですけど(笑)。本当にやっていて楽しかったですね。去年の中だと一番楽しかったかもしれないです。4人、仲良いんですよ(笑)。すごい笑って、めちゃくちゃNG出しましたし。あんなにNG出したこと多分ないですね。
他の人が長ぜりふを喋っていて、リアクションとらなきゃいけないのにめちゃくちゃ笑っちゃって。タチが悪いのが、一番年上の(竹原)ピストルさんのところで俺らめっちゃ笑う(笑)。めちゃくちゃ年上なのに、すごくテイクを重ねちゃって申し訳ないんですけど、ピストルさんが悪いです(笑)。
― (笑)。山ちょたまらないですよね。
渡邊:山ちょ、かわいいんですよね。山ちょの優しくてナイーブなところが、物語の中にいい落とし所をつけてくれている気がします。
渡邊圭祐の好きな果物ベスト3
― では最後に今年の抱負を含め、意気込みメッセージをお願いします。渡邊:今年は1月から「直ちゃん―」が始まり、また僕の中の新しい一面を出せていると思います。髪を切って、気持ち新たに色々な作品に携わらせてもらえそうなので、まずは3月の『ブレイブ-群青戦記-』をよろしくお願いします。皆様、お体にはお気をつけて。
― そういえばリンゴを1日1個食べているそうですね。(「めざましテレビ」より)
渡邊:純粋にリンゴ好きなんです。帰り道にコンビニ寄るんですけど、僕の行ってるコンビニがリンゴしか置いてないんですよ。普通パイナップルとかもあったりするじゃないですか。リンゴしか置いてないから、リンゴってだけです(笑)。果物の中だと1位ですね。赤いものが好きなんですかね。
― 好きな果物ベスト3を教えてください(笑)。
渡邊:1位リンゴ、2位パイナップル。3位は…最近なんですけど、みかん。小ぶりなみかんをかごで売ってるワゴンみたいなのがあって、それでついつい12個くらい買って食べたらすげぇおいしくて。「みかんってうめえな」と思い、今のマイブームです(笑)。
(modelpress編集部)
渡邊圭祐(わたなべ・けいすけ)
生年月日:1993年11月21日出身地:宮城県
趣味:ロックフェス・読書・映画鑑賞
身長:182cm
地元・仙台のモデル事務所でモデルとして活動したのち、アミューズに所属。初のドラマ出演となった「仮面ライダージオウ」(テレビ朝日系/2018-2019)でウォズ/仮面ライダーウォズを好演し注目を集めた。ドラマ「恋はつづくよどこまでも」(TBS系/2020)に仁志琉星役で出演。ドラマ「MIU404」(TBS系/2020)では“特派員REC”と名乗り、自身のサイトで面白おかしく事件の内容を配信する男を演じた。待機作に映画『ブレイブ -群青戦記-』(3月12日公開)、舞台「彼女を笑う人がいても(仮題)」(12月、世田谷パブリックシアター)など。
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