【RIZIN.26】シバター、ヒカル&てんちむ“炎上軍”の舞台裏告白「人生で最高の日になった」
2021.01.01 07:00
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YouTuberで格闘家のシバターが12月31日、さいたまスーパーアリーナで開催された格闘技の祭典「RIZIN.26」に出場。試合後、花道を歩いたヒカル、てんちむとともにモデルプレスのインタビューに応じた。
シバター、HIROYAに勝利
HIROYAの出場は当日までシークレットで、SNS上で様々な憶測を呼んでいたが、会場で映像が流れると大きな歓声が巻き起こった。1Rはキックルール、2RはMMAルールで行われた試合は一進一退の攻防が続き、2Rを終えて引き分けとなった。しかし、試合後に結果が“保留”へと変更。審議の結果、HIROYAのアームバーによるタップアウトが認められ、シバターのサブミッションによる一本勝ちとなった。
また、シバターは予告通り、人気YouTuberのヒカル、てんちむとともに“炎上軍”として花道を闊歩。入場曲「俺たち金持ちYouTuber」に乗せたダンスも披露し、会場を盛り上げた。
シバター「ちょっとやばいかも」熱戦を回顧
― まずは試合を振り返ってください。シバター:覚えてないですね。覚えてるのは、パンチでダウンを取りましたね。僕もですが、向こうも試合が決まるのが急だったので、倒しにいかないとだめだなっていうことで大振りになったんでしょうね。上手く回転で勝ってダウンを取れたという流れでした。
― リードしていると感じる場面が多かった?
シバター:ダウンの印象があったから、1Rは良かったんですけど後半結構攻撃をもらってて、正直効いてました。コンビネーションをもう1、2発もらったら「俺、ちょっとやばいかもなみたいな。戦えないかも」みたいなレベルにいきそうな予感もありました。
― かなり追い詰められていたのですね。
シバター:かなり効いてましたね。
― 対戦相手が分かったのはいつ頃ですか?
シバター:直前ですよ。だいぶ揉めてたんじゃないですか?でも結局試合決まるのが急で、最初皇治とやるとなった時からそもそも時間がなかったので、とにかく2Rを動ける体力と、実戦の中でパンチを振れる練習、総合格闘技をやってた時の勘を取り戻すことで精一杯でした。なので、相手が誰というよりは恥をかかないように動けるよう練習してきました。
― トータルだと調整期間は1ヶ月くらい?
シバター:1ヶ月もなかったですね。
― 試合までには対戦カードを巡って、皇治選手とSNS上で“舌戦”を展開するなど注目を集めていましたね。
シバター:本当は皇治とやりたかったんですけどね、勝っても負けても。皇治は「五味さんとシバターを並べられて、五味さんを選んだ」と言っていますが、RIZINはそういうオファーの仕方はしないと思うんです。最初シバターの名前を出して、皇治がNGを出して、それで五味さんと戦うという話になったと思うんです。逃げたことに変わりはないから「勝っても負けてもメリットがない」と言えばいいと思うんですけどね。シバターに負けたら笑いものだし、シバターに勝っても当たり前だからうまみがないですよね、僕とやっても。そういう意味で皇治が対戦を回避したのは、大人と言うか当たり前のことだとも思いますね。
シバター、ヒカル&てんちむが「心強かった」
― ヒカルさんから見て、シバターさんはどのように映りましたか?シバター:感動しましたね。盛り上がり方がやばかったです。マイクパフォーマンスやらいろんな魅せ方がすごかったです。
シバター:良かったー(笑)。いつも試合前ってめちゃめちゃ気持ちが落ちてテンションが下がるんですけど、今日はいいテンションでいられて心強かったですね。
てんちむ:嬉しいですね。
― いいモチベーションで試合にも集中しているように見えました。
シバター:2Rで腕十字でHIROYAさんの腕が伸びたんです。それでタップっぽい動きを確認できて、「試合で勝ったら1000万」ってヒカルさんに言われてたから頭の中で“1000万”がチラついたんですよ、「1000万だあああ!」って(笑)。「タップしてる!」って言ったんですけどレフェリーが見過ごして、結果的に僕がずらしたら腕が抜けたっていう感じでした。あの瞬間本当に1000万が見えましたね。(※)
てんちむ:こっちも1000万が見えてましたよ(笑)。
てんちむ「改めて尊敬しました」
― 16年間格闘技を続け、ようやく辿り着いたRIZINの舞台はいかがでしたか?シバター:高校から空手をはじめて、20代半ばで総合格闘技の大きな舞台に行くという夢はなくなったんです。20代前半でなくなった夢が、35歳で叶うなんて思わないじゃないですか。だからこういうチャンスをもらえたのは光栄だし、試合もどうやら盛り上がったみたいなので、感無量ですね。人生で最高の日になりました。2人のおかげです。
てんちむ:良かった。
ヒカル:僕は格闘技を見たことがなかったんです。今回観てみて単純に「面白いな」と思いました。シバターさんをきっかけに格闘技を知って、面白いなと思ってもっと強い人を見てみようとなるなと思いました。僕がそういうふうになったんで。
てんちむ:シバターさんは動画ではおちゃらけてるイメージが強い。でも今日の試合を見て、練習を頑張ってきたのがものすごく伝わったし、それだけじゃなくてパフォーマンスを含めて自分の役割を分かっていて、本当にすごく周りが見えてると思いました。改めて尊敬しました。お疲れ様でした。
シバター:ありがたいですね。
シバター・ヒカル・てんちむ、炎上軍の舞台裏
― 話は変わりますが、花道でのキレキレダンスが印象的でした。どれくらい練習しましたか?てんちむ:盛り上がってましたね(笑)。私たちの後ろにはヘラヘラ三銃士も後ろにいました。
ヒカル:あれは全く練習してないです(笑)。
― 選曲はいつ決めた?
シバター:ヒカルさんとてんちむさんが来てくれるなら、あれしかないなって思ってました。
てんちむ:演出にはすごく力を入れてて、そこは期待に応えられるようにしました。
ヒカル:そこはかなり入念にリハーサルしましたね。
― 当日発表の対戦相手を含め、盛り上がる要素がたくさんありました。
ヒカル:HIROYA選手も良かったですね。出る前にHIROYA選手が隣りにいたんですけど「緊張してる」って言ってましたね。最後にコメントで「盛り上げたいから出た」と言っててかっこいいと思いました。シバターさんの相手しても勝って当たり前、負けたら恥さらしで正直損じゃないですか(笑)。そこで引き受けたのがかっこいいですね。
シバター:男気を感じましたね。
シバター、メイウェザーへ挑戦状?
― 今後“炎上軍”としてやりたいことを聞かせてください。てんちむ:私、炎上軍じゃないんですよ(笑)。
シバター:(笑)。もうこれで炎上軍じゃないですか?今年一番炎上してるんで。
てんちむ:そうですね。大変お騒がせ致しました。申し訳ございません(苦笑)。
シバター:てんちむさんも入れて、ラファさん(ラファエル)、ヒカルさんと私でまたなんか面白いことをやりたいですね!
― 2月に格闘技イベントでメイウェザー選手が来日予定です。メイウェザー選手に向けメッセージをお願いします。
シバター:メイウェザー聞いてるか?前週がローガン・ポールらしいな。日本にも炎上YouTuberがいるってことを忘れんなよ!お前は2月、2連続で炎上YouTuberと対決だ!
ヒカル・てんちむ:(笑)。
シバター:まあちょっと疲れたので、しばらくゆっくり休んで早くYouTubeの動画を撮りたいですね。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
※インタビュー時点ではドロー決着だったが、その後判定が覆り、シバターの一本勝ちとなった。
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